カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

知多半島の先っぽへ。

2010-01-11 18:50:27 | 旅アルバム
陶器ばっかり続くと飽きるので(メイン?がまだ残ってるのですが)
ここらで、今回のドライブの目的。岬巡りのひとつ、知多半島編を・・・



常滑でたっぷり時間を費やしたものの、まだ行けそうなので
知多半島をぐるり、回ってみました。
野間灯台に着いたのが午後3時、宿はこの直ぐ近くなんですが
半島の先っぽ、師崎港(もろざきこう)、羽豆岬(はずみさき)へ向かいます。

ちなみに、野間灯台は伊勢湾岸R247沿いにあって、
知多半島のちょうど中間地点、折れ曲がってるところの先端部分にあります。
【建造:大正10年、高さ:18m、光度:15000カンデラ】の小さな灯台ですが
ドライブ・ツーリングをしていると思わず停めたくなるロケーション。



駐車場は道を隔てて反対側に、バイクは近くに駐輪できます。


ここからR247、海岸沿いを16kmほど走ればフェリー乗り場がある師崎港、
羽豆岬に到着です。
ちなみに常滑からだと半島のど真ん中を走る南知多自動車道を利用すれば
時間短縮はできると思いますが・・・
ロードスターは、やっぱ海岸線が似合うでしょ♪



あっと言う間に師崎港、ここからは渥美半島・伊良湖岬へ行く
フェリーも出てます。立体駐車場もあるのでロドをそこに置いて
ちょっと散策。

お土産物のお店や旅館も建ち並んでます。


またタコかい。(^_^ゞ



天然記念物 羽豆岬?? 何のことやら・・・
どうやら羽豆岬は、ウバメガシの自然群生地のようです。


ウバメガシの林越しに見える知多湾。





そして、山頂?付近には羽豆神社があります。






この後、散策路を下って港に戻ります。


ウバメガシのトンネルになった散策路です。



4時半、もうすぐ陽が落ちます。
この散策路の途中に展望台もあるのですが、立ち入り禁止になってました。
この展望台、戦艦大和の艦橋と同じ高さに作ってあるのだとか
大和の司令官気分で景色を見られるとか・・・理由不明(ワケワカラン)!




降りてきた所に鳥居がありました。・・・逆から回ったかな(^_^ゞ

この後は、半島ぐるり回りたかったので、知多湾沿いを走って
途中で半島を横断、野間灯台の近くにある宿に行きました。



2009.12/29、愛知県知多半島、野間灯台付近にて。

お仲間?

2010-01-09 23:26:12 | 旅アルバム
誰のお仲間かとは、あえて言わないことにして・・・
常滑の狸さん、見なれた信楽のとは ちと違う感じの顔立ち、
それにこちらの方が元気があるような・・・何処がとは言いませんが(^_^ゞ









常滑やきもの散歩道で目に付いた置き物たちですが
そもそも常滑焼と言えるかどうか・・・

常滑(とこなめ)焼は、日本六古窯(日本古来の陶磁器窯のうち、
中世から現在まで生産が続く代表的な六つの窯)のひとつ。
他には、瀬戸、信楽、丹波、備前、越前がありますが
中世常滑窯は、その中でも最も大きい生産地でした。
穴窯で山茶碗や山皿、壷などが作られてましたが、海運に恵まれた地を
利用して全国に大型の生産品を送れたところから赤物と呼ばれた素焼きの
カメをはじめとする大型の日常雑器を多く生産するようになりました。
江戸時代に入ると茶道具など工芸品も焼くようになり、
実用品も土管、火鉢、 盆栽鉢なども加わりました。そして近代からは
土管、焼酎瓶、建築陶器(煉瓦、タイル)、衛生陶器も
作られるようになりました。

ここの会社は有名ですね。

INAXライブミュージアムも寄ってみたかったのですが、年末休館。

〈ミニトリビア〉
INAXの前身、伊奈製陶の創業家(伊奈家)とTOYOTA(豊田家)とは婚戚関係にあり、トヨタグループのトイレ器具は基本的にINAX製だとか(レクサスはTOTO)、INAXの社用車やフォークリフトはトヨタを使用している。
また、シャワートイレはINAXとトヨタグループのアイシン精機との共同開発製品なんだそうです。

閑話休題

我が一族も・・・






親戚筋?




これは、ちゃうな・・・







これも、ちゃうやろ!



何が干してあるのかと・・・





2009.12/29 常滑市、やきもの散歩道にて。

とことこ、やきもの散歩道

2010-01-03 21:32:34 | 旅アルバム
今年の年末旅行は29-30日。いつものように前日予約で(^_^ゞ
あまり遠出するより、じっくりもいいかなと愛知県へ
知多半島と渥美半島を2本一気の岬巡り・・・





僕らには珍しく朝早く(?)8時半には出発、途中「阿久比PA」で休憩するも
(阿久比って「あくび」って読むのかと思ったら「あぐい」なんやて)
10時過ぎには常滑へ着いてしまった。
旧データのナビくんの案内だと確か3時間以上のはず・・・
新名神、伊勢湾岸道は予想以上に時間短縮できるようです。



陶磁器会館の駐車場(無料)にロドを置き去り、散歩に出発♪
やきもの散歩道Aコース1.6kmは、ここが出発点となってます。

この散歩道、写真撮りたくなるところで・・・6ギガ以上撮りました。
まずは《小径、建物編》









日本六古窯の一つ「常滑窯」として有名な愛知県常滑市に
1972年頃より自然発生した観光コースだそうで
「美しい日本の歴史的風土準100選」に選ばれてます。

全盛期の姿を作り直して再現するのではなく、現在の状態を
保存しているって感じで、地域全体が常滑焼博物館的。
その特異な風景をたっぷりと見る事ができます。









常滑の空を飛ぶスズメは黒くなるってほど、最盛期には立ち並んだ
煙突から黒い煙を出し続けていたという。
そのため汚れを目立たなくするためか、黒く塗られた壁が目立ちます。

散歩道、順路に沿ってまわってると・・・だんご茶屋ハッケーン!



おだんごを食べながら(ギョウギワル)先へ歩いていくと、
ちょうど食べ終わったところの道端に串を捨てるための缶が(ウマクカンガエテル)
ちょっと順路を外れて表通りのコンビニに行くと・・・



後で走ってるのも見ました、ジモッティかな?

散歩道、順路に戻って、着いたのは「登り窯広場」









展示工房館もあったのですが、年末で閉館でした。
後で知ったのですが、ココの裏に回れば10本の煙突が並ぶ
見学、撮影ポイントがあるようです。見逃してザンネン。









四角い煉瓦造りの煙突も常滑の特徴でしょうか、
もう今は使われてないものですが、古い家屋、廃屋なども多く見られて
異空間の魅力。こんな観光スポットも良いものです。








見どころいっぱいの異空間、特にここは記念撮影スポット。







「土管坂」です。ここの写真はよく見かけるので外せないと
思いつつ、見逃してたので探しました。意外とショ○イ?ソンナモンデスネ。

「廻船問屋 瀧田家」もおすすめスポットのようですが
ここも年末でお休み、入れませんでした。





とにかく《小径、建物編》は、このへんで終わります。
陶芸の教室や店舗、工房なども多数あるので陶器好きの方は
1日楽しめるんじゃないでしょうか。







こちらのブログ「うろうろカッパ徘徊記」にも別画像貼っておきます。


記念写真も撮っておきました・・・

2009.12/29、愛知県常滑市 やきもの散歩道にて。

角島灯台の夕陽

2009-09-28 21:52:21 | 旅アルバム
ラストは(やっとかいッ!)角島灯台。


灯台公園には有料駐車場が(内緒ですが僕らは食堂の無料駐車場に停めっ放し)



白御影石造りの美しい灯台は、英国人技師R.H.ブラントン氏により
設計、起工され1873年(明治9年)に初点灯し現在も活躍しています。
「日本の灯台50選」に選ばれ、歴史的ロマンを秘めた
灯台の美しさは日本一といわれてるそうです。


灯台のレンズは、正八角形のフレネルレンズで、1874年イギリス製。


灯台の建設監督であり灯明番教授方であったウィリアム・ヴァイエルス氏
及びジョセフ・ディック氏は家族とともに角島に暮らし、
英国式のレンガ積みや灯台の扱いを教え、慕われてたそうです。
その当時の部屋なども復元され灯台記念館として保存されてます。
記念館には9:00~16:00まで入館でき、灯台にも昇れます!(有料)


いよいよ陽が沈みます。海の夕陽・・・


シルエットで分かり難いですが手前の建物が記念館。




折角、見物人いっぱいなので、夕陽に人影を撮ってみました・・・
















夕陽は堪能できたものの、灯台には昇れず
他のスポットへも回れなかったので・・・後ろ髪を引かれる思いで
角島(つのしま)を後にします。18:40

美祢(みね)インターから山陽道に入り、帰路につきました。20:22
名神京都東ICを降りたのが2:55。帰宅は午前3時を過ぎました。
さすがに渋滞は無かったけれど、休み休み、途中ちょっと家内と交替。
2日で、1300kmオーバーのドライブとなりました。
ステアリングを握ってた時間は延べ24時間を超えるだろうな・・・
ちなみに高速料金は、往きに一度出たり入ったりしましたが総額5,280円。
通常料金に比べて-16,300円でした。


また来よう、山口、角島♪


2009.9/20、角島灯台公園にて。

不完全燃焼のまま去る直島

2009-01-16 23:50:29 | 旅アルバム
直島でもうひとつ気になっていたのが、ベネッセハウスから島の反対側にある
『家プロジェクト』ここもベネッセの企画したもので
本村地区の古い集落にある古い家屋を改修し、宮島達男・ジェームズタレル・杉本博司・
内藤礼・千住博・須田悦弘・大竹伸朗らアーティストが家の空間そのものを作品化したプロジェクトで
サイトスペシフィックなアートです。

期待してたのですが・・・



プロジェクトの中核である「本村ラウンジ&アーカイブ」も年末休暇に入ってました。
観覧は無理そうでしたが、とりあえず歩いてみようと
役場でマップやパンフレットをもらい、観光駐車場(無料)に停めて


この緑のコペンちゃん、覚えてます。ベネッセハウスの町営駐車場でも一緒。
帰りのフェリー乗り場でも見かけました。狭い島です・・・






マップを頼りにうろうろするものの、中まで鑑賞できないので残念。
本来なら共通チケット(1000円)でいろいろ観覧できたようです。

しゃぁないんで・・・









はな垂れネコでも鑑賞して・・・w

もしもまた行くことがあれば、泊まりがけで行かないとダメかな。

そうそう、2009年2月1日 (日) 17:00~18:30に
安藤忠雄 レクチャー 「直島と瀬戸内国際芸術祭」があります。
参加費、1,000 (当日受付でお支払ください。)と言うことなので
安藤ファンの方はこの機会に。


アートなアイランド

2009-01-14 23:59:53 | 旅アルバム
12月29日は良い天気♪ 予報では曇り一時雨だったのに
普段の行いが良いとこうなる・・・ってことに。(^_^;ゞ
和製地中海?岡山の瀬戸内側ってこともあるのか、気温も高く
朝からオープン走行が楽しめました♪♪




宇野港からフェリーに乗って直島へ直行・・・約20分
芸術と文化の島、直島の玄関口 宮浦港につくとまず目につくのが
「海の家なおしま」
ここは、フランスのルーブル美術館別館も手掛けた
妹島和世、西沢立衛両氏による建築家ユニットSANAAの手によるもの。



海の方に目をやると、あったあった・・・



赤かぼちゃ(作:草間彌生)






遊具ではありません、芸術作品です。注意書きにも「作品に登らないで下さい」
「作品の中での飲食はやめましょう」なんて・・・やった人が居るんでしょうかw

なんか、わくわくする島です。
それでは、ベネッセハウスへと ひとっ走り。

ベネッセアートサイト直島
詳しくはHPをご覧下さい。ちなみにベネッセってあの「たまひよ」などの
教育雑誌を出している会社です。



ベネッセハウスの敷地は大変広く、宿泊客と外来見物人との扱いが多少違います。
駐車場も外来者はちょっと離れた町営無料駐車場に停めることになります。

ここは、宿泊するに限りますね。宿泊客でないと入れないエリアもあるみたいだし。
PARK、BEACH、MUSEUM、OVALと言う宿泊施設がありますが、すべて安藤忠雄設計。
地中美術館も含め、ここの建造物は全て安藤忠雄の設計によるものだと思います。



地中美術館も興味があったのですが、残念ながら年末年始休館でした。
仕方ないのでオープンエリアの作品群を見て回ることに・・・





草間彌生「南瓜」



「赤かぼちゃ」と同じ作家ですが、これは中には入れません。
記念撮影のポイントとなるので、思うように写真が撮れませんが・・・

パークエリアにはニキ・ド・サンファールなどの作品群が散らばってます。






これも作品、「平面によって2分割された円筒」ダン・グラハム作




テラスレストランの前にも「腰掛」ニキ・ド・サンファールの作品が。

ここから遊歩道を歩いて登ったり下ったり・・・



海が見渡せる丘に「三枚の正方形」ジョージ・リッキー作




海岸に降りる斜面には「見えて/見えず 知って/知れず」ウォルター・デ・マリア作










海岸には大竹伸朗作の上が「シップヤード・ワークス 船尾と穴」
下が「シップヤード・ワークス 切断された船首」。

幾つか紹介しきれませんが、こんな調子で野外ならではの
自然とアートの融合が覧られます。
徒歩で移動は大変ですが、若いので平気♪(足ツリソウデシタガ)
地中美術館に行くには町営バスも走ってるようです。


散々歩いて、また駐車場へと戻ります。
この旅行ではカメラ受難(?)が続き、買ったばかりのPENTAX Optio W60を
後楽園で落として無くし・・・池の端に落ちているのを発見、事無きを得ましたがw
メイン機のNikon D40は、電池切れ。準備周到な僕に限って・・・予備に換えたら
予備がなんと未充電! 確かに充電したはずなのに。
帰って、調べたら充電池の端子が汚れていたみたいで、磨いたら充電できましたw
そんな訳で、2日目の写真はFZ50やらFX8、W60で撮ったものです。



2008.12/29。直島ベネッセハウスにて


大名気分で茶を一服

2009-01-08 23:50:06 | 旅アルバム
ここ岡山後楽園は日本三名園のひとつだが、そもそもこの日本三名園って
全て、大名庭園から選ばれたもので、日本庭園の代表と言う訳ではない。
大名庭園と言うのは庭園形式としては認知されていないと思われる。
もともと江戸時代、徳川家の奨励もあって各国の大名達がこぞって造った
庭園で、主に政略的な接客の場にされたのではないかな。

日本庭園を語るなら(私は特に勉強したわけでも無く詳しくも無いので
語る価値は無いのだが・・・)
京都に都があった平安期が大きな存在になる。
そもそも京都は三方が山に囲まれ清流にもめぐまれており造園には最適地。
周辺は樹木・石・水・砂など良質の作庭材料の宝庫でもあった。
公家、僧侶を中心に特権階層の文化が集中、庭園様式も確立された。

神泉苑、嵯峨大覚寺に代表される寝殿造り庭園、
浄土思想の普及で極楽浄土を庭に表現した浄土式庭園(代表的なものは
平等院、浄瑠璃寺など)と言われる様式は平安時代のもので、
鎌倉・室町・戦国時代になると大仙院、竜安寺に代表される
枯山水の様式が流行する。
安土桃山時代になると書院式庭園が現れる
(代表的なものは醍醐寺三宝院庭園、西本願寺大書院庭園)
茶庭も茶室に通る路を本位としてつくられた庭として茶会での
流儀に則して規定されている。
そして江戸時代、廻遊式庭園の様式が確立されたようだ。
桂離宮、岡山後楽園、水戸偕楽園、金沢兼六園、熊本成趣園などが代表、
書院庭園の様式と茶庭の様式を合流し、池庭と石庭が渾然一体となった庭である。
池・島・山をつくり所々に茶庭を配し、いくつかの露地の連続として
園路、橋などにより連絡される。今で言うテーマパーク?
近世、江戸後期には梅屋敷と言うのが出現。徳川斉昭が梅の植栽を始めたことが
きっかけだろうが、観光地として梅だけではなく多種の草木を植え、
茶店、風呂、食べ物、みやげ物の販売など、江戸市民集客のために
いろいろな手段を講じている。浅草の花屋敷などもこの時期に開園した。

特権階級の嗜好や宗教の場から下々の娯楽の場へと変遷したわけで・・・

ただ日本庭園を入園料を払って楽しむなら、ほんの少し知識として
基本的な庭園様式や手法、技法を知り、庭園の考え方や、庭を造った
背景などを少しでも理解することで、日本庭園をより深く楽しむことが
できるのかも知れません。

私なんかいつも順路は無視、寄り道をしたりショートカットしたり
鑑賞以前の問題ですが・・・(^_^;ゞ





沢の池に造られた中の島、そこにはお茶室のような庵が建てられてる



太鼓橋を渡ると通行止めw。どうやら近くにある茶店で申し込むと
ここでお茶がいただけるようなので・・・決定!






正式な茶室ではない、あくまで茶屋。島茶屋と呼ばれる建物です。



廻りには濡れ縁があり、天気も良いのでそこで
お抹茶と吉備団子をいただくことに。




しゃかしゃかとお抹茶をたてる音を聴きながら
お庭を眺めてひと休み・・・
ここの吉備団子は後楽園でしか置いていない餡入りの特製もの。
器の説明とかされて・・・茶道の心得などないから、ちんぷんかんぷん。
島茶屋はもともと殿様が利用されたもので、ここからの
お池、庭の風景が一番よく見えるよう設計されたものだとか・・・
いろいろお茶のせんせに解説してもらいました。

と、言うことは「とのさまかっぱ」やなぁ・・・とかッ♪
ちなみに茶店では300円でいただけるのが、ここだと800円(でも値打ちありです)



池に舞う鳥は・・・なんと、カモメ。ちょっと場違いなw








今日のニャンコ in 後楽園。









・・・幸せそうやな。




2008.12/28 岡山後楽園 沢の池。


大名庭園―江戸の饗宴 (講談社選書メチエ)
白幡 洋三郎
講談社

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名城の側に名園あり

2009-01-06 18:54:31 | 旅アルバム
岡山城から ひとつ橋を渡れば後楽園へと繋がっています。
こうらくえんと言っても野球場や遊園地、ラーメンチェーン(幸楽苑)とはチャウ。
日本三名園のひとつ、岡山 後楽園
金沢 兼六園、水戸 偕楽園、そして岡山の後楽園。
雪月花になぞらえて、雪に兼六園、月に後楽園、花に偕楽園と言われます。
ちなみに日本三景だと 天橋立=雪、松島=月、宮 島=花だそうです。



お城とは旭川と言う河川で隔てられた庭園で、岡山藩主であった
池田綱政の命によって1700年に完成した江戸時代を代表する大名庭園。
林泉回遊式の庭園で、その広さは東京ドームの約3.5倍。
延養亭や能舞台を中心とした亭舎、園内各所に配置された茶室。
広い芝生地や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれていて
四季折々の花や風情を客をもてなすとともに楽しめるようになっています。


ちょこっと写真を撮ったところだけご案内・・・





延養亭(えんようてい)


能舞台 栄唱の間


栄唱橋


茂松庵(もしょうあん)


廉池軒(れんちけん)


御野島(みのしま)越しの唯心山(ゆいしんざん)借景に烏城。


唯心山から見た沢の池。左は中の島、右は御野島。


同じく唯心山から見たお庭。左奥に鶴鳴館(かくめいかん)が見える。
芝が緑だったらまた違った風景だろうなと・・・


庭園を巡る曲水。 この烏帽子岩を始め花崗岩がアチコチに配置されている。


中の島にある島茶屋。


沢の池ほとりの五十三次腰掛茶屋。

この庭園、まだまだ見どころはあるようで・・・
梅林、桜林、藤棚に花菖蒲池、千入の森(ちしおのもり)はモミジの林。
蘇鉄畑や茶畑、井田(せいでん)まである。


元日は入園も無料開放、新春祭が三が日にわたり行われる。
1、3日には、この広い庭に丹頂鶴が放鳥されたようだ。

山陽新聞1月3日



2008.12/28 岡山 後楽園