獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

点字毎日テキストデータCDが送られてきた。

2013-08-07 22:31:49 | 網膜色素変性症と私
  ここ2週間会社の朝と昼休みに点字毎日の点字盤を読んでいる。読むといっても点字なので触読。網膜色素変性症な私デスペア。視力低下が進行し拡大読書器を使っても新聞などはすごく時間がかかる。そこで点字。点字の練習として点字毎日を毎週購読する私。

 しかしいかんせん点字を読むのがおそいおそい、これなら目で一文字ずつおっていくほうがまだ早い。だけど点字を習得すべく毎日読む。

 でもなかなか読み進めない;このままだと読まないままの点字ニュースがどんどんつみあがっていく。そこで点字毎日のテキストデータ版も購入。年間12500円。点字毎日点字盤は役所の補助がでて年間2000円で購読できる。テキスト版はその補助なし。

 司法試験の勉強法として過去の問題を考えるのではなく問題を解くのではなくいきなり問題文をみてすぐに解説をよむ。そんな勉強法が一時はやった。これには一理ある。勉強したての人が問題を解くのはすごくじかんがかかる。それならまず答えを見てなにが問題をとくポイントなのかを知っておくのが大事。そこでまず答えを読む。合理的。

 この方式を点字習得にも応用してみようと思う私。まず点字毎日のテキスト版を音声読み上げできいて、それから点字盤を読む。私のような点字初心者にはこのほうがいいな。点字毎日はただの点字でかかれた新聞ではなく、視覚障害者向けの記事で構成あされている。今日おくられてきた点字毎日テキスト版では点字を発明したブレイユさんはフランス人で3歳のころにナイフで目をけがして5歳で失明。今はブレイユの生家にそのナイフが展示してあるとのこと。またはりきゅうが戦後GHQによって盲人がおこなうことは禁止されてその撤回をもとめる運動がおきていたこともはじめて知る。

 そんな有益な情報が点字毎日はある。ただテキスト版は2週間分をまとめて1枚のCDに収録して郵送してくるので、スポーツ記事や番組案内などは時機を逸するが仕方ない。

 あそうそう、それともうひとつ知ったのは、デイジー再生器のプレクストークリンクポケット2というのが2011年に発売されていて、それは無線LANでデイジーデータを自動的にダウンロードしてくれるとのこと、私は毎週週刊誌を3冊読んでいるのだが、マイクロSDカードに落とすのがちょっとめんどう。それが自動化されるのね。これは便利。私のリンクポケットはその1世代前あのでその機能がない。もうすこし買うのをおくらせていたらよかったな。

 p.s.
佳林の足はだいぶ悪いみたいだな。これはツイッターでJuice=Juiceのマネージャーに進言すべきだな。
コメント
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