読む日々

テーマばらばらの読書日記

ドライブイン蒲生

2011-12-30 | 
伊藤たかみ「ドライブイン蒲生」

ちょっと不思議な関係の、家族の物語3編。

・ドライブイン蒲生→蒲生家の話。流行らないドライブインを経営していた父を持つ姉弟。DVらしき夫から逃げてるのかなんなのかわかんない姉と、姉をゆるく守ろうとする弟。昔の蒲生家の様子が挟まれつつ、よくわかんないラスト。

・無花果カレーライス→幼馴染と久々の再会をしているトモナリ。母親の月江はいまでいう統合失調症っぽい母親だった。幼馴染の母親が煮たイチジクジャムをカレーに入れてた母との昔を思い出す話。・・・イチジクジャムって不味いんだよね。

・ジャトーミン→もうじき死にそうな「蛇冬眠」という俳号を持つ父との思い出。兄妹のやりとりの中で語られる。「占いカプセル」がキーポイント?懐かしいなあ。私もよく父に連れられていった食堂で引いたわ、それ。


なんだか、この方の本を読んだときにいつも感じる「なるほど感」が薄くって、残念でした。
満足度60

家にある絵本いろいろ

2011-12-30 | 絵本
最近、「断捨離」にハマって捨てまくっている私ですが、本だけは無理。どうしても捨てられないです。
ただ、息子がもう読まなくなった絵本は、保育園とかに寄付した方がいいのか、孫が生まれるまで取っておくべきか、現在悩み中・・。処分に備えてここに載せておこう



「よるくま」酒井駒子さんの本。この方の描く絵が大好きで、いろいろ持ってます。最近、モモちゃんとアカネちゃんシリーズの新装版が文庫で出てる。近々買う予定。ま、それは置いといて・・・

この本、幼かった時の息子が一番お世話になりました寝る前に読む本はたいてい「よるくま!あと別なのもう1コ!!」でした。くまのおかあさんが、息子熊を「あったかいねぇ、抱っこして帰ろう」という箇所でギュッとしてもらうのがうれしかったみたい。これは4歳の頃は丸暗記してましたね、息子。いまは全く憶えてないみたいです


「ぼく おかあさんのこと・・・」同じく酒井駒子さん。自分と結婚できないと言ったお母さんをキライ、ってひねるウサギの男の子のお話。
黒のベースに乗せた絵がとってもいいんですよ~。


絵本の定番「ぐりとぐら」。外で自分もカステラを焼けると信じてた息子が懐かしいなあ。


「からすのパンやさん」かこさとしさんの名作!私も幼稚園の頃ハマッてました。こげたパンを食べてみたいと思った幼い私に対し、息子は「こげたパン食べたらガンになるよねぇ?」とマジメに心配してたっけ。


「しろくまちゃんのほっとけーき」気のせいか食べ物ネタの本多いな・・。私の趣味か。これはほっとけーきの作り方が具体的に描かれていてとても楽しい。


「ブレーメンのおんがくたい」言わずとしれた名作ですが、買った理由は「おかあさんといっしょ」のCDでゆうぞうおにいさんとしょうこおねえさんが歌ったのを聴いた息子が喜んだから。でも本の方はイマイチ入りこんでくれなかった


「ないたあかおに」最近、誰だっけ、有名な絵本作家の方が新しい絵で出しましたよね。これも「おかいつ」CDでゆうぞう兄が鬼の歌をソロで歌ったのを聴いた息子が喜んだので購入。文章長いので、これからでも読めそう。


「だめよ デイビッド!」これは小学1年の時、息子が学校の図書の時間に読んでもらって、どうしても自分のが欲しいと言って購入。本に関しては、欲しいと言われるとなんでもほいほい買ってあげちゃいます

あと、どこにしまったかわかんない、ウクライナの民話「てぶくろ」も息子のお気に入りでした。どこにあるのかなあ。
探してみなきゃ。