悪化してるね。

　ここ数週間でさらに目が悪化した気がする。気がするというよりあきらかに視界がさらに白くかすみがかる。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行している私の目。

　半年前までは食堂の炊飯ジャーがおいてあるテーブルまで歩いてしゃもじをとって自分でごはんをよそう。なんなくできたこの動作。ここ数週間でまずジャーがおいてあるテーブルにすんなりいけない、目でみてたどりつけない。視界が白くかすんでいるため床と壁とテーブルの区別があいまいになっている。それで、まず壁沿いにあるいてジャーがおいてあるテーブルにぶつかってそれでテーブルの位置を確認しそれからジャーを手でさわって認識する。

　老化の消火栓の赤いランプもいままではすんなり見えていてそれを目印に老化の方向や廊下の壁を認識できていたのだが、最近はその赤いランプがなかなか見つけられない。

　朝の通勤ルートでも今までは向こうの建物とその上の空のさかいは認識できていたが、今日みてみると全体的に白くかすんでいて建物と空の境界あかわからなくなっていた。

　うーーん。今はパソコンの文字入力も目で文字をみて入力してるんんじゃなくて音声よみあげで入力しているし、通勤ルートも目で確認するよーりも白杖で確認して歩いているので、目が悪化してもガラリと生活スタイルがかわるわけではないが、なぜかゆううつだな。

　もし目目が悪化して、さらに仕事もなく、収入も不安定だったら、精神的にやっていけないだろうな。今のところなんとか会社にはいけて働かせてもらっているので目の悪化からくる心の動揺や憂鬱はある程度おさえられているんだろうな。やっぱり仕事＝お金って大事だね。

　できる仕事がどんどん減っていって今はほとんど戦力になっていないのが申し訳ないが、その申し訳なさを感じなくてすむような仕事をやりたいな。

P.S.
おこんな憂鬱な気分をふきとばせてくれたのがＪｕｉｃｅ=Ｊｕｉｃｅの植村あかりのブログ。

「Juice=Juiceの植村あかりです(*´▽｀*)
いきなりですが、私は受験生です。
勉強を始めると、勉強に夢中になってしまうので、あんまり勉強はしてなかったんです。

でも、受験生なのでもっともっと勉強しなきゃなーと思いました。」


なんだろうこの勉強をしない言い訳は、私が見たいいわけのうちで過去最高傑作のいいわけだな。