読む日々

テーマばらばらの読書日記

北極圏の夏を走る

2011-12-06 | 
笹目二朗「北極圏の夏を走る スカンジナビアのクルマ旅」


還暦近くの著者夫妻が、夏の北極圏を40日かけてドライブした記録。

文章が判り易くて、読んでいてとても楽しかった。

こういう「旅行記」みたいなの、大好きです。とくに食べ物関係が楽しい。
ノルウェーで、剥いたエビに辛いソースつけだたけ、がとても美味しい、と書かれていて、韓国で食べた浜焼みたいなのを思い出しちゃった。あとは、スーパーで買った肉を借りた宿の部屋で焼いた、とか、トナカイの肉にポテト添えの写真とか。
食べてみたいなあ。

景色の写真や、途中のハプニングなどが、大げさでなく淡々とつづられていて、かなりよかったです。


満足度80

コルティジャーナ オネスタ

2011-12-06 | 
漫画です。
庄司陽子「コルティジャーナ オネスタ」

15世紀のイタリア。高級娼婦(コルティジャーナ オネスタ)の娘として生まれたルクレツィアが、さらなる高級娼婦となり「インペリア」と呼ばれ、権勢をほしいままにするが、実父である教皇の差し金でスパイとなり、最後またその父の差し金で毒を煽るまでの物語り。インペリアという娼婦がいたのは史実。でも父が教皇とかはたぶんフィクション。スパイ説はあったらしい。


面白いんですけどね。この人の絵がダメです。
同じ下地の物語りを、大好きな木原敏江か名香智子で読んでみたいわ・・。
でもそしたら、違う展開になりそうだけどね。


満足度50