獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

近畿大学通信教育 図書館司書こおーすにもう歯根んだ。

2014-06-07 19:26:26 | 図書館司書資格獲得プロジェクト
近畿大学通信教育 図書館司書コースに申し込んだ。

 今日は朝からガイドヘルパーさんに手引されて東大阪の近大阪線「長瀬駅」まで行き、そこから歩いて15分のところにある近畿大学に行った。網膜色素変性症な私デスペア。はじめてのところは一人ではいけない。そこでガイドヘルパーさん。

 近大に着たのは通信教育の図書館司書コースの説明を受けるため。先日ネットで全盲の人が図書館司書として活躍しているというのを知り、図書館司書に興味をもった私。その人は目はみえないけど、図書館で視覚障害者のための図書館サービスをいろいろやっているとのこと。視覚障害者が図書館に足をはこんでボランティアさんに対面朗読してもらうサービスの調整したり、視覚障害者のためのパソコン講座や、耳と目が聞こえない人向けのパソコン講座をやっているらしい。それに全国には視覚障碍者の図書館司書が20人ぐらいいるらしく「なごや会」という視覚障害者の図書館司書の団体もあるらしいい。

 網膜色素変性症でここ3年で紙の文書はよめなくなり、拡大読書器をつかって白黒反転させて文字を拡大させても一文字一文字ずつ読むのがやっとで読書っていうのは今は耳で聞く読書。こうなってくると会社での私のできる仕事もだんだんと少なくなってきていて私の存在意義がだんだんと薄れてきている。それじゃぁもっと私のできることがおおい職業に転職をかんがえたときに図書館司書ってのもあるかなと思う。図書館司書になるには大学で特定科目の履修が必要で、私は大学時代その単位はとっていないので、どこかの大学の通信教育でその単位をとろうとネットで検索してみたら、近畿大学の通信教育部の図書館司書コースが年談がやすくていいとか言ってあったので、さっそく今日近大にいってみた。

 ほんとはわざわざ近代まで足をはこびたくはなかったのだが、担当者が障害のある方の入学に際しては、一度近代におこしいただいて、どんな状態でどんなサポート(特別措置)が必要か、その中で大学としてどの程度までサポートできるかの確認をしたということだったので、わざわざガイドヘルパーさんに連れて行ってもらった私。

デスペア的近大通信教育図書館司書コースの視覚障害者のためのポイント
1、すべて在宅で試験もうけられる。
 視覚障害者にとっては単位をとるための試験や通信教育ではかならずある大学に行って講義をうける面接授業()スクーリングで、ガイドヘルパーさんに手引されて近大まで通うのは大変。今日長瀬駅から近大まで手引されてあるいたが、商店街の中をあるいて15分ぐらいの距離で、道路の両脇には溝やグレーチングがなく、商店街の看板や自転車などが放置されているので、このルートは一人歩きは難しいなと判断した私。なるべく大学に通わないで図書館司書の資格をとれないかと担当者に尋ねてみたところ。

 平成26年度から、今までは単位試験(科目終末試験という)も近代やその他の会場までいって受験しなくても、ウェブ受験ものが開始されたので、試験はウェブ上でも受けられるとのこと。また面接授業(スクーリング)も平成26年度からわざわざ大学やその他の会場にきてもらわなくてもウェブ上で受講可能(メディア受講という)とのこと。つまりは今年からまったく大学に一度も通わずに図書館司書の資格がとれるようになったとのこと

 あときになっていたのが、科目の中に図書館実習というのがあって、これは自分で図書館にお願いして実習先を見つけてそこで実習をしなくてはならないのだが、視覚障害者をうけいれてくれる図書館は少ないだろうし、そもそも図書館を探すのは大変だとおもっていたら、この科目は選択科目なので他の科目で代替できるとのこと。大学にも通わずに、図書館で実習もせずに図書館司書資格がとれるとのこと。

 これはいいね。家でパソコンですべて勉強できて試験もスクーリングもうけられるのね。これはいね。とおもったら、ちょっとデメリットもある。

2、ウェブ受験、メディア受講のデメリット
 図書館司書の資格をとるためには、通信教育科目11科目、面接授業科目(スクーリング科目)2科目、合計13科目の単位が必要。、通信教育科目の11科目は1科目ごとにレポートを提出し合格し、科目終末試験という単位試験を受験して合格してはじめてその科目の単位がとれる。レポートに合格することと、科目終末試験に合格することが必要。レポートを提出しさえすれば、科目終末試験は受験できる。これはレポート提出してからレポートの合否が判明するまでに1か月ぐらいかかるので、その合否をまっていたら科目終末試験がなかなか受けられないので、レポートを提出さえすれば科目終末試験は愚見できるとのこと。ほかの大学ではレポートが合格してないと試験をうけられないところもあるけど近大はそうじゃない。

 レポート提出もウェブ上で提出できて、科目終末試験もウェブ受験が可能。科目終末試験をウェブ受験んじゃなくて会場で受験する場合は、あらかじめ問題が告知されていて、その告知されている10問の問題の中の1つが当日会場で発表されて、受験者はその問題の解答を解答用紙に記入し、提出。つまりは事前準備がっできる。10問すべての解答例を用意しておいて、試験当日は会場でその中のひとつをはきだしてかけばいい。解答例をつくってそれをおぼえて思い出してかきだすというのは司法試験の論文試験の受験方法とおなじだな。ちがうのは、問題もあらかじめ限定されているということ。これはとってもいいね。

 ただし、ここで科目終末試験のウェブ受験のデメリット。ウェブ受験は家で何を見て受験してもいい、テキストを見ても、自分が用意している答案例を見てもいい、そんな環境なので、会場受験生きとあまりにも不公平なので、ウェブ受験の場合は問題文はあらかじめ告知されない。どんな問題がでるかわからない。これがウェブ受験のデメリット。

 あと面接授業(スクーリング)は会場で受講する場合は受講料8000円だけど、メディア受講の場合は12000円となる。これがデメリットかな。

3、視覚障害者でもウェブ受験、メディア受講できるか
 すべてを家で勉強できて、試験もうけられるのはいいが、視覚障害者だとさらに問題がある。lそれは、はたして音声読み上げソフト(PC-Talker7やJAWS)が近大の通信教育サイトを読み上げてくれるかどうか。レポート提出も、ウェブ受験、メディア受講もすべてそのサイトを見るらしいので、そのサイトが画面読み上げソフトに対応しているかということ。

 レポート提出はできそうだけど、ウェブ受験はどうだろう。ウエブ受験も会場受験と同じように試験日が限定されていて月に1回(年10回)しかない。会場受験とおなじ日、同じ時間にウェブ上に問題がパッと表示されて、それに回答してウェブ上で送信するとのこと。そのぱっとっ問題文が画面に表示されるってのはフラッシュプレーヤーとかで表示されるのかな。HTML形式やテキスト形式だと読み上げソフトは読み上げてくれるのだが、画像やアニメーションであるフラッシュプレーヤーとか動画上で問題が表示されても読み上げソフトがうまく読み上げない可能性がある。あたらしいバージョンのPC-Talker7ⅢやJAWS14.0だと画像の文字もOCR認識して読み上げてくれるけど制度がいまいち。近大のサイトが単純なつくりだといいのにな。どうだろうか?

あと、面接授業をメディア受講するば場合、1コマ60分ぐらいの授業を15コマ、3か月の間に好きな時間にオンデマンド再生して受講する。ただ再生しっぱなしでちゃんと見てない怠惰な受講生もいるので、それができないように、60分の講義動画再生中に3回ぐらい途中でクイズみたいなものが画面上にあらわれて、それをクリックして答えないといけない、ちゃんとパソコン画面の前で抗議をみているかのチェックのためのこのクイズ。ニコニコ生放送のアンケートみたいなやつなのかな?

 このクイズがはたして私にもできるかどうか、ニコ生のアンケートはもうすっかりみえなくなって選んでクリックすることができなくなった私。たぶん選べないだろうな。ただ唯一の救いは、このクイズには参加するだけでよく、必ず正しい答えを選ばなくてもいいということ、そうであれば画面を無差別にクリック連打しまくれば、このクイズはクリアーできるのかな。ちなみにこのクイズにちゃんと答えないと、そのコマの授業は受講したことにならない。

 あとメディア受講では5コマごとに確認テストというのがあり、これは100点をとらないといけないけど、何回もやりなおしができるので、これはヘルパーさんが来て呉れれている夕方に受験すればいいかなと思っている私。

 ウエブ上でのれぽーと提出も、ウェブ受験もメディア受講も、画面読み上げソフトにどのぐらい対応できているのかは担当者も把握していないとのこと。これはいきあたりばったりでやってみないといけないな、視覚障害者のだれかが私の前にためしていないのかな?いないのであれば私がはじめての視覚障害者として近畿大学の通信教育図書館司書コースをすべてウェブ上で受講してみようかな。

4、テキスト
 テキストは1科目1冊あり、近大から配布される。中身をガイドヘルパーさんに診てもらったら、そんなに図表とかなく字がいっぱいのテキストでしたとのこと。それなら家のスキャナでとりこんでPDF化して、OCRソフトで変換してテキストデータにできそうかな?実際にやってみないとわからないな。それにたくさんのページをスキャンするのはとっても時間がかかるので、いわゆる自炊業者にテキストの祭壇とスキャンそしてPDF化までやってもらったほうがいいかな。

 テキストの中で視覚障害者のための録音図書ダウンロードサイトサピエ図書館「にアップロードされているものはないかと検索したところ、4冊のテキストがサピエ図書館にあった。これはたすかる。デイジー図書ではなくどうやらテキストデータのようなので、重要な部分を書きだすのもコピペできそうかな。あともう1冊はボランティアさんが読み上げてくれた録音図書データがあったが、これはちょっと古いバージョンでテキストは改訂版なので中身がどうやらちがうようだ。

5、費用
 1年間の在籍刊で必要なのは入学当初に10万円、スクーリングメディア受講2科目で14000円、スクーリング用テキストとして2科目6000円(そのほかのテキスト代は10万円の中に含まれている)、あと試験をうけるときに1科目500円かかる(要確認)、合計で14万円ぐらいかかりそう。


 以上担当者にきいたことをまとめてみた。一番のネックはウェブが画面読み上げソフトに対応しているかだな。ウェブで受験できなくても、会場受験でも解答用紙用紙に書いて提出しなくても、視覚障害者はパソコン持ち込みOKで別室で試験受験できる(1.5倍の試験時間延長あり)なので、ウェブ受験が難しかったら会場受験に変更してもいいかな。とおもったので、その場で10万円をちかくのATMでおろしてきてさっそく入学手続きをした私デスペア。

 いまならまだ4月入学生きあつかいになるとのことなので、これから来年の3月までの10か月間でなんとか13科目とって図書館司書資格獲得したいな。

p.s.
帰りにコンビニによってJuice=Juiceの宮本佳林の初ソロ写真集の先行カットが掲載されている週刊誌フライデーを買おうとおもったが、雨がふりだしたのでコンビニによらず帰宅した私。近大から長瀬駅までの道の途中にセブンイレブンあったのでそこで飼いたかったな。

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コメント (4)
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