神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

半分までやって来た。

2017年01月23日 | キリスト教



 突然ですが、凡・叙美の「Livin’ On A Prayer(リヴィンオンアプレイヤー)」のカラオケ大会を開きたいと思います♪


[歌詞&和訳] Bon Jovi - Livin' On A Prayer



(姥姥姥姥姥姥姥乳母婆……)(←余計です!!笑)

 Once upon a time
 Not so long ago……

(昔むかし
 いや、そう遠い過去のことじゃない)

 Tommy used to work on the docks
 Union's been on strike
 He's down on his luck……it's tough, so tough

(トミーは港で働いていた
 組合のストライキが長引いてしまって
 彼は運から見放されてしまったんだよ
 まったくつらい話さ)

 Gina works the diner all day
 Working for her man, she brings home her pay
 For love-for love

(ジーナは一日中働いて
 自分の男のために、稼いだ金を持ち帰ってくる
 愛のため、愛のためにね)

 She says:
 We've got to hold on to what we've got
 It doesn't make a difference
 If we make it or not
 We've got each other and that's a lot
 For love - we'll give it a shot

(彼女は言うんだ
「あたしたちは今あるものにしがみつくしかないのよ。
 うまくいってもいかなくても
 何も変わらないわ。
 ふたりでいられればそれで十分じゃない。
 愛のために、やっていくしかないわ」

 We're half way there
 Livin' on a prayer
 Take my hand and we'll make it - I swear
 Livin' on a prayer

(あたしたちはもう半分やって来た
 祈りながら生きているのよ
 あたしの手を握っていてね
 そしたらきっとうまくいくわ
 誓ってうまくいくから……
 祈りながら生きているの)

 Tommy's got his six string in hock
 Now he's holding in what he used to make it talk
 - so tough, it's tough

(トミーは彼のギターを質に入れることにした
 それでかつてはギターを鳴らして表現した気持ちを
 今は押さえこんでる
 とてもつらい話さ。とてもね)

 Gina dreams of running away
 When she cries in the night
 Tommy whispers: Baby it's okay, someday

(ジーナは逃避行を夢見てる
 彼女が夜泣いていると
 トミーがささやく:
「ベイビー、大丈夫だよ。
 いつかきっとうまくいくよ」)

 We've got to hold on to what we've got
 It doesn't make a difference
 If we make it or not
 We've got each other and that's a lot
 For love - we'll give it a shot

(俺たちは今あるものにしがみつくしかないんだ。
 うまくいってもいかなくても
 何も変わらないよ
 ふたりでいることさえ出来ればいい
 愛があるなら、やっていけるさ)
 
 We're half way there
 Livin' on a prayer
 Take my hand and we'll make it - I swear
 Livin' on a prayer
 Livin' on a prayer

(俺たちはもう半分までやって来た
 祈りながら生きているんだ
 俺の手をとってくれ
 きっとうまくいくって誓うよ
 祈りながら生きているんだ)

 We've got to hold on ready or not
 You live for the fight when that's all that you've got

(覚悟があってもなくても
 今あるものにしがみつくしかない
 その戦いのために生きていくんだ)

 We're half way there
 Livin' on a prayer
 Take my hand and we'll make it - I swear
 Livin' on a prayer

(やっと折り返し地点までやって来た
 祈りながら生きているんだ
 俺の手をとってくれ
 きっとうまくいくって誓うよ
 祈りながら生きているんだ)

(訳詞の参考サイト様=『洋楽和訳(lyrics)めったPOPS』様、『Lady Satin's English Project』様m(_ _)m


 ええと、わたし的に「We're half way there」のところをどう訳すかっていうのがあって(^^;)

 ちなみに、ぐーぐる翻訳ではこれ、「我々はそこに途中です」と直訳されます(※ちなみにここのきゃんり人は英語がまるで出来ない人です・笑)

「道半ば」、「道の途中」、「半分までやって来た」……自分的にはなんとなく動画の主様と同じく「半分までやって来た」というのがしっくり来たので、その訳をお借りすることにしました♪

 それと、最後のほうの「We're half way there」は、ladysatin様の「折り返し地点までやって来た」が自分的にしっくり来たんですけど、めったPOPS様のほうでは、「ようやく人生の半分まで来たよ」となっていて、こちらもすごくうんうん☆頷きたくなる感じです(*'ω')(,,*)(*'ω')(,,*)

 ええと、ここでまず、歌詞の内容について追ってみたほうがいいでしょうか。。。

 まあ、「読んだそのまんまやん! (・ω・)」と言われてしまえばそれまでなんですけど……ようするにこれは、トミーさんとジーナさんという若いカップルのお話です。トミーさんは港で船荷を上げ下ろしする仕事をしてました。でも労働者組合のストライキがあって、給料がストップしてしまった。その彼の稼ぎがなくなって、恋人のジーナさんはウェイトレスとしてフルタイムで働くことになりました。

 日本の場合ウェイトレスさんって、必要最低限の賃金はとりあえず約束されてるっていうイメージがあるんですけど、アメリカとかだとそうした基本給というか、時給がすごく安くて、あとはチップで稼げ!みたいな感じだって言いますよね(^^;)

 そうした状況でフルタイムで働くって、すごく大変なことだと思います。でも愛するトミーとの生活のため、彼女は稼いだお金のすべてを毎日持って帰ってくるのです。健気な女性ではござんせんか(ござんせんかってww

 トミーが失業後、どのくらいの間職なし状態だったのかはわかりませんが、その後、アルバイト的なものを見つけたにしても、稼ぎのほうはあんまり良くなかったのではないでしょうか。あるいは短期アルバイト的なものをしてはまた次の仕事へ……といった感じだったのかもしれませんし、なんにしても収入のほうは安定してないってことですよね

 そこで彼はとうとう、自分のsix string=ギターを手放すということにしたのです。何より愛着のあるギター、生活が苦しくともそれを鳴らしている時はそんなことも忘れることが出来たというギターを……。

 そのあとの歌詞に「ジーナは逃避行を夢見てる。彼女が夜泣いていると……」って来ることから、彼女のほうでもすっかりこんな生活に嫌気が差しているらしいと察せられます。ただ、歌詞全体の雰囲気としては、おそらくトミーに愛想を尽かしつつある……という感じではないんだと思います。

 お金のことで彼女にばかり負担をかけていると感じたトミーがギターを売ってしまったのが悲しかったのかもしれませんし、少なくとも「いつも店でいっぱいチップをくれるあの人と、逃げちまおうかしら」と考えているわけではなさそうです(というか、そう信じたい・笑)

 そしてそんな彼女にトミーは言うわけですよね。「大丈夫だよ、ベイビー。きっとうまくいくよ」って。

 ここからは想像ですけども、「苦しい時もつらい時もずっと、ふたりで乗り越えてきたんじゃないか。そのふたりの絆はこれからも変わらない。人生で成功したってそうじゃなくたって、俺たちの愛は変わらないさ」という、その気持ちが一番大切ということですよね。

 そして、歌詞の中では「道半ば」なトミーさんとジーナさんですが、曲を最後まで聴いてみると、このあとふたりは生活の苦しい状態を脱したのではないかというように感じられます。歌詞の最初のほうを見ると「ずっと昔……いや、そんなに昔でもない、少し前のことさ」みたいにあることから――トミーさんがギタリストとしてバンドで成功するか何かしてこの曲を書いてるっていう、たぶんそんな感じなのかな、なんて(^^;)

 そして、わたし自身思うんですけど、つらいこととか苦しいことって、半分までやって来るくらいまでが一番キツイし、大変なんじゃないかなって思います。

 自分が人生の問題において、「ああ、半分までやって来た」と思える時、何か解決の出口のようなものが見えている場合が多いんじゃないでしょうか。たとえば、問題のはじまった最初の頃っていうのは、何をどうすればこの問題を解決できるのかがわからず、とにかくがむしゃらに前に進んでいくしかない。そしてふたりはそんな中でも「祈りながら生きている」わけですよね。

 でもそんなふうにして生きているのに、生活自体は何も変わらず、カツカツのその日暮らしのような人生……ジーナさんもトミーさんもその限界が近づいているように思えた時――最後に何かが変わったんじゃないでしょうか。歌詞全体としてはなんとなくそんなふうに思えます。


 >>あらゆる試みの中で神のみ手を見ることができるように、神からの恵みを叫び求めよ。また、直ちにみ手にゆだねることのできるように、恵みを叫び求めよ。ゆだねることのみならず、それに黙って従うこと、それを喜ぶこと……そこまで来る時、おおむね問題は終わりにきていると私は思う。

(チャールズ・H・スポルジョン)


 この言葉もまた、マーリン・キャロザースさんの「讃美の力」の最初のほうに書いてある言葉だったりしますm(_ _)m

 それではまた~!!









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