獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

37年間しゃべらなかった男がはじめてしゃべった言葉

2013-08-02 20:42:41 | モーニング娘。と私
 朝の私。5時55分にNHKラジオの音で目を覚ましうつろうつろでそのラジオを聴き、6時15分ごろ起きて顔を洗い髪を洗う。部屋に6時30分までにもどりラジオをABCラジオに切り替えて道上洋三のおはようパーソナリティー道上洋三ですを聞く。ラジオは6時50分の新聞コーナーまできいてそれから朝ごはん。朝ごはんをたべて歯を磨いて7時25分までJuice=Juiceの宮本佳林のブログにコメントを書く。それから家を出る私。

 網膜色素変性症な私デスペア。テレビを見るよりニュースはもっぱらラジオ。特に朝はラジオがいい。今日のおはようパーソナリティー道上洋三ですをきいていて、年老いた母親からのお手紙が読まれていた。

 その年老いた母には37歳の息子がいるのだが、その子は小頭症でねたきりで言葉もしゃべれず施設でくらしているとのこと。ある日そのねたきりのしゃべらない息子が入っている施設のスタッフから電話。

 息子さんの口腔矯正をすればもしかしたら息子さんはしゃべれるかもしれませんとのこと。お願いしますと年老いた母。

 矯正が終わりはじめて面会したとき、息子が親を見てはなした。37年間いきてきてしゃべれないとおもっていた息子がはじめてしゃべった。

 「お母さん」と第一声を期待していた年老いた母親。しかしはじめて息子が親にしゃべったことはたったの英語6文字。。

 「AK○ DVD」

 お母さんと読んでほしかったがAK○DVD。残念のようなうれしいような年老いた母親。今その37年間しゃべらなかった息子の部屋にはAK○のポスターがはってありDVDも買ってあげたとのこと。

ええ話やな。

 っと普通の聴取者ならおもうのだろうが、私はそうは思わない。ハロヲタの私としてはなぜ37年間しゃべらなかった男がAK○なのか。なぜハロプロDVDと言わなかったのか。

 そこで決意。よしこの37年間しゃべらなかった男にハロプロのコンサートDVDをプレゼントしよう。その年老いた母親の住所も37年間しゃべらなかった男の施設の住所もしらない私。ABCラジオに手紙をそえてハロプロのDVDを送ろうと決意。2013年の冬ハロコンDVD2枚と宮本佳林のJuice=Juiceが初お披露目となったひなまつりフェスDVDを彼にプレゼントしよう。

 私からのプレゼントが届いたあと、37年間しゃべらなかった男は私と同じように四六時中カリンカリンカリンと念仏みたいにとなえはじめるだろう。

 できることならガイドヘルパーさんにつれられて37年間しゃべらなかったその男の施設に出向いて、ハロプロの歴史からこれからのハロプロ、ハロプロの偉大さ、そして宮本佳林の高いアイドル性について彼に延々と講義したいくらいだ。良いものを伝えたい、真実を教えたいというこの使命感ににたものはフランシスコザビエルが極東ジパングで布せねばの使命感ににている。

p.s.

まぁプレゼントいっても開封済みで私が一度見た(聞いた)DVDなんだけどね。これを機にABCラジオでまたABCハロプロやねんを放送してほしいな。
コメント
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