獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

劇団ゲキハロBerryz工房「サンクユーベリーベリー」 観劇2回目

2009-09-20 20:41:35 | コンサート舞台
 「サンクユーベリーベリー」は2度見るべし!!

 昨日は昼と夜公演のチケットを持っていたが、夜公演には入らずそのまま東横インへ。ホテルでゆっくりしたいし、今日も昼公演を観劇するのでまぁいいか。

 今日は東横イン溜池山王をチェックアウトして、永田町駅のマクドナルドで時間つぶし、昼過ぎ池袋へ。噴水広場のスペースではなにやらブラインドサッカーのデモンストレーションをやっていた。

 傍目に東急ハンズで買い物、定期小銭入れ購入5,300円。それと1,050円のうすっぺらなオペラグラスを購入。今日こそは須藤茉麻のさらし姿を凝視してやろうと決意。

 今日は昨日と違って話の流れはわかっていたせいか2時間の公演時間が過ぎるのが早く感じた。最後の「サイクユーベリーベリー」を歌う彼女たち。そこで涙出てきた私デスペア。

 昨日みたときは気付かなかったが、この「サンクユーベリーベリー」の歌には、Berryz工房メンバーのファンに対する感謝の気持ちが込められているように感じた。歌詞はうろおぼえだが、いつも知らないところから見守ってくれていた。いなくなってはじめて気づくありがとう。

 脚本家の塩田さんは寝る子は℃-ute続編で、ヲタの気持ちを代弁したセリフを中年俳優に言わせていたが、今回もヲタが喜ぶような歌をBerryz工房に歌わせている。

 誰にも感謝されず、誰からも必要とされていない独身で子供もいない私に、Berryz工房のメンバーがありがとうと言ってくた。見守っていてくれてありがとうと歌ってくれた。胸にじーんときた。最後列中央の渡井の座席からは、最後の弁天女子学院の合唱シーンでは茉麻が私の真正面の位置。まるで茉麻が私のためだけに歌っているような錯覚。おもわずオペラグラスで茉麻を見るのをやめた。

 今回の舞台をいまいちといった私、前言撤回する。基本書の読み込みがあまかったというか、歌詞やセリフの読み込みが甘かった。  
 この舞台は、2度見るべし。


 デスペア的見るポイント・好きなシーン。

1、茉麻の「うん」
 茉麻と梨沙子がちゃぶ台食卓でさんまとごはんを食べるシーンの最後の茉麻のセリフがいい。好きな先輩と別れて気落ちして食事がのどを通らない梨沙子、はげます茉麻。さんまは秋にしか食べられない。会えないときがあるからさんまはおいしんだよ。と諭す茉麻。

 梨沙子<「さんまおいしいね」

 茉麻<「うん」(小さくだけど力強く、梨沙子を包み込むようにうなづく)

 この茉麻の「うん」がいい。なんともいえずいい。笠智衆の「うん」に勝るとも劣らない。


2、かおりんの棒読みが病みつきなる。

 昨日当初茉麻だと勘違いしていたのは、アップフロントエッグの佐野香織里っていう女の子。Berryz工房メンバーと同世代のように見える彼女。ただそのセリフ回しが実に棒読み。感情がこもっていないように聞こえる。

 ただ、なぜかそれがいい。細い声でかわいい声。初々しい。1年の梨沙子に「かおりん」と呼び捨てにされて

 かおりん<「かおりんって呼び捨てにするな!私は2年で先輩だぞ!」

 この棒読みセリフが好き。

3、茉麻にもたれかかる梨沙子がいい。

 教室で一人悲しみ梨沙子。その梨沙子と携帯で電話する茉麻。その梨沙子は教室の柱に寄りかかっている。

 梨沙子<「ねぇハコ?私がどうして柱に寄りかかっているかわかる?」

 茉麻<「わかるよ 寄りかかっていないと倒れてしまうからでしょ」

 その後、梨沙子は柱でなく、茉麻の肩や背中に頭を寄りかからせる。その格好でゆっくり歩き出す二人。じーんとくるのだけど、笑いも出る。笑えるのだけど、かなしく、ほほえましい。この場面はいいね。

4、須藤茉麻の白のチューブトップと桃子のワンピース

 昨日はっきりと見えなかった、応援団茉麻が学ランを脱いだ時の衣装。最後列付近からオペラグラスで凝視。判明。茉麻は白いチューブトップ(っていうの?腹巻を胸のあたりまで持ち上げたようなやつ)を着ていた。実に胸が強調されている衣装。白い透き通る肩も美しい。

 昨日は茉麻の胸に注目しきりだったが、今日はオペラグラスで桃子を見ていたら、気づく。桃子はピンクっぽい衣装。胸のところに大きなリボンの模様がぱっちわーくされているように見える衣装。そのリボンがちょうどビキニのように胸の位置を覆っている。よく見ると桃子の胸も茉麻と同じように強調されている。横からみると茉麻よりもふくよかに見えた桃子の胸。


 大阪での公演も楽しみになってきた。司法試験の基本書と同じで、何度も見てやっとそのよさがわかるね。

 あそうそう、今日の茉麻は下手花道からの登場、桃子の客いじり?は上手花道。どうやら公演ごとに変えているよう。大阪では私は下手の客席。茉麻か桃子か。どちらもうれしい。

 今日の昼公演終了後ロビーでは明日以降のチケットを販売していた。当日券もある様子。絶賛発売中。

 あなたもBerryz工房からのありがとうを受け取れる!!
 
 
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劇団ゲキハロBerryz工房「サンクユーベリーベリー」@池袋サンシャイン劇場

2009-09-20 08:39:42 | コンサート舞台
劇団ゲキハロ Berryz工房「サンクユーベリーベリー」@池袋サンシャイン劇場

東京遠征して1泊して観劇したけど、来週には大阪でも公演がある今回の舞台。わざわざ遠征してまで見ることはなかったな。

デスペア的見るポイント。

1、茉麻の胸

 今回の舞台の数少ない見所のひとつ。それは茉麻の胸。学ラン長ランを脱ぎすてると茉麻の白い肌。胸が強調されたボディコンシャスなさらし?白いTシャツ?タンクトップ?(最後列の私の目で判別不能)。脱ぎ捨てるとき観客からフゥーという賞賛?の声があがる。茉麻は舞台上で横をむいているので、胸がよりいっそう強調して見える。

 ホテルに事前に宅急便で着替えとか双眼鏡を送っていた私デスペア。いったんホテルによってPCをホテルにおいて、かわりに双眼鏡を持って劇場に行く予定だったのだが、新幹線が大型連休初日ということでぎりぎり間に合うような新幹線の切符しかとれなかった。実に残念。明日は事前に東急ハンズ池袋店でオペラグラスを買って観劇しようと思う。


2、弁天のあの子はだれ?
 弁天高校の当初の3人、梨沙子、キャプテンともう一人女の子がいる。最後列から見ていた私はそれ認識していた。「茉麻はまたやせたなぁ」。

 その茉麻とおもいこんでいた子のなんとまぁオーラのなさ。華のなさ。完璧2人の引き立て役、せりふも少ない。茉麻はいつのまにこんなに魅力が減退したのか・・・・。ショック。前日大阪心斎橋ハロショでいつもなら茉麻の生写真を一番多く買うのだが、今回は岡井千聖を一番多く買う。茉麻はやせてきれいになって世間の評価はあがったのだが、私の評価以前と変わらず、逆にきれいになってむかしのような茉麻ママの母性を感じられなくなって少し悲しい私デスペア。

 その登場した茉麻のような女の子のオーラのなさで、私は思う。茉麻ヲタも卒業かな。

 しかし茉麻が舞台に登場し、思い込んでいた女の子は茉麻ではなかったと分る。いいキャラを演じている茉麻。胸を強調したさらし姿といい、梨沙子とのパジャマトークで梨沙子を励ます茉麻といい。茉麻の魅力は減退していない。

 茉麻の最初の登場は舞台上手そでの小さな花道みたいなところからいきなり登場。応援団として登場。あまりにも大きな声でフレーフレーコールをするもんだから、茉麻の声とは分らず。劇団の女優さんかとおもっていた。そと場面はすぐにまたひっこむので、結局それが茉麻だとは分らなかった。まだ私の頭では弁天のオーラのない女の子を茉麻と認識。

 ママ属性、包容力、ヲタの茉麻像をうまくとりいれているキャラ設定。

3、嗣永桃子の舞台歌。

 嗣永桃子はBerryz工房内では、梨沙子、夏焼についで3番手のボーカルで、いまいち歌に伸びというか余韻がない桃子。でも、今回の舞台では一番嗣永桃子の歌唱法が舞台栄えしていた。梨沙子やみやびはPOPな歌い方で舞台にしてはうすっぺらく感じた。その点、桃子の歌謡はかわいい声なのに野太くよくとおる舞台基準の歌唱だった。以外だった。小春が娘。卒業してモデルを目指すとのことだが、桃子は舞台でもやっていける。

 桃子のソロパートはすくないのだが、だからこそより目立っていた。

 キャラも貧乏キャラで落ちているお金ひろったり、妹が4人いて学校行きながらバイトを掛け持ち公文式の添削のバイトってのは笑った。ヲタの桃子像をうまくとりこんでいる。あぁそれと桃子は下手前方の客席に現れる(もしかしたら下手花道だったかも?)

4、その他
 徳永、夏焼という勉強ができない子は、勉強のできない丸富高校の生徒を演じている。清水はやっぱり劇中でも合唱部の部長を演じている、梨沙子も高校1年生ながら合唱部でリードボーカルの女の子を演じていてそれでいて甘えん坊わがままこどもキャラを演じている。演出家がBerryz工房メンバーの事前勉強をしていることがよくわかる。

 舞台構成も、Berryzメンバーを1つの合唱部でひとまとめにして進行させていくのではなく、熊井、徳永、夏焼の丸富高校、梨沙子、キャプテンの弁天高校、おでん屋でアルバイトしている桃子、応援団の茉麻と4分割し、それぞれの見せ場をうまくつくっている。最後にはみんながあつまってサンクユーベリーベリーを歌う。なかなかいい構成だった。

 ただ、なんというかこの舞台には胸とときめきや、青春の悩み葛藤いらだち、生きる悲しさ、希望が伝わってこない。舞台をみにくるヲタはセンチメンタルなあのころの気持ちを感じたくて、きらきら輝いている彼女たちを見て涙したいのです。あるいは普段のイメージとはちがったメンバーを見たいのです(寝る子は℃-uteの矢島のような)。

 合唱ものとしては、去年の前田憂佳やエッグ出演のつんく作の「あぁ女子合唱部・・・」のほうが感動する。
 合唱劇だが、今回の舞台は合唱というよりPOP歌唱のハモリ。3人で歌っていて合唱とはいわない。
 あぁ女子合唱部と桜の園をあわせたようなせつなさを感じさせる舞台をBerryz工房にはしてもらいたい。

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