獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

舞台を聞く

2014-08-28 21:41:10 | 雑感
 来月いっぱいでないんてぃないんの深夜ラジオオールナイトニッポンが20年の歴史に幕をおろすというのがさみしいね。網膜色素変性症な私デスペア。目から耳へ。テレビからラジオへということで、最近はラジオっ子の私。

 今日の朝もABCラジオの道上洋三のおはようパーソナリティーですを聞きながら目覚める。そこで劇作家の鴻上尚史が今度大阪でやる舞台「朝日のように夕日をつれて」(8/29から31@大阪森ノ宮ピロティホール)のチケットが売れてないとぼやいている。

 20年ぐらい前週刊誌SPAで鴻上が連載していたエッセイドンキホーテのピアスとかがとっても好きだった私デスペア。お金がない学生だったので、コンビニでそのページだけ立ち読みの私。当時はたしかおぼっちゃまくんのコバヤシよしのりもゴーマニズム宣言とうまんがでオウム事件をおっかけていたな。いまや小林は還暦をすぎたおじいさんで、おじいさんになってAK。ヲタになっているという悲しい現実。たぶん小林さんは子供がいないんだろうな。それならばAK。よりJuice=Juiceのみや宮本佳林のほうがおすすめなのにね。

 そんなことはおいといて、ラジオといえば、最近NHK第2ラジオの夜8時30分からのカルチャーラジオを聞いている。今日はシェークスピアの十二夜について。当時のイギリスでは道化とはきぞ貴族の娯楽として身体障害者や知的障害者がかこわれていたとのこと。障害者はそうやって仕事をもらっていたのね。道化にはシンパシーを感じるね。

 シェイクスピア劇のなかでも道化はでてくるのだが、っその道化は、客観的な視点をもっているように描かれているとのこと。恋に盲目になっている主人公のかたわらで道化はひややかな目で見そして語る。こういった道化の書き方っもいいね。また道化がおかしいいのは、世間の目をきにせず、理解せずいろいろとんちんかなことや行動をする点にあるということ。そこがおもしろいらしい。

 たしかに私の白杖をもって、道路の橋や、壁にそって歩く、もたもたよぼよぼ歩く姿ははたから見ればこっけいだろうな。私にとての日常は、傍から見れば非日常でおかしなことなんだろうな。

 そう見られていると客観的に考えると、私までおかしくおもしろい気分になるから不思議。私は現代の道化師だな。

 p.s.
シェークスピアの時代胃はお芝居は見るものでなく、聞くものだったとのこと。そうならば、私も明日森ノ宮ピロティホールにお芝居を聞きに行こうかな。400年前以上のイギリスの庶民のように、お芝居を耳で楽しんんでこようかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする