喜びのタネをまこう
6月といえば、梅雨、そして、株主総会の季節。30年ぐらい前は、総会屋とかいう人が、株主総会で、乱暴な質問をしたり、進行をさまたげたりして、いやがらせをしていたらしいね。でも、いまでは総会屋っていう言葉はきかないね。
その総会屋対策として、大企業は、同じ日に、株主総会をやる。総会集中日はたしか6月29日木曜日のよう。同じ日に株主総会を新市合わせたように実施することで、総会屋も、そこまに人数を投入できないのよね。
平日にある株主総会。私も、もう25年ぐらい前から株式投資をやっている
たしか、そのころはソニーショックといって、ソニーの株価がたしか3000円をわったころ。その時に、ソニーの株価を買った私。いまだと、ソニーの株価っていくらになってるんだろう。結局、値上がりする前に売ってしまった記憶。
株式投資をしていると、6月にたくさんの郵便物がとどく、株主総会の招集通知書。いままで一度も株主総会というものに参加したことがない私。
でも、この４月で豊中市役所を退職し、
毎日が日曜日になった私。時間はたくさんあるので、はじめて、株主総会なるものにいってみることにする。大阪で株主総会がおこなわれる企業にしぼってしらべる。
すると、今日6月23日金曜日、朝10時から、おおさか、中之島の大阪国際会議場グランキューブ大阪で、ミスタードーナツの会社、ダスキンの株主総会がおこなわれることを知った。
今朝は、東京から夜行バスで大阪駅に到着。朝6時ちょうどに大阪駅に到着。近くのマクドナルドで、時間をつぶす。朝マック250円、コンビセット、ソーセージマフィンとホットコーヒーのセット。それを食べながら、ガイドヘルパーさんを待つ。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。はじめての株主総会なので、確実な手引きをうけたいので、ガイドヘルパーさんをお願い。
8時45分にガイドヘルパーさんと合流し、その後、JR大阪駅の大阪シティバスのりばから、なんば方面へのバスにのる。渡辺橋、国立美術館前をとおって、堂島大橋みなみというバス停で下車。ここがグランキューブの最寄バス停。
グランキューブでは、昔よくハロはライブをやっていた、なっち、後藤真希、あやや、あとモーニング娘。もしてたかな。それが今から15年以上前の話。ここ10年はグランキューブでのハロプロのライブはなし。
これはおそらくハロプロはできんになったとおもわれる。ハロプロがグランキューーブでライブをやると、建物がゆれるゆれる、建物の上にコンサートホールがあり、当時はまだハロプロはライブ中、客が客席でジャンプするのが当たり前だった。すると、客席がゆれるのではなく、建物全体がゆれる。おかしな建物。同じような構造で、上のほうにホールがあるNHK大阪ホールではこういった建物の振動ってないのにね。
昔はよく来ていたけど、最近だと、コロナワクチンのためにきたぶり、２年m、もう３年前かな。なつかしいね。
グランキューブの5階まであがり、そこで、受付。株主招集通知ハガキをみせて、かわりに、セリ番号がふってある、ハガキをもらう、そのハガキをクリップにとめて、クリップからひもがのびているので、それを首にかける。私の整理番号は200番。
200番だけども、それほど株主はいない。10時からなので、まだ1時間ほどある。人は少ない。ガイドヘルパーさん用にも首からぶらさげカード、介助者というカードをもらってぶらさげる。受け付け終わって、ひとつ上の階へ。
そこは、大ホール。てっきりどこかの会議室でやるとおもっていたけど、あの、かつてハロがコンサートをしていた大ホールで株主総会やるのね。開始は10時、結局、100人ぐらいの株主がリアル出席していた。ガラガラの大ホールだった。もったいないけど、株主総会ってこういうものなのね。
デスペア的はじめてのダスキン株主総会のポイント
１、おつとめ
私がダスキンの株主総会に興味をもったのは、もしかしたらミスタードーナツかなにかがもらえるんじゃないかとおもったことと、もうひとつ、株主総会前のおつとめという儀式。
ダスキンでは、会社の定款にも、いのりの経営というのが盛り込まれているようで、ハンニャシンキョウの教えから、世界平和、平和のためのあきないというのが理念らしい。
このことを忘れないために、ダスキンでは毎朝始業前と、会議の前などは、かならず、このオツトメをするとのこと。今日の株主総会もこのおつとめをまず先にしてから。そのあと総会。
9時30分から10分間のおつとめ。私は目が見えないので、どうすればよいか事前に社員にきく、すると、社員はおしえてくれた。
おつとめのはじめとおわりに、カチという拍子木みたいな音がします。それが、合図です。立つかどうかは自由ですが、社員はみんな規律します。
その事前予習のおかげで、私も無事おつとめに参加できた。
最も前の席にじんどった私。すると9時30分になると、まず、足音が聞こえる。20人ぐらいの足音。私の目の前をとおっていく足音。ステージの手前、客席の前。そこにずらーっと20人ぐらいのスーツを着たダスキン社員が並ぶ。ドウシとよばれている人たちのよう、とうか、おそらく、社員をドウシとよんでいるんだろうね。
その後、すぐに、きれいな拍子木の音がする、とてもすみきった、よくとおる音、これが木材から発せられた音とはおもえないほど、甲高い、きれいなクリスタルな音色。
客席も立ち上がり、みんなでハンヤシンキョウを唱える。私もガイドヘルパーさんもハンニャシンキョウは知らないので、入り口においてあった紙をみながら、残念ながら点字の紙はなし。私は、見えないので、ただしいお経をとなえることができないので、場の空気をみださないように、口パク。隣のガイドヘルパーさんはちゃんと、小さな声ながら、モゴモゴ唱えていた。
シキソクゼクウ、クウソクゼシキ
有名なハンヤシンキョウのフレーズ。
お経のあとは、シャクンのようなものを３つ唱える。リーダーのあとに、唱えるドウシと私たち株主。
そのシャクンの中で印象的だったのが、喜びのタネをまこうということ、たのしく仕事をしていこう、そうすることがお客様にも喜びをあたえられる。仲間と喜びをわかちあうことで、はじめてお客様にも喜んでもらえる。もし、損と説くの道があったら、損の道をとる。
これを毎朝となえているのね。いい習慣だとおもった。こういったケジメというか、毎日、自分を客観的に見つめなおすということは大事だよね。朝のルーティーン。
２、株主からの質問
10時からは壇上にダスキンの社長や取締役などの幹部が登場し。まずは、監査役による決算報告、その後、社長による事業説明。英映像をつかったの事業説明。途中、ミスドのテレビCMも一度ながれた。
その後、株主から事前にもらっていた質問のうち、ダスキン側が選んだものに対して、社長が回答する。幹部に女性割合がすくない、などいろいろな質問。
その後、リアル出席している客席の株主からの質問タイム。一番はじめに手をあげる私。一番に指名される。
立ち上がり、マイクで質問する。
私が質問したのは、
私は、全盲の視覚障害者株主です。阪急曽根駅のミスドをよくつかっています、店員さんの、声掛け手引き
にいつも感謝しています。このホスピタリティは、こういったおつとめによるものだなと今日はじめてしりました。
質問と要望２点。
まず質問は、株主優待券の期間が6か月しかないので、1年にしてください。ほかの会社はコロナをさかいに株主優待券の有効期限をのばしているので
これに対してて、社長は、モスバーガーとの株主優待券の相互利用をやっているので、ダスキンだけではきめられない。検討します。との返答。
でもここで思う私、モスの期限って1年になったんじゃなかったけえ？
次の要望は、
ホットコーヒーを陶器のマグカップでのめるのはうれしい。ひとつお願いは、ぜひ、フタをつけてほしいということ。コーヒーのあつさを長持ちさせたいのでマグカップのフタをつけてください。
これは、社長ではなく別の取締役が、ご意見うけたまわりましたと返事。
今後、ダスキンの株主優待機関がのびたり、マグカップにフタついたら、それは、盲人株主の質問によるもの。ぜひ、実現してほしいね。
３、そのほかの質問
そのほか、リアル出席株主からの質問としては
これからドーナツは値上げするのか、吹田のエキスポシティのミスドに以前はパスタめひゅーもあったがいまはなくなった、
訪問販売、掃除道具レンタルについては、家事援助サービスは高齢者だけでなく障碍者をターゲットにしてみては、学校にちりとりとほうきのかわりに、モップを導入するとのことだったがその実績は、
いろんな質問がでておもしろかった。知らないことばかりだった。ダスキンは台湾や外国ではビックアップルというお店で展開しているのもはじめてしった。
剰余金も内部留保も1000億円？ぐらいあるといっていたかな。100億円のまちがいかも。こうやって実際に株主総会にいって、説明を聞き、質問をする、こうすることで、なんかダスキンが好きになった。ダスキンの株、かいまししたくなった。
結局、ドーナツはもらえなかったけど、ダスキンのペットボトルの水、森の一滴というペットボトルを入場時にもらった。ガイドヘルパーさんの分もくれた。帰り際、あまっているペットボトルもどうぞということで、ｍ、おらった。ドーナツはもらえなかったけど、ペットボトル2本もらえた。うれしいね。社員に聞くと、400本ぐらい容易していますとのこと。株主の参加はおおくて400人と見込んでいたのね。
来年は、関西電力や大阪ガスの株主総会にいってみたいな。あと、なにかもらえる株主総会にもいってみたいな。
6月といえば、梅雨、そして、株主総会の季節。30年ぐらい前は、総会屋とかいう人が、株主総会で、乱暴な質問をしたり、進行をさまたげたりして、いやがらせをしていたらしいね。でも、いまでは総会屋っていう言葉はきかないね。
その総会屋対策として、大企業は、同じ日に、株主総会をやる。総会集中日はたしか6月29日木曜日のよう。同じ日に株主総会を新市合わせたように実施することで、総会屋も、そこまに人数を投入できないのよね。
平日にある株主総会。私も、もう25年ぐらい前から株式投資をやっている
たしか、そのころはソニーショックといって、ソニーの株価がたしか3000円をわったころ。その時に、ソニーの株価を買った私。いまだと、ソニーの株価っていくらになってるんだろう。結局、値上がりする前に売ってしまった記憶。
株式投資をしていると、6月にたくさんの郵便物がとどく、株主総会の招集通知書。いままで一度も株主総会というものに参加したことがない私。
でも、この４月で豊中市役所を退職し、
毎日が日曜日になった私。時間はたくさんあるので、はじめて、株主総会なるものにいってみることにする。大阪で株主総会がおこなわれる企業にしぼってしらべる。
すると、今日6月23日金曜日、朝10時から、おおさか、中之島の大阪国際会議場グランキューブ大阪で、ミスタードーナツの会社、ダスキンの株主総会がおこなわれることを知った。
今朝は、東京から夜行バスで大阪駅に到着。朝6時ちょうどに大阪駅に到着。近くのマクドナルドで、時間をつぶす。朝マック250円、コンビセット、ソーセージマフィンとホットコーヒーのセット。それを食べながら、ガイドヘルパーさんを待つ。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。はじめての株主総会なので、確実な手引きをうけたいので、ガイドヘルパーさんをお願い。
8時45分にガイドヘルパーさんと合流し、その後、JR大阪駅の大阪シティバスのりばから、なんば方面へのバスにのる。渡辺橋、国立美術館前をとおって、堂島大橋みなみというバス停で下車。ここがグランキューブの最寄バス停。
グランキューブでは、昔よくハロはライブをやっていた、なっち、後藤真希、あやや、あとモーニング娘。もしてたかな。それが今から15年以上前の話。ここ10年はグランキューブでのハロプロのライブはなし。
これはおそらくハロプロはできんになったとおもわれる。ハロプロがグランキューーブでライブをやると、建物がゆれるゆれる、建物の上にコンサートホールがあり、当時はまだハロプロはライブ中、客が客席でジャンプするのが当たり前だった。すると、客席がゆれるのではなく、建物全体がゆれる。おかしな建物。同じような構造で、上のほうにホールがあるNHK大阪ホールではこういった建物の振動ってないのにね。
昔はよく来ていたけど、最近だと、コロナワクチンのためにきたぶり、２年m、もう３年前かな。なつかしいね。
グランキューブの5階まであがり、そこで、受付。株主招集通知ハガキをみせて、かわりに、セリ番号がふってある、ハガキをもらう、そのハガキをクリップにとめて、クリップからひもがのびているので、それを首にかける。私の整理番号は200番。
200番だけども、それほど株主はいない。10時からなので、まだ1時間ほどある。人は少ない。ガイドヘルパーさん用にも首からぶらさげカード、介助者というカードをもらってぶらさげる。受け付け終わって、ひとつ上の階へ。
そこは、大ホール。てっきりどこかの会議室でやるとおもっていたけど、あの、かつてハロがコンサートをしていた大ホールで株主総会やるのね。開始は10時、結局、100人ぐらいの株主がリアル出席していた。ガラガラの大ホールだった。もったいないけど、株主総会ってこういうものなのね。
デスペア的はじめてのダスキン株主総会のポイント
１、おつとめ
私がダスキンの株主総会に興味をもったのは、もしかしたらミスタードーナツかなにかがもらえるんじゃないかとおもったことと、もうひとつ、株主総会前のおつとめという儀式。
ダスキンでは、会社の定款にも、いのりの経営というのが盛り込まれているようで、ハンニャシンキョウの教えから、世界平和、平和のためのあきないというのが理念らしい。
このことを忘れないために、ダスキンでは毎朝始業前と、会議の前などは、かならず、このオツトメをするとのこと。今日の株主総会もこのおつとめをまず先にしてから。そのあと総会。
9時30分から10分間のおつとめ。私は目が見えないので、どうすればよいか事前に社員にきく、すると、社員はおしえてくれた。
おつとめのはじめとおわりに、カチという拍子木みたいな音がします。それが、合図です。立つかどうかは自由ですが、社員はみんな規律します。
その事前予習のおかげで、私も無事おつとめに参加できた。
最も前の席にじんどった私。すると9時30分になると、まず、足音が聞こえる。20人ぐらいの足音。私の目の前をとおっていく足音。ステージの手前、客席の前。そこにずらーっと20人ぐらいのスーツを着たダスキン社員が並ぶ。ドウシとよばれている人たちのよう、とうか、おそらく、社員をドウシとよんでいるんだろうね。
その後、すぐに、きれいな拍子木の音がする、とてもすみきった、よくとおる音、これが木材から発せられた音とはおもえないほど、甲高い、きれいなクリスタルな音色。
客席も立ち上がり、みんなでハンヤシンキョウを唱える。私もガイドヘルパーさんもハンニャシンキョウは知らないので、入り口においてあった紙をみながら、残念ながら点字の紙はなし。私は、見えないので、ただしいお経をとなえることができないので、場の空気をみださないように、口パク。隣のガイドヘルパーさんはちゃんと、小さな声ながら、モゴモゴ唱えていた。
シキソクゼクウ、クウソクゼシキ
有名なハンヤシンキョウのフレーズ。
お経のあとは、シャクンのようなものを３つ唱える。リーダーのあとに、唱えるドウシと私たち株主。
そのシャクンの中で印象的だったのが、喜びのタネをまこうということ、たのしく仕事をしていこう、そうすることがお客様にも喜びをあたえられる。仲間と喜びをわかちあうことで、はじめてお客様にも喜んでもらえる。もし、損と説くの道があったら、損の道をとる。
これを毎朝となえているのね。いい習慣だとおもった。こういったケジメというか、毎日、自分を客観的に見つめなおすということは大事だよね。朝のルーティーン。
２、株主からの質問
10時からは壇上にダスキンの社長や取締役などの幹部が登場し。まずは、監査役による決算報告、その後、社長による事業説明。英映像をつかったの事業説明。途中、ミスドのテレビCMも一度ながれた。
その後、株主から事前にもらっていた質問のうち、ダスキン側が選んだものに対して、社長が回答する。幹部に女性割合がすくない、などいろいろな質問。
その後、リアル出席している客席の株主からの質問タイム。一番はじめに手をあげる私。一番に指名される。
立ち上がり、マイクで質問する。
私が質問したのは、
私は、全盲の視覚障害者株主です。阪急曽根駅のミスドをよくつかっています、店員さんの、声掛け手引き
にいつも感謝しています。このホスピタリティは、こういったおつとめによるものだなと今日はじめてしりました。
質問と要望２点。
まず質問は、株主優待券の期間が6か月しかないので、1年にしてください。ほかの会社はコロナをさかいに株主優待券の有効期限をのばしているので
これに対してて、社長は、モスバーガーとの株主優待券の相互利用をやっているので、ダスキンだけではきめられない。検討します。との返答。
でもここで思う私、モスの期限って1年になったんじゃなかったけえ？
次の要望は、
ホットコーヒーを陶器のマグカップでのめるのはうれしい。ひとつお願いは、ぜひ、フタをつけてほしいということ。コーヒーのあつさを長持ちさせたいのでマグカップのフタをつけてください。
これは、社長ではなく別の取締役が、ご意見うけたまわりましたと返事。
今後、ダスキンの株主優待機関がのびたり、マグカップにフタついたら、それは、盲人株主の質問によるもの。ぜひ、実現してほしいね。
３、そのほかの質問
そのほか、リアル出席株主からの質問としては
これからドーナツは値上げするのか、吹田のエキスポシティのミスドに以前はパスタめひゅーもあったがいまはなくなった、
訪問販売、掃除道具レンタルについては、家事援助サービスは高齢者だけでなく障碍者をターゲットにしてみては、学校にちりとりとほうきのかわりに、モップを導入するとのことだったがその実績は、
いろんな質問がでておもしろかった。知らないことばかりだった。ダスキンは台湾や外国ではビックアップルというお店で展開しているのもはじめてしった。
剰余金も内部留保も1000億円？ぐらいあるといっていたかな。100億円のまちがいかも。こうやって実際に株主総会にいって、説明を聞き、質問をする、こうすることで、なんかダスキンが好きになった。ダスキンの株、かいまししたくなった。
結局、ドーナツはもらえなかったけど、ダスキンのペットボトルの水、森の一滴というペットボトルを入場時にもらった。ガイドヘルパーさんの分もくれた。帰り際、あまっているペットボトルもどうぞということで、ｍ、おらった。ドーナツはもらえなかったけど、ペットボトル2本もらえた。うれしいね。社員に聞くと、400本ぐらい容易していますとのこと。株主の参加はおおくて400人と見込んでいたのね。
来年は、関西電力や大阪ガスの株主総会にいってみたいな。あと、なにかもらえる株主総会にもいってみたいな。
