全盲聾の恋

　ふつう、アイドルヲタ10年やってらんないでしょじゃないけど、はじめて行ったアイドルコンサートからはや10年の私デスペア。安倍なつみ、小川麻琴、須藤茉麻、岡井千聖、そして今はJuice=Juiceのエースでハロプロの次期エースの宮本佳林がお気に入りの私。たぶん佳林が最後の推しメンになるんだろうなと思う。網膜色素変性症な私。ここ数年ですっかり目がわるくなってもう人の顔はどうやっても認識できないぐらい。こうなると目で見て顔のかわいらしさやダンスのダイナミックスさで好きになることはないな。やっぱり目あｋらの情報で好きになるかがきまるから、もう私はこれからは推しメンとはあたらしくうまれないだろうな。

　そんなことをおもっている私。先週末日曜日夜7時30分からのNHK第２ラジオの番組、キイテキカセテ視覚障害者ナビラジオを聞いた。今回は、全盲ろうの人が３人登場。

　一人は大学生のときにメモ耳もわるくなってしまった女性、それから３年ぐらいたている彼女。しゃべり方が聾者のしゃべり方だった。耳がきこえなくなって３年でもう昔のようにはしゃべれないのね。

　もうひとりは生まれながらの全盲聾者としてはじめて大学に進学したという20歳男性。彼はしゃべらず、通訳者がラジオではしゃべっていた。彼は鉄道がすきらしく一人で電車にのったりするとのこと。

　そして３人目は東京大学教授の福島先生。彼は18歳で耳がきこえなって全盲ろうになった。だけどとってもひょうきんでちょっとテンションが高い。

　福島先生が全盲ろうの20歳の男性にいうのは、鉄道もいいけど、彼女をつくって二人で鉄道旅行しなさいとちょっと教訓じっみたことをいっていた。

　まぁこれは大人が子供によく言うフレーズなんだけど、ここでふと思った私。

　生まれながらの全盲ろうの彼は、どうやって人を好きになるのだろう。そしてその人は男性か女性かは関係するのかな。男性と女性のくべつは、見た目と、声、そして体宇津木だとおもうけど、普段接していて、体つきにさわることはないので、彼は女性だから好きになるとかいうことはないのかな？。

　もし彼に、女性を感じる手段をおしえずに、彼女をつくりなよときやすく言う福島先生は残酷なんじゃないかなと思った。

　全盲聾者はどうやって異性に恋をするのか、これは哲学的だな。

　千葉のFMラジオ局bayFM78のJuice=Juiceラジオででで、佳林ボイスブログでこのことを語ってほしいな。

　目がみえなくても声やしゃべり方で人を好きになるけど、

　耳がきこえなくても見た目で人をすきになるけど、

　もしメモ耳も見えない聞こえない人は、どうやって人を好きになるんだろう？

　においかな、肌のやわらかさかな、毛深さかな？

　ってここでかんがえたんですけど、人を好きになるって、何を好きになるんだろう？

　ってなぐあいに佳林にラジオで語ってほしいな。