獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

リトルグリーモンスターのミニライブ@あべのHOOP に行った。

2015-07-05 23:38:23 | コンサート舞台
 アイドル?アーティスト?

 半年以上前bayFMの宮本佳林がセンターをつとめるJuice=Juiceのラジオ番組の直前に新曲PRの5分コーナーがあって、そこで流れていたのがリトルグリーモンスターという女子ボーカルユニットの曲「放課後ハイファイブ」。トークはばりばりの関西弁なのに、歌がすっごくうまい。数か月後に読んだ雑誌で℃-uteの鈴木愛理が注目のアイドルとしてあげていたのがリトルグリーモンスター。私よりもずっと若いのに歌がとてもうまいと絶賛していた愛理。

 その後iTunesStoreでリトルグリーモンスターの曲を数曲ダウンロード。その中で私のお気に入りはジャクソン5の「I want you back」のカバー曲。とってもうまい。いつか生で歌を聞いてみたいとおもった私デスペア。この歌のうまさはCD音源のうまさなのかライブでも歌はうまいのか。

 ネッとで検索するとすでにリトルグリーモンスターは3rdシングルを7/15に発売。デビューが2014年10月なので、8か月で3作のシングル。 そのリリースイベントとして全国各地のショッピングセンターのイベントスペースでイベント。関西では昨日土曜日が枚方のくずはモール、そして今日が安倍ののあべのHOOP。

 ちょうど今日はハロプロは来週7/11からのハロコンがはじまるリハーサルなので、ハロプロはまったくイベントがない日。よし、あべのに行こう。リトルグリーモンスター略してりとぐりの歌を聞いてみようと。14時からのミニライブに参加した私デスペア。

 会場のあべのHOOPは複合商業施設で、隣には日本一のビルアベノハルカスがそびえたつ。あべのHOOPの1階のオープンスペース。ステージの後ろにアベノハルカスがよく見える絶景。ハルカスを前にしてステージ。ステージはメンバー6人が横並びになるといっぱいいいっぱいのちいさなステージ。イベントスペースも千里セルシーの3分の1ぐらいのちいさなスペース。

 地下鉄御堂筋線天王寺駅の改札でて近鉄阿部野橋駅の改札を目指してあるいて、すぐ目の前があべのHOOP。網膜色素変性症な私デスペア。はじめての場所はガイドヘルパーさんが必須。今日もガイドヘルパーさんに手引されてのあべのHOOP。でも駅の改札からすぐなので今度はひとりで白杖ついてこれそうだな。

 ただ、ハロプロがリリースイベントやるにはちょっとちいさなイベントスペースかな。

 初めての場所ということで1時間前についたので、HOOP地下1階にあるスープストックトーキョーというスープ屋さんへ。去年東京遠征したときに現地のガイドヘルパーさんにおしえてもらったおいしいスープ屋さん。それが大阪にもあると知ってHOOPにあると知ったので行ってみる。オマールエビのビスクというスープと、いちじくのカレーと、すりおろししょうがの神社エールのセットで1150円。ちょっとお高めで客層もほとんどが若い女性で、おっさんは私だけだったけど、とてもおいしかった。

 腹ごしらえもできたので、1階のオープンスペースにもどってリトグリの登場をまつ私。

デスペア的リトルグリーモンスターのミニライブの見るポイント。
1、客層
 100人ぐらいの客で、いつものハロプろのリリースイベントはJuice=Juiceは400人はいるので規模的には小規模なミニライブ。

ただJJのミニライブは95%男性客だけど、リトグリは半分が女性でその女性のほとんどが10代。ポケモンとタイアップしているらしくちちゃい子供もちらほらいた。

 14時スタートのミニライブ。ハローだと1時間前にステージでマイクチェックをかねてリハを1曲やるのだけど、リトグリは14時になって登場してまずはリハ。リハとは言わずサウンドチェックといっていてなんかかっこいい。

 1番の半分歌ってぶつぎりで終了。ほんとのリハみたいだった。ハローだと一応客が前にいるから1曲フルで歌うのだが、李と具入りはそうじゃなかった。

 いよいよ本編はじまり、ステージに再度メンバーが登場してもメンバーの名前をさけぶ客は一人もいなかった。ハロならかりーーんとか必ず叫ぶんだけど、それが一切なかった。ただフーーーとかそういう歓声はあがっていたけど、名前コールはなかった。

 曲中、放課後ハイファイブで、ハイ!ハイブ!って数人の客が曲にっコールいれていたが
ほんと数人だけだった。客はほとんどがクラップだけだった。メンバーもクラップおねがいしますとすべての曲でいっていたよう。

 ちょっとハローのアイドル現場とはだいぶちがうね。

2、コーラス
 30分のミニライブで4曲。途中2回自己紹介とフリートークをはさむ。これはハローと同じ形式。

 2曲目が放課後ハイファイブでデビュー曲で私のiTunesにはいっている知っている曲。

 はじめて生できいたが、CD音源と遜色なかった。ふつう特にアイドルソングだとCDの歌と生歌には大きな違いがあるんだけど、リトグリはほとんどちがいがなかった。これにはびっくり。

 生歌だととくにユニゾンのところとか、複数のメンバーで声をそろえて歌うところなんかはボロがでやすいんだけど、リトグリはユニゾンがきれいだった。というかユニゾンかどうかわからないほど二人の声がひとつになっていたようだった。私の眼では今だれが歌っているかわからないので、耳だけがたよりなんだけど、ソロで歌っているのかユニゾンかわからなかった。それほど歌がそろっていた。

 そしてリトルグリーのグリーとは合唱という意味だけあって、コーラス、ハーモニーがすばらしい。メインボーカルの2人ぐらいがメロを歌っていて、その後ろでコーラスをいれている。きれいにはもっている。一時記はやったゴスペラーズみたいなハモリがとてもきれいだった。

 ハロだとハモリパートのメンバーも声を大きくうたうけど、リトグリはハモリコーラスの人はちいさな声でうたっていてメインボーカルを立てていた。Juice=Juiceの高木紗友希はマジックオブラブのフェイクのときなだ、メインよりも目立つコーラスだけど、リトグリのコーラスはひかえめでメインを立てていた。

 私の耳ではちょっと声がひくくて太い声の子がメインボーカルかなとおもっていたけど、ガイドヘルパーさんによると、メインってのはなくてみんなまんべんと歌ってましたよとのこと。ハローだとメインボーカルがいてほとんんどパートのないメンバーがいるっていうのがおきまりだけどー、リトグリはみんな歌っているのね。

 まぁリトグリはハローとちがってダンスをしながらの歌ではないので、もし全然歌っていないメンバーがいたらダンスもせずにただリズムとているだけになってしまって存在意義がなくなるのかな。

3、宣伝のうまさ
 終演後にCDを予約してくれた人はイベント参加券が1枚もらえて、個別撮影会かグループ撮影会かハイタッチ会のいずれかに参加できる。

 終演後見ていたら、メンバーはステージから客席におりて、撮影会がスタート。撮影会とは客がもっている自分の携帯のカメラをスタッフに渡して、その携帯でメンバーと2ショットやグループショットをとってもらうというもの。

 個別撮影会は、個別部ブースがあるわけでもなく、6人のメンバーの前に客がすすみでて、一人のメンバーを指名してその子と撮影。その間ほかの5人のメンバーはうつりこまないように体をよけている。なんかおもしろい絵だった。メンバーはその場で指名できるようで、もしハロ、Juice=Juiceでこんな風に指名する撮影会があったら人気の差が一目瞭然で、みやもとかりんが連続して指名かかっちゃうんだろうなと思った私。ハロでは基本撮影イベント参加券はランダムでどのメンバーと撮影できるかはランダムつまりはどのメンバーとの撮影イベント枚数は同じ数なので人気の差が表にでない。だけどリトグリはあからさまに人気の差がでそうだった。

 個別撮影は10分うぐらいで参加者は20名ぐらいだったかな。

 その後のグループ撮影会はもっと人数がすくなく数分で撮影会終了。そして最後のハイタッち買いは数十秒で一瞬にしておわった。これにはびっくり。というかハイタッチ会は参加券1枚、個別撮影は参加券2枚必要ってすればいいのにと思った。

 50名ぐらいの客がのこっていたけど実際に撮影したりハイタッちしたのはそのうち半分ぐらいかな。そのほかの客はどうやらじっとメンバを見ていたようだった。20分ぐらいで撮影ハイタッちおわり、最後にステージで一人のメンバーが感謝のことばをのべて、みんなでリトルグリーモンスターでしたと言ってはけて終了。これはハローと一緒だな。この最後のあいさつを聞きたくて最後までのこっている客意外とおおかった。

 ハローとちがうのは、スタッフの少なさ、ハローだと握手会のときはステージの両端にガードマンがにらみをきかせていて、手荷物はすべて配布されたごみ袋にいれて、握手するときはそのごみ袋をスタッフにわたして、握手終わって最後にそのごみ袋をうけとるという方式。ごみふくろ係りのスタッフもいれば、握手が停滞しないように客をながすスタッフもいる。だいたい15人ぐらいのスタッフが握手会にかりだされるけど、今日のリトグリはほとんどいなくて、レコ度会社の人g化マネージャーみたいな人男女の2名とあと数人のアルバイトスタッフでまわしているようだった。

 あとハローとちがって宣伝がうまいなとおもった。開演前にボードをもったおにいさんがうろうろしていて、そのボードを撮影してツイッターにあっぷしてツイートすれば、そのツイートしてくれた人の中から抽選でサイン入りポラがもらえるとのこと。そのポラは夕方にこの会場でスタッフからもらえるとのこと。今日は2部あって1部に100人ぐらいの客で、そのうちツイッターをしている人はすくないようで、あまり撮影している人はいなかった。たぶん当選確率はかなり高いと思う。ハローでもっこういったツイッター連動企画したらいいのにな。ちなみにリトグリのハッシュタグは #リトグリなう だった。家に帰ってから検索かけてみたら数人ぐらいしかツイートしてなかった。えっつそんぐらいなのとびっくり。ただ私のパソコンはうまくツイッターを表示できないのでほんとはっもっとツイートおおいかもね。

 あと、ミニライブ中に携帯での撮影はOKというのも宣伝効果をねらってのことかな。3年ぐらい前まだ佳林が研修生だったころ横浜BLITZで行われたハロプロ研修生発表会では一度だけ携帯でステージの撮影OKのときがあったな。ハローももう一度撮影解禁にしたらいいのにね。その画像と一緒にツイッターとかSNSで拡散していくのも宣伝にはなると思う。

 それと開演前にチラシを2枚もらった。1枚はツイッター連動企画の説明チラシで、もう1枚は9月からはじまる全国ツアーのスケジュールいチラシだった。こういう地道な努力もいいなと思った。

4、その他
・新曲の一度きりの人生の間奏で、さだまさしの曲のなかのらららーとにたようなメロディーを歌っている部分があった。さだまさしのなんという曲だったかな?タイトルがおもいだせない。そうだ関白宣言の最後のメジャーに転調するあのラララの部分だ。

・はじめのMCは自己紹介をかねて、最近みたいと思っている映画を一言行ってから名前をいっていた。ラブライドとかなんとかなんとかとかほとんど私の知らない映画ばっかりだったけど、ひとりマナカっていう子が「みんなエスパーだよ」が見たいて行っていた。これはtレビドラマの時に真野恵里菜も出演していたやつだったのでこれだけは知っていた。稲場愛香のマナカと同じ名前だったので憶えている。この映画MCはたんたんとながれていって、一度だれだれちゃんんからもらった券でいこうとおもっていたけどほかの子にあげた、今度はマネージャーさんにまたもらって一緒にいこうっというたわいもないトークだった。いきあたりばったりのトークぽかった。2つめのMCでは新曲タイトル一度きりの人生にかけて、ひとりのメンバーが熱くかたっていたけど、うまくまとまらずグダグダになっていて、私何が言いたいんだろうと自分んでつっこんでいた。富津鵜そこで客席からも笑い声があがるんだけど、笑い声あがらず。客もそのメンバーのキャラクターをまだ把握していないようだった。この子は笑っていいのか、まじめに聞いてあげたほうがいいのか、客席は判断がつかないようだった。その子は、一度きりの人生、私も2年前にぐらいにオーデション合宿をうけて、一生懸命やってきた、これからもがんばる、と気持ちはとっても熱いんだけど、一度きりの人生とはあまり関連がなかった。トークではJJのトークはもりあがらないといわれているけど、リトグリとくらべたらJJもトークはうまいね。あと同じ熱い子まゆって言う名前だったかな?(が私は昔ここに遊びにきてて、このイベントスペースのステージを見る側だったのに、いまではこっち側にいる。というようなことを熱く語っていたけど、熱き雰囲気は伝わってくるのだが、何を伝えたいのかはよくわからなかった。もうすこしまとめて事前準備してトークしたらいいと思う。

・リトグリは本格派ボーカルユニットでとっても歌がうまくて、スタ入り集なのに、メンバー6人中3人がなんと大阪出身でばりばりの大阪弁ん。ちょっとギャップがありすぎだと思った。JJの植村みたいなスマートな関西弁じゃなくて、バリバリの関西弁、というかそこらの元気な大阪女子高生がしゃべっているような感じで、アイドル性がまったくかんじられなかった。あと衣装もみんなバラバラで熱き女まゆは茶髪でパーマでヘソだしホットパンツというギャル衣装、だと思えば白いワンピースの子もいれば、だぼだぼなヒップホップな衣装の子もいて、いまいち統一感がない。ウィーン少年合唱団みたいにセーラー服で統一したほうがいいとおもうんだけどな。)

・3曲おわって、まだ新曲の一度きりの人生は歌っていない状態で、この曲はCMソングになっているので聞いたことがある人もいるかもしれませんね。じゃここでアカペラでちょっと歌ってみますねとアカペラ披露。ここでアカペラ披露するのなら最後の曲は新曲歌わないのねとおもっていたら、ちゃんとアカペラでも歌った新曲を最後にうたったリトグリ。あのアカペラ披露はなんだったんだろう。アカペラで歌って実力を見せつけたってとこかな。

・私の隣は大学生っぽいカップり。女性がファンらしく、男性のほうは歌うまいねと何度もいっていた。こういうカップルハロ現場ではほとんどいないから新鮮だった。 

 はじめてリトグリのミニライブに参加しておもったのは、その歌唱力の高さ。ポップス合唱団とも言ううべきか、とても歌がうまくてハモリコーラスもきれい。歌い方もストレートなうまさで、音程をはずすってことはまったくない。抜群の安定感。曲のオケもハローみたいにごちゃごちゃしてなくてビートオンとかんたんなリズムをきざんでいてそのおかげで声がとてもよく目立っている。ハローもリトグリの歌のレッスンの先生を招へいしてレッスンうけたらいいと思った。そうすればハローの歌唱もさらにひろがると思った。

 ただ、リトグリは歌は本格派なのに、売り方が中途半端のように思う、もっとアイドルアイドルっぽいところをだしていけばいいとおもうんだけど、そこらへんの高校生をあつめましたって感じがすごくして、一人ひとりは誰一人自分はアイドルとは思っていないような雰囲気だった。またアイドルに必要な未熟さ初々しさが歌声からは感じられず、逆にトークはそこら辺の女子中高生の立ち話どまりで、ハロヲタ歴12年の私からするとなんかものたりない。アイドルは彼女たちがいま歌わないともう歌えないようなそんな彼女たちの今を歌う歌こそアイドルソングだとおもっている私デスペア。リトグリは歌がうまいのだけども、歌がうまいからこそ、別に今うたわなくてもいいようないつでも歌えるような歌をうたているような気がする。アイドルファンは今しか聞けない歌だから現場に足をはこんで機構とおもうんだけど、リトグリにはそれがない、ただ歌がうまいから危機に行こうっていう気持ちぐらいしかわきたてさせない。

 たぶん、リトグリがハロプロ研修生の「テーブル席空いててもカウンター席」をめっちゃうまくうたったとしても、ハロプロ研修生がうたうほどに胸キュンんは感じないと思う。あの楽しげが曲の裏にある切なさ、はかなさ、というのはハロプロ研修生が歌ってこそだせるもの。ハロプロ研修生はその歌はまさに自分のこととして歌っているんだろうけど、リトグリが歌う学園ソングはどこか第三者的になっちゃうんだよね。そこが胸キュンをリトグリからは感じない原因だと思う。

 もしセンチメンタルや胸キュンを感じたいのなら、ハロプロがおすすめ。それを再確認できた一日だった。

大阪だと9/13日曜日にゼップナンバであるハロプロ研修生ライブか、それとも9/22(祝)に森ノ宮ピロティホールであるリトルグリーモンスターのライブに行くか、迷っているあなたはどちらも行ってみてね。そうすればあなたに胸キュンが必要かどうかわかるはず。
セットリスト@あべのHOOP1回目14時開演
サウンドチェック
1、ガオガオ・オールスター
MC 見たい映画と自己紹介
2、放課後ハイファイブ
3、知らない曲 セカンドシングルかな?
MC 告知など
4、)人生は一度きり
終演後、個別撮影、グループ撮影、ハイタッチ会 14::50にはすべて終了。

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