読む日々

テーマばらばらの読書日記

小さな星の奇蹟

2012-08-20 | 過去の記録
平成16年8月18日

メアリ・H・クラーク「小さな星の奇蹟」

文庫本裏書より
7年前の12月、ソンドラは生んだばかりの娘を教会に置き去りにした。子は偶然この教会に忍び込んだ泥棒に、ベビーカーごと連れ出された。成功目前の新進ヴァイオリニストとしてNYに戻ったソンドラは、自責の念と娘に会いたい一心でリハーサルにも身が入らない。
ーーーーーー富くじで四千万ドルを当てた強運のアルヴァイラ夫妻が大活躍する、ハートウォーミングなクリスマス・サスペンス。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいろんな記事で絶賛されていたほど、ではないが、まあ面白かった。アニメ化されたら、いいかも。
登場人物が、描写が細やか過ぎてかえって頭に浮かんで来ないかんじ。誰か絵にしてみて、って事で。


いいたい放題書いてますが、もっかい読みたい気がします(^-^)

いつかパラソルの下で

2012-08-20 | 
森 絵都「いつかパラソルの下で」

堅物で、堅さを子供たちに押し付けて育てた父が事故で亡くなる。
三人の子供をはどこか歪んで?育ってしまった。

ところが父は浮気してたらしい。

その理由は、父の故郷 佐渡にあるみたい、って事で、兄妹三人で佐渡行き、親戚に会い、何かを乗り越え、母を含めた全員が自分を受け入れて、かつ前に踏み出す物語。


こういう、ルーツ探しや、人の内面の成長物語に弱い私。もう一気読み、涙がじわじわ、で読後感も最高でした。

佐渡絡みってのもまたいい。
行ったことある場所がたくさんだったし

これは大満足。

満足度300!