カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

すしランチ

2018-08-10 14:27:37 | ランチ/カフェ
久しぶりに千本下立売のお寿司屋さんに出かけてみました。
いつもは回転寿司だけど、たまにはね。ただしお昼ですけど・・・



『やまに寿司 千本店』、ちゃんとしたお寿司屋さんでしょ。
二条城周辺には寿司屋が多いような気がするけど、どうなんだろ。



ひとつおいてお隣も『東寿司』、京都寿司のれん会のお店ですね、こちらのお店はテイクアウトができるようです。




ベテランの職人さんが何人かおられて、ランチでも丁寧にお仕事されます。



ランチは安価版900円の「もみじ」、豪華版の「ぼたん」1800円と、主力の1000円ランチセットは、「ききょう」が寄せ鍋、「ふじ」は天ぷら・赤だし、「まつ」には茶碗蒸し・小鉢がついていて、寿司は“寿司6貫と手巻き”または“寿司6貫とミニちらし”どちらかを選びます。


寿司6貫、手巻き寿司つき


寿司6貫、ミニちらし寿司つき

以前はここのランチセット、1200円だったのに値下がりしたのは嬉しいです。
ただ、寿司10貫だったのが6貫+手巻き又はミニちらしに変わっているけど、ボリュームは充分。コスパはよりよくなった感じです♪


「ふじ」の天ぷら。赤だしもついてます。


「ききょう」は寄せ鍋。

ランチセットにはすべて、それぞれデザートがついています。これがあるだけで満足度がぐんとアップしますね。(^_^ゞ
1000円とは思えない本格的なお寿司屋さんのランチ、たまにはイイでしょ♪


2018.4/20、「やまに寿司」にて。


もう一軒、寿司と会席のお店を。『高雄路 やまざき』



宇多野 福王子交差点から周山街道(R162)に入って1kmほどのところにあります。
どうやら旅館も兼ねているようです。『楽天トラベル』
静かな所だし、なんだか風情があって泊まるのもイイかもね。





食事処も庭園を眺めながら落ち着いた雰囲気で食事できます。
お昼のメニューのウリは寿司食べ放題の「ランチバイキング」なんですが、
お腹も減ってないし、ただですら少食な私らには・・・ま、普通のメニューもあるので今回はそちらにします。



天丼にきつねそば、普通ですね。(^_^ゞ


2018.5/4、「高雄路 やまざき」にて。

我庭花録 夏真っ盛り。

2018-08-07 13:44:59 | in My お庭
猛暑、酷暑、炎暑・・・今年の暑さは厳しいですね。庭の草木も苦しそうです。


凌霄花[のうぜんかずら・ノウゼンカズラ科](6/21撮影)

つる性の落葉木本で、冬は枯れ木のようになっているのですが、春には芽を出し
つるを伸ばして茂ります。夏になるとつるの先に派手なオレンジ色の花がかたまって咲き出します。今年はよく咲きましたが、盛夏の頃にはもう終わってました。
他所ではまだ咲いているのにね。



それにしても難読漢字ですね。「霄」なんて漢字、書いたことも無いし・・・
訓読みでは「そら」で、空の意味らしい。
つるが他の木やフェンスにまといつき、天空を凌ぐほど高く登り目立つ花を咲かせることからついた名前でしょうが、凌霄花の字からは読み取れませんね。



朝顔(西洋朝顔)[あさがお・ヒルガオ科](7/10撮影)

真夏に咲く花が欲しかったので、種から育てたのですが・・・種の袋には「スーパーカラフル 西洋あさがおプレミアム」って、7種類くらいのカラフルな花の写真が載っていて、ミックス種ということだから色んな花が咲くんだと期待したら、全てこの色だけ。だましやん!(^_^ゞ
1日中長く咲く楽しい品種ですとも書かれていたが、咲いているのは早朝のみ。
私が起きて活動する頃にはもうしぼんでいる・・・

朝顔って、朝日を感じて咲き出すのではなく日没から約10時間後に開花を始めるということだそうです。それにしても私が育てたのは早くしぼみすぎる品種だな。


カンナ[カンナ科](6/20撮影)


白粉花[おしろいばな・オシロイバナ科](7/31撮影)

黒いタネを潰すと白粉(おしろい)のような白い粉が出てくるから、この名前に。
ちなみに名付けの親は貝原益軒とされている。朝顔とは逆に夕方から咲き始め翌朝にはしぼむ一日花。英語では「Four o'clock flower」と言うらしい。
別名で「夕化粧」とも呼ばれるが、アカバナ科の植物に同名があり紛らわしいので、そちらの方を赤花夕化粧と呼んだりもするようだけど、白粉花にも赤い花があるのでやはり紛らわしいね。
ウチのは一つの株で赤、白、赤白絞りの花が咲く・・・正確には花に見えるのはガクなんですけどね。花弁は退化してありません。


この写真を見て何の花か即答できたらかなりの植物ツウ?(^_^ゞ

石榴[ざくろ(柘榴)・ミソハギ科](6/21撮影)

これまた難読漢字、語源もよくわからない。しかし、ザクロに関する逸話や神話は世界各地にあり、それ故、語源も簡単ではなく難しい気がします。
エジプトやギリシャ神話にも登場し、ユダヤ教、キリスト教、仏教やコーランにも出てくる。古代から何かと馴染みのあった果樹だったのですね。



鬼子母神は左手に子供、右手にザクロを持っている。これは釈迦が、子供を食う鬼神「可梨帝母」に柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させた。以後、可梨帝母は 鬼子母神として子育ての神になったといわれていますね。
男性ばかりの中に女性が一人だけ混じっていたりすると「紅一点」って言いますよね。この“紅”はザクロの赤い花のことなんです。中国の王安石が作った「詠柘榴詩」という詩にある「万緑叢中紅一点」が語源になっています。



6月に赤い花が咲き、秋にはこの実が真っ赤に熟します。熟すと言っても果皮は固く、食べごろになるとその果皮が割れてルビー色のジューシーな果肉が見えるようになります。ただ、ほとんどタネなので・・・(写真:7/31撮影)



金柑[きんかん(別:姫橘)・ミカン科](花:7/10撮影・実:7/31撮影)

今年の庭の果樹は惨憺たるもので、八朔やレモンは花も咲かず。
枇杷はよく実り200個以上、袋掛けしたのだが・・・ヒヨドリが片っ端から落としてしまって、一つも残っていない。柿もよく生ったのに、この異常気象のせいか次々と落ちてしまっている。
そんな中、この金柑だけは例年になく豊作で、なんとか収穫したいものです。





ズッキーニ[ウリ科](7/10撮影)

馴染みの無い野菜ですが、以前mone氏が家庭菜園で作られたものをいただいて、私も去年チャレンジしたのですが、上手く作れず。
今年もリベンジしたものの去年と同様、実ができても小さいままで腐ってしまいます。株自体は元気よく成長するのですがね・・・
でかいキュウリのような野菜ですが、カボチャの一種で調理法も豊富。花だけでも食べられるようなので、食べてみたらよかった。
花には雌雄があり雄花は人工授精に使ってしまったらもう用無しだからね。
来年も挑戦するかどうかは・・・微妙かな。他に作ってみたいものもあるし。


キュウリの番人?(7/10撮影)
順調に毎日収穫できていたキュウリ、でもこのところさっぱり。
今年は暑さのせいかダメになるのが早いような気がする。市場でも値段が上がっているようですね。異常気象で農作物の収穫が心配になりますね。


ちょっと前、いや、だいぶ前かな。大きな荷物が届いて何事かと・・・


開けてびっくり、この大きな箱に入っていたのはコレだけ。何かの間違い?





次男坊からの父の日プレゼントでした♪ フラワーギフトですね。父の日用の「創作盆栽ガジュマルと阿波の涼菓セット」よく好みを分かってる。(^_^ゞ



母の日にもこんなのを送ってくれてました。プリザーブドフラワーかな、世話しなくても枯れないからイイね♪






はい、庭のサラちゃんです。暑いので木陰でゴロンゴロン・・・(=´∇`=)

鯖街道のおいしいピザ屋さん

2018-07-30 23:06:32 | ランチ/カフェ
鯖街道に美味しいピザ屋さんが開店したと聞いたので、早速行ってみました。

「鯖街道」とは昔、福井県小浜から京都へ主に魚介類を運ぶ物流ルートのことを、若狭で獲れた鯖を運んだことから、近年そう呼ぶようになったものです。
誰が言い出したかは不明。ルートは何本かありますが、代表的には若狭街道(おおむねR27-R367)のことを指しています。福井県小浜から熊川宿、滋賀県朽木村を通って終点の京都出町に至るルートです。
ちなみに高浜から名田庄、美山町、京北町を通り京都御所を終点の地とする(主にR162・周山街道)のルートは「西の鯖街道」と呼ばれています。



まだオープンしたばかりだったので、情報が無い。店名も知らなかったし、分かっているのは、だいたいの場所だけ。
そこでGoogleMapで鯖街道を遡って、それらしい店が無いか探してみると・・・葛川地域に『THE ROVER 薪釜pizza & cafe』を発見。R367でトンネルが幾つか連続している内で行者山トンネルの京都側にある。
確かめようにも食べログにも出てないし、ストリートビューで見ると更地の草っ原に「売り地」の看板。逆にココに違いないと確信できました。



ビンゴ!分かりやすいです。道は一本道だし、他にお店らしいもの無いし・・・
八瀬・大原にむかってR367をずっと北上ね。山科からだとR161・西大津バイパス経由の方が速く行けます。
敷地の広さに対してお店はこじんまり。無意味に広い駐車場?(^_^ゞ



お店の名前『The ROVER pizza&cafe』は、このLAND ROVERからついたのかな?



ちょっとリゾートっぽい、晴れた日はお外でピザもイイかも。
食後のお昼寝はハンモックで・・・♪



これが薪釜なんでしょうね。玄関横で存在感を示し、期待を高めてくれます。



メニューは17種類のピザと2種類のパスタ。価格は1,200円〜1,700円と本格的なピザとしてはリーズナブルだと。
私はピザの種類など詳しくないので、オススメなど聞いて・・・



ピザの値段+250円でスープかサラダとソフトドリンクが付く平日限定のランチセットにします。そこで奥さんから「結構ボリュームがあるので、お二人で1枚にされては」との提案、そうさせてもらいます。

このお店、マスターと奥さんでやられているのかな。聞いていた評判によると奥さんは気さくで気配りの人、マスターはちょっと気難しいかなって。焼きたてのアツアツを食べて欲しくって出しているのに、写真を撮ったりしていてなかなか手をつけない客を嫌うとか・・・当然ですけどね、ちょっとドキッとしますヮ。(^_^ゞ
メニューの表紙の「お願い」には、お持ち帰りお断りとお腹と相談して食べきれる量を注文、残さず食べてねって主旨のことが書かれています。



ピザは何を注文したのか忘れましたが、ふんわりとても美味しかった♪
たまにデリバリーのピザか冷凍ピザを食べるくらいですが、やはり専門店の焼きたてのピザは美味しいものですね。もちろん他の専門店のピザを食べたこともありますが、ここのは特に好きかも。

自家製ジンジャーエールも美味しかったですよ。かき混ぜながら飲みます。



ケーキセットも頼みました。これも一人分だけね。750円で3種類から選ぶケーキとコーヒーor紅茶。ちゃんとフォークを2つ付けてくれてますね♪



「ちえちゃんのケーキ」だって。京都・丹後の白杉酒造の女将が蔵の酒粕、梅酒、純米酒を使って焼き上げたケーキだそうです。
「梅とナッツのパウンドケーキ」を選びましたが、これも美味しかったです。




店内はウッディーで、オーナーさんのカントリー指向が窺われます。



インテリアグッズはワンコがいっぱい、相当イヌ好きのようですね。
どうやら黒いスコッチテリアが愛犬のようで、黒犬店長なんだそうで・・・残念ながら店長の姿は見かけませんでしたけど。



ドッグカフェでは無いけれど、条件をクリアすればワンちゃん同伴でも入店できるようです。外にはドッグランもあるようで、ワンちゃん連れには嬉しいですね。




この日も晴れていて、空気もきれいだしお外でピザも気持ちいいだろうな。
特に夏は下界より6、7度は涼しいはず。
この近くへは以前よく『カフェ&ギャラリー Kaze』さんに行きましたから。残念ながらもう閉店されましたけど。いいカフェでした。
このピザ屋さんにもリピート決定かな♪(^_^ゞ
おすすめのお店ですが、すでに人気があって土日などは混むようです。不定休なので電話されてから行かれた方が良いでしょう。

『THE ROVER 薪釜pizza & cafe』
住所:〒520-0478 滋賀県大津市葛川坂下町149-1
ご予約/問い合わせ先 TEL:050-7114-9018
営業時間 10:30〜17:00ラストオーダー
定休日:不定休


2018.5/25、『THE ROVER 薪釜pizza & cafe』にて。

由良要塞・加太砲台跡

2018-07-21 23:37:29 | 旅アルバム
加太に来たのは、以前より友ヶ島に渡ってみたかったからですが、他にも訪ねてみたい所があったので、今回は断念。
友ヶ島ほど有名ではないけれど、この加太にも砲台跡があるので、探索してみました。



戦争遺跡である由良要塞は、明治期に瀬戸内海、大阪湾の防衛ラインとして紀伊半島と淡路島の間の紀淡海峡周辺に作られたものです。
淡路島の由良、友ヶ島(沖ノ島・虎島)、紀伊半島の加太(かだ)・深山(みやま)の3地区。後に鳴門要塞も加えて由良要塞とされています。
日露戦争の前ですから、バルチック艦隊対策?結局、太平洋戦争でも全く使われることなく、終戦と同時に米軍により撤去されました。



入口付近の無料駐車場は道沿いで数台停められるだけなので、ちょっと離れますが休暇村の駐車場に停めました。監視カメラがありますが、後で利用させてもらうってことでイイでしょう。(^_^ゞ
砲台跡の入り口が少し分かり難くかったのですが、結構整備された遊歩道が続いていて煉瓦敷きになっていたりして、ここで間違いないだろうと・・・



無事、砲台跡に辿り着いたようです。ここが深山第一砲台跡です。
もちろん砲は無く、回転台の跡らしいものから2門の砲台が防護壁に囲まれて置かれていたのかな。これが3セット、合計6門備えられていたようです。



2門づつ3ヵ所の砲台の間を隧道が繋いでいます。隧道の中には地下に降りて行くような階段も見えます。かなり良好な保存状態、煉瓦は全て英国積みで丁寧な仕事ぶりがうかがえます。これも実戦には使われなかったおかげかな、本土決戦なんて無くて良かった・・・



ここに備えられていた砲台は「28cmの榴弾砲。曲斜弾道で、艦船の甲板を射撃する大砲。着弾すると榴弾がはじけて飛び、広い範囲にダメージを与える。砲弾の落下速度の増加も考慮し、高い山頂や丘陵に設営された。」そうで、「平斜砲と違い、放物線を描いて砲弾が飛んでいくため、前面には胸しょうと呼ばれる低い防護壁がある。」ということです。



煉瓦積みの胸しょうを見ると、上の方に何だか謎の穴がある。1門につき1箇所、大きさ的には砲弾でも出てきそうなんだけど、地下の弾薬庫から運ばれここに出てくる・・・そんなことは無いかな?(^_^ゞ




胸しょうを登ると紀淡海峡が一望できる展望広場になっています。
加太と地の島の間が加太瀬戸、地の島と中ノ島の間を中ノ瀬戸、中ノ島と淡路島の間は由良瀬戸と呼ばれているとのこと。

「瀬戸」という言葉は、狭い門という意味の「狭門(せと)」の変化したものともいわれています。陸地と陸地の間に海が挟まれた海峡という意味です。と、解説されていました。




さて、弾薬庫を見てみましょう。



棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)って難しい言葉で呼ばれるものですが、ここも保存状態はイイですね。



100年越えの煉瓦建造物は、やはりそれなりに迫力がありますね。それも廃墟となれば自然の浸食とのせめぎ合いが迫力に拍車をかけているように思える。
地下に掘られた通路に煉瓦アーチの壁、異空間の佇まい。何か怪しげなものが棲んでいて、今にも現れそうな・・・
そんな光景の写真を撮る私が一番怪しげだったりして。(^_^ゞ



砲台を繋ぐ隧道内の横にも地下に降りる通路があり、弾薬庫らしき部屋がある。



部屋の中はかなり暗いのでストロボ無しでは撮れないかな。真ん中の入り口の6ヵ所に蝶番でもついていたような跡も見られる。



中の煉瓦壁はアーチ状の天井までしっくいが塗られていたのかな、さすがに剥げ落ちていたけれど構造自体はしっかりしていた。
それにしても文明開化、富国強兵の時代とはいえ、ほんの少し前まで城が戦場、要塞だったはず。ものすごいスピードで西欧列強の軍事技術を吸収、追いついたものです。明治期のパワーに改めて感心。何せロシア・バルチック艦隊を打ち破るほどの連合艦隊を持つまでになっていたのだもんね。




さて、遊歩道を戻り、『休暇村 紀州加太』に行ってみます。



広々した立派な施設です。じつは元々ここには深山第二砲台があったわけで。



一部、弾薬庫跡などが残されています。当時の規模は第一砲台とほぼ同じだったはずですが、残っているのはちょっとだけね。



弾薬庫も狭い気がするな、私なら天井に手が届いたかも。(^_^ゞ




ここからは加太湾、田倉崎も望めますね。ちょっとロビーラウンジで休憩♪
・・・駐車場も利用させてもらいましたからね。



んッ!砲弾炸裂ソフト?ここでゆっくりくつろぎましたが・・・あとで深山第三砲台跡ってのがあるのを知りました。
男良谷(おらだに)砲台と呼ばれ、かなり廃墟感のあるマニアックな場所だったようです。それだけに観光案内されてなかったのかな。
第一砲台跡から海辺に向かう方向で、海岸近くにあるのだとか、海岸には由良水雷隊遺跡も残っているそうで・・・残念、今度行くことがあれば真っ先に訪ねてみることにします。



2018.4/23、加太砲台跡・休暇村紀州加太にて。

淡嶋、半端ないって!?

2018-07-13 15:34:37 | 旅アルバム
ホテルの隣りには有名珍スポット?『加太淡嶋神社』があります。
TVやネットでもパワースポットだとかホラーなB級スポットなどと話題の神社。



鳥居に本殿、それほど不思議じゃない。淡嶋、変哲ないって?



鳥居をくぐって境内参道にあるお店、ここも話題になっているお店ですね。
『満幸商店』、行かれた方も多いです。食べログの口コミも多い。
山盛りのしらす丼、わさびスープにうにトーストも好評。地元の海鮮食材を使ったボリュームたっぷりの漁師飯がいただけます。



本殿まで来ると、ここが普通じゃないことがわかる。不思議な光景が・・・
そう、人形だらけなんですね、この神社。2万体とも・・・



ご祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)・大己貴命(おほなむじのみこと)=大国主命・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后。
創祀年代などは明らかではないが、社伝資料によると3〜4世紀頃まで遡る。
神功皇后が三韓出兵から凱旋のおり、嵐に遭い、お告げに従うと友が島(四島の内のひとつ、神島)に辿り着くことができました。その島には少彦名命と大己貴命が祀られていたとのこと。
後に仁徳天皇がお社を島から加太に移され社殿を建てられたということです。






主祭神の少彦名命は医薬の神様で、特に女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。
神功皇后(息長足姫命)は、自身が帯下(こしけ/おりもの)に悩まされた際に雛形を奉納し、平癒したという伝承からお雛様の神とされた。
また、淡島神は天照大神の6番目の娘、住吉大神の妻だった婆利塞女ともいわれ、婦人病にかかったため棄てられ、淡島(友が島の神島)に流されて祀られたという伝説も残っている。






淡嶋系の神社(淡島・粟島・淡路)は、全国で1000社余あり。その総本山がここ加太淡嶋神社なんですね。
江戸時代には淡島願人と呼ばれる人々が、淡島明神の人形を祀った厨子を背負い、神徳を説いて回ったことで淡島信仰が全国に広がったといわれています。



人形供養だけじゃなく、婦人病を始めとして安産・子授けなど女性に関するあらゆることを祈願する神社なんですね。祭神少彦名命は、裁縫の道を初めて伝えた神様なので、針供養の神社としても有名です。



[針塚]と[紀文の帆柱]この神社の近くで生まれた紀伊国屋文左衛門のみかん舟の帆柱で、願い事を唱えながら柱の穴をくぐり抜けると願いが叶うとか・・・

本殿だけではなく境内の彼方此方にびっしりと人形や置物が奉納されています。









カエルさんが多いのは少彦命名の神使が蛙だからのようです。









ちょっと懐かしい木彫りのクマにゾウ、タヌキにキツネ、シーサーは獅子?
まるで動物園・・・(^_^ゞ












人口密度も高いです。ぞろぞろひしめくラッシュ状態。神さんもいっぱい♪






干支の置物も半端なく・・・断捨離されたのかなぁ?









雨ざらしにしておくには、ちょっともったいないような可愛い置物たちも♪
ちなみに、「持って帰らないように」との貼り紙がありました。



西洋人形、国籍不明の仮面などなどなど・・・も!


ちょっと、いや!思いっきり?変な奉納品(?)もあります。





ご祭神と八百万の神を祀る末社は、安産・子請授・婦人病等、女性の願いが叶うとされています。かつては祈願のため男根形や髪の毛を奉納したようですが、いつしか現在では自身が身につけていた下着を奉納するようになったとか。
中を覗いてみると確かに・・・。ちょっと以前は絵馬と共に格子にぶら下げてあったようで、注意書きがありますね。ほとんどはちゃんと袋に入れて用意してきたもののようですが、中には脱ぎたてのホヤホヤみたいなのも・・・おそらくそんな方のためでしょうか、社務所には新品の下着が売られてました。




本殿には立派な雛人形が並べられています。紀州徳川家で姫君誕生のおり、初節句に必ず雛人形が奉納されたのだとか。

三月三日には『雛流しの神事』が行なわれますが、「男びな女びなの始まりは、淡島神社のご祭神である少彦名命と神功皇后の男女一対のご神像であるとされています。また、雛祭りが三月三日になったのは、友ヶ島から対岸の加太へのご遷宮が、仁徳天皇五年三月三日であったことから。雛祭りの語源も、スクナヒコナ祭が後に簡略化されて、ヒナまつりと言われるようになったとされています。」と、HPで解説されています。



ところで神社のHPのQ&Aで「髪の毛が伸びる人形があるとテレビ等で見ましたが、本当にあるのですか?」との質問に、きっぱり「本当にあります」と答えられてます。(^_^ゞ


2018.4/23、和歌山県加太 淡嶋神社にて。