読む日々

テーマばらばらの読書日記

サリーの愛する人

2012-10-10 | 絵本
「サリーの愛する人」エリザベス・オハラ作 もりうち すみこ訳


三部作のラストを借りてしまったみたい
「サリーのかえる家」「サリーのえらぶ道」というのがあり、スタートは13才、今回のラストが19才です。

19世紀末、アイルランドの田舎で生まれ育ったサリーが、働きながら成長していく物語らしい。

今回読んだ部分は、ダブリンの裕福なお宅に住み込んで、アイルランド語の家庭教師をしているところ。
どうやら前作では、故郷で恋人に裏切られてしまい、それで都会へ出てきたみたい。

この雇い主の一家がいい感じ。それにしてもアイルランド人なのにアイルランド語を習う、ってきっと難しい文化があるんだね。

で、都会で知り合った、イケメン・金持ちのトーマスと、サリーの妹の病で里帰りした際、依りを戻そうと言ってくるマナスの間で揺れ動くサリー。本当に児童書か?

100年前のアイルランドの街や田舎の様子、経済状態、イギリスとの息詰まる関係、などがわかりやすく散りばめられています。
私としては、せっかく慣れた都会で、トーマスと生きればいい、と思うんだけど、サリーの愛する人はマヌスなんだって。
見るとどうしても気持ちがざわついて、心の底から「好きだ」という感情が湧いちゃうんだって。

そうだよね。恋ってそうなんだわねぇ。とか思いながらも、オバサンとしては「うー、もったいない」とかうなっちゃった。
でも、同じ屋敷で働く女中が


「自分と同じ世界の男を選べ。その方が絶対上手くいく。」という言葉に感心しちゃいました。
確かに。


最初から読み直すほどの魅力はないかなあ。
満足度70

アレルギー

2012-10-10 | 雑感
昨日の朝起きたら、左目が腫れていて、今朝は右目も。

もともと霰粒腫になりやすい眼なので、まただなあ、と思い、ひとまず眼科へ行くことに。
朝少し仕事して、有給にしてもらってお休みしました。

ところが、診てもらったら「アレルギーだなぁ」と!!
秋の草のアレルギーじゃないか、ってことでした。
びっくり~。

実は妹が通称「ブタ草」のアレルギー。
姉妹、同じ体質だったってこと?
妹より20年遅れて発症・・・。
見てると辛そうだったけど、同じ思いを味わうのかなあ。

お薬。とりあえず目は治さないとね。

くしゃみ鼻水が酷くなったら、アレルギー科に行きます。