大阪法務局へ大金をリュックにいれていってみた。

30万円

私がいままで生きてきて、現金を一番多くもって外出したのはいつだったか思い出してみる。こどものころは、１万円札なんかもって、外にでたら、ドキドキがとまらなかったね。

それから、大学に入学して、当時は、半年で、20万円のがくひ。それを、親からおくってもらって、口座から引き出し、大学へはらいこみ。いや実際にもっていくのではなく、いったん、口座から引き出して、それを、銀行窓口にもっていくんだったかな。それでも緊張したね。郵便局で現金をおろして、別の銀行へ支払いにいっていた思い出。しばらくして、それはしなくてよくなった。親に振り込み所をおくって払ってもらっていたのかな。なぜだろう、私が使い込んでしまったことがあったのかな？思い出せない。
あとは、大学を卒業する前、司法試験を受けようと思い、その当時できたばかりの、伊藤真の司法試験塾の在宅受講のお金を、友人からあずかって、それを払い込んだ記憶。50万ぐらいだったかな。それが一番大きな現金を持ち歩いた経験かな。

50万とはいかないけど、きょう、退勤、30万円をりゅっくにいれて、大阪法務局供託係へ。ＮＨＫ大阪ホールの近くなので、なんども来たことのあるエリア。

昨日、現金を郵便局でおろして、こそこそとリュックにいれて、家にかえる。目の見えない私。だれかにあとをつけられていないか、すこしびくびくしながら。家に帰って、ヘルパーさんに私のリュックの中に大金があることを感づかれないか、気にしながらひとばん過ごす。
朝、早く起きて、早めの電車にのって、谷町四丁目駅へ。8時すぎには到着して、供託所は9時から、なので、谷町四丁目のマクドナルドで朝マック。250円のチキンクリスプマフィンとコーヒーのセット。朝8時すぎなのに、マクドは大繁盛。列が6人ぐらいできていた。このあたりは官庁街、大阪府庁やいろいろ役所があるので、サラリーマンが出勤前にたちよっているみたい。私の前に注文した男性客は、朝から、なんとセットで790円も支払っていた。サラダとかハッシュドポテトかいろいろつけてこの値段。びっくり。コンボセット250円を教えてあげたくなった。

客席は２階席。土日の昼間とちがって、実にしずか。みんなひとり客みたい。たまにパソコンをたたく音がするぐらい。私も、佳林ブログにコメントするため、持参の折り畳みキーボードでパチパチ。
字前になったので、マクドをでて、大阪法務局へ。大手前合同庁舎というとの４会。ＮＨＫ大阪ホールの北側の車道をはさんで、はすむかい。点字ブロックがほぼつながっていてなんとかたどりつけた。
ガードマンがみつけてくれて、４４階まで手引きしてくれた。供託のための申請書はＯＣＲシートにあらかじめボールペンで書いてもらっていたので、すんなり受付もおわって、5分ぐらいたったら、またよばれて、隣のカウンターで現金を支払う。そして、供託書をもらう。この供託の仕事に、たくさんの職員がかかわっているよう。ただたんにお金をあずかって、紙をを発行するだけなのに、たくさん職員がいた。デジタル、電子マネーの時代、もっと、デジタルをとりいれれば供託所ももっと便利になるのになと思った。

さて、この30万円は、ちゃんとわたしのところにもどってくるのか、それとも没収されるのか。その結果は4月23日にならないとわからないね。ドキドキ。大金をもって外にでるぐらいドキドキだね。