神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

コスパ最高の人生を送っていますか?

2022年12月27日 | キリスト教
【いかにすればコスパ最高の人生を送れるか、考えている人のイラスト】


 今年もクリスマスという祝福の時期が過ぎてしまいましたが、でも実際のところ大切なのは、一年365日、毎日がクリスマスというくらい、イエスさまに感謝して過ごせることでないかなと思います♪(^^)

 また、今年は特にウクライナで戦争といったことがあったせいか、「今年、クリスマスは何が欲しいかな?」とは、あまり考えなかった気がします。あ、べつに全然いいんですよ。「プレステ欲しい」とか、「ポケモンのスカーレット/バイオレットが欲しい」とか、その他なんでも、欲しいものを周囲の人々にそれとなくねだったり、神さまに夜眠る前にお願いしてから眠るというのも、とても大切なことです

 ただ、わたしの場合すでにいい年したおばさんなので……とりあえず今、家電製品にしてもなんにしても、壊れるでもなく動いてくれてるし、そうした意味では十分すぎるくらい幸せかなと思い、そのこともイエスさまに感謝しています

 でも、今の若い人って、よく「物欲がない」って言いますよね。ゲームとかも割と携帯などで無料で出来るし、漫画も無料で読めたりするものが結構がある。そんな中、「どうしても欲しい」と思うものや、少し高額なものはお金を貯めたり、それこそクリスマスやお正月を待って買ってもらったり、自分で購入したりとか。。。

 そのですね、わたしもそのあたりのことを、今の若い人たちから直接聞いたということではないんですけど――「今の若い人たちはコスパでものを考える」って、本当なんでしょうか(^^;)

 つまり、簡単にいうと、もし仮に学校へ行く必要もなく、働いて特にお金を稼ぐ必要もないとしたら……朝起きて、まず見るのは携帯(というか、スマホ)。もし仮にリア友と言いますか、リアルで友達がいなかったとしても、彼氏/彼女さんといった存在がいなかったとしても――ネットを通した友達がいる。そして、そうした人たちと、一度も直接会ったことがなかったとしても、人生上の悩みとか、結構突っ込んだ話も出来るし、直接会ったことがないというだけで、本当に親しい友達のようにも感じている

 なんていうか、わたし自身それはそれで全然いいと思うんですよね。ただ、そこに「コスパ」という言葉が出てくるらしいということに、ちょっとびっくりしたというか。つまり、実際に外へ出ていって顔を合わせて話をしたりする友達っていうのは、本当に仲が良い友達以外「コスパが悪い」ということらしいんですよ。どういうことかというと、何かの形で出会ってある程度親しくなる、あるいは友達っていうほど親しいかは疑問だけれども、今の時代、何かの儀式(?)のように、ラインの交換であるとか、そうした事柄が自然とくっついてくるSNS疲れという言葉がありますけれども、今の若い人にとって(いえ、若い人だけではないですけど^^;)、そっちでも気を遣って、実際に直接会った時にも人間関係上色々気を遣うとか……そうした「コスパの悪い関係に悩む」というか、そうしたことがあるということらしく。

 逆に、「コスパのいい関係」というのは、ラインでもSNSでも、自分の言いたいことを言えて、向こうも友達として共感してくれたり、そうしたコメントをしてくれたり、楽しく意見交換できたり、いいね!ボタン的なものを押してくれたりとか……ようするに、「無駄に気を遣わなくていい関係」ということなのかなって思います。

 結構前に、<コスパ婚>という言葉を聞いた時も、わたし的には「そんな人いるのかなあ~」くらいな感じだったのですが、「今の時代、結婚するのは損だ」っていう考え方の若い人のほうが増えてきている……ということだったんですよね。わたし自身は周囲の雰囲気を見たり聞いたり感じたりする限り、「恋とか愛っていうのはコスパ云々以前の問題だ」、「コスパがどうこうなんて、考えてみたこともない(そんなヒマもない)」みたいな空気しか感じないものの――まあ、よく考えたらその昔ひとりだけ知人にいました。

 その方はとにかくすごくお金の計算に細かいのです(時々友人から「金の亡者」と冗談で呼ばれていたくらい)。何か食べにいくと、とにかくきっちりワリカンだったり、自分が奢ってもらったことは比較的すぐ忘れる傾向にあるものの、何かの都合により自分が奢ったとなると、「この間、オレ奢ったから次おまえな」的なことを絶対に言うという。。。

 こうした方って、何かの拍子に嫌われそう……と思われるかもしれませんが、実際はそんなこともなく、本人のキャラ的なこともあってか、「ま、あいつは金の亡者だから仕方ない」といったネタにされているといったような具合で、まあそれなりに周囲からも好かれている的な。

 でも、今の若い方の<コスパ婚>って、そうしたこととは意味が違うんだそうです。つまり、リアルで友達を作るとなんのかの友達づきあいで気を遣ったりするのが面倒くさい=コスパが悪いというのとも似た意味で、恋愛すると傷つく、そして傷ついて得するほどのものが相手から返ってくるとは限らない=コスパが悪い、というのでしょうか。また、結婚ということについても、自分ひとりで好きにお金を使えないということもあるでしょうが、それよりも夫婦関係・親戚づきあいその他により、気を遣って疲れる=自分が投資した以上のものが相手やその関係性から返ってくるとは限らない=コスパが悪い……といった、今の若い方が「コスパ」という言葉を使う背景にはそうしたことがある――といったようなことだったと思います(^^;)

 そのですね、わたし「だーら、今どきの若いもんは……」とか言いたいわけではまったくないのです。わたしの小さい頃って、そもそも携帯自体ありませんでしたし、両親がふたりともキカイ音痴というやつで、パソコンが一般家庭に大体普及している――というくらいになっても、家にはパソコンというものがありませんでした。なので、初めて一人暮らしとかして以降、自分でパソコンとか使うようになった感じですし、そう考えた場合、「なるほどなあ」なんて思ったりするわけです。

 確かに、わたしも小さい頃からスマートフォンでユーチューブ見たりするのがあまりに普通だったりした場合……行き着く先としては当然そうしたことになるんじゃないかなって、なんの不思議もなく納得できるようなところがあって。それに、これもあくまでわたし自身が個人的に思うには、ということなんですけど、今の若い人って、賢いし、その上すごく純粋なんですよ。だから、そのこと自体が悪いということでもなく、時代の流れとして当然とも思うんだけれど――小さい頃からスマートフォンがある、ネット環境が整ってるって、それはもう本人が選べることではないなって思ったわけです。

 だってそうですよね。ライン交換であるとか、「べつにしたくなくても、しなきゃいけない空気」であるとか、お互いのツイッターやインスタグラムを教えたくなくても、なんか教えあわなきゃいけないような空気感があって、なんかフォローしちゃった……とか、とにかく、なんかいっぱい色々ある(笑)。もちろん、そうした中に楽しさも面白さも、その他色んなことがいっぱいある。傷つくことも、嫌な思いをすることも、なんとも言えない気持ちにさせられることだってあるかもしれない。でもそういう全部をひっくるめて、何かこう、今はもうそこまでセットで人間関係に固定されているようなところがあるから、誰にも変えられないというのでしょうか。

 でもそれは、今の若い人たちの責任ということではないと思うし、まあ当面はこれでやっていくしかない……みたいな感じのことなのかなあと、年いったおばちゃんとしては思ったりするわけです(再びまた、何かのパラダイム・チェンジなるものが訪れるまでは^^;)

 あ、そうだ。ここ、一応キリスト教に関係することを何か書くってブログなので、一応何か書くとしますと、イエスさまを信じるっていうことは、たぶん表面的に見た場合、おそらくコスパが悪いです(笑)。祈ることも、聖書を読むことも、礼拝を守ることも――イエスさまのことを信じて聖霊さまを与えられると、ある意味空気を吸って吐くのにも似た、当たり前のことになるにしても、もしそのことを「イヤでもやらなくちゃ」みたいな義務感とともに行うとしたら、それは結構大変なことになってくると思う、というか。

 また、イエスさまを信じてる方の中には、そうした信仰の中に「コスパを求める」ということ自体なくて当然なわけなんですけど、究極的なコスパということでいえば、イエスさまを信じるということは――これ以上もなくコスパ最高!!ということになってくるだろうとは思うんですよね。

 何やら不敬で不信仰な物言いですけれど、イエスさまを教会で信じて聖霊さまを受けたとすれば、自分が犯した罪についてはすべて赦され、天国へ行くことが出来るわけですから……「ただ信じる」というだけで、そこまでのことが当たり前のようにセットでついてくるという意味では、ローリスクかつハイリターン、そして永遠にハイリターンかつコスパ最高!!な信仰生活を送るためには、マーリン・キャロザース先生の「すべてのことを神さまに感謝し賛美する」信仰が不可欠になってくると、そう思うものであります

 それではまた~!!






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ほんたうのクリスマス。 | トップ | イエスのたぎる血潮の憐れみ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

キリスト教」カテゴリの最新記事