カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

のの花 vol.5 高原の初秋(いちっ)

2007-10-04 17:50:12 | 花だより
  信州旅行で撮った野草、高原の初秋に咲いていた花達をまとめておきます。


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虫さん達に人気なのは「マツムシソウ(松虫草)」
うす紫の美しい花。花言葉は…感じやすい、だそうで。

2007.9.16 美ケ原高原にて。







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この愛らしい花は「ヤマハハコ(山母子)」 キク科
名前も何だか良いですね、物語が生まれそう。

2007.9.16 美ケ原高原にて。






やさしく暖かそうにな黄色の花は「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」 キク科
アワダチソウとも言います。あの花粉症で悪名高いセイタカアワダチソウの仲間。

2007.9.16 美ケ原高原にて。









これは、りゅうたん>>>じゃなくて「リンドウ(竜胆)」 
陽が当たると花が開いてくれるそうですが、残念ながらどれも閉じてました。
園芸種は曇っていても咲いてるのに。

2007.9.16 美ケ原高原にて。






ぷっくり袋のようなこの花は「ホタルブクロ(蛍袋)」 キキョウ科
高山種は萼片とそれに付随した反り返った付属体がないそうです。
里では初夏から白い花をよく見かけるのですが、まだ咲いてるんですね。

2007.9.17 車山高原ペンション裏庭にて。






車山スキー場のリフト乗り場の花壇に咲いてた「ブルーサルビア」 シソ科
とても濃い色の青紫。野草とは違うでしょうが、キレイだったので。
よく見る赤いサルビアとは、かなり印象が違います。

2007.9.17 車山高原駐車場にて。






お団子のような、マッチ棒のような「ワレモコウ(吾木香)」の花。
バラ科だとは信じられない。
昔から秋の十五夜、お月見にススキとこのワレモコウの花は欠かせないとか。

2007.9.17 車山高原にて。






思わず何じゃコレって! 実?種?動物?・・・これでもりっぱな花なんです。「ハバヤマボクチ(葉場山火口)」漢字もイカツイ。 キク科
これ、ツボミじゃなくほぼ開花状態。もう少し真ん中の赤い花弁が目立つようになるはず。

2007.9.17 車山高原にて。






湿地に咲く、青紫の美しい花「サワギキョウ(沢桔梗)」 キキョウ科
ビオトープの淵を彩ってました。

2007.9.17 車山高原にて。






紫ばかりですが「ヤマラッキョウ(ヤマラッキョウ)」の可憐な花。
ふつうのラッキョウの花とどう違うのか、わかりません。と言うことは
ラッキョウができるのかな?だとしたらラッキーよ!

2007.9.17 車山高原にて。



のの花 vol.4 夏から秋へ

2007-09-03 21:22:47 | 花だより
 しばらく放置状態だった花便りカテゴリー。ちょっと流してみます。


玉造温泉の旅館庭園の片隅にひっそり咲いていた ヤブラン(薮蘭)。
英名リリオーペは、ギリシャ神話の女神の名前から。






キチョウが蜜をもらってるのは、ヤナギハナガサ(柳花笠)。
可愛い花なんですが、写真がピンアマでw






何やらクモさんがアンテナを張ってるのは、ネジバナ(捩花)。
見たまんまで、小さな花が ねじれながら咲いてる面白い花。
英名スピランセスは、やはり螺旋。宍道湖畔の公園にて、7/16日。






「忘れ草」何故、そう言われるのか知りませんが、ヤブカンゾウ(薮萓草)。
嫌なことを忘れさせてくれる花だとも。
美しく咲いた花も一日でしぼんでしまいます。一重のものはノカンゾウ(野萱草)。

ヤブカンゾウ、ノカンゾウ>誰やッ、ダジャレ考えてるのは・・・




さて、この時期になると、恒例の紫サルスベリ。今年も探しに行きました




うすむらさき。




深紅。



そして・・・






むらさき。 今度こそ地点登録しましたよ。




のの花 vol.3

2007-06-08 18:58:24 | 花だより
 さて、マイペースに戻ろうと グブロの画像フォルダを見ると
    蔵入り画像が溜まってました。


上の写真は、よく見る花、アザミ(薊)です。
先日行った 山間のカフェで撮ったもの。こんな時期に咲く花だったっけ?
キク科で、名前の由来は分かりませんが
スコットランドの花に定められてる。何となく英国調な感じはしますね。





これもカフェの庭に咲いていた 青紫がきれいな花
ミヤマオダマキ。 キンポウゲ科で観賞用の園芸種が多い中、
これは、日本古来からの自生種。素朴な感じが素敵です。





同じく紫色ですが、小さな花です。
カキドオシ(垣通)だと。
シソ科で、垣根をくぐり抜けるほど伸びるので この名になったようです。





もうひとつ、紫のん。 びわ湖バレイで咲いていた
じゅうにひとえ(十二単)。 これもシソ科で、学名はアジュガ。
純粋な野草では無いかも知れませんが、草原で目立ってました。
・・・これって、セージかな?自信ありません。





これも びわ湖バレイのハイキングコースで見かけた
ベニドウダン(紅満天星)、漢字名が良いですね。
ツツジ科です。





ピンクの可愛い花を見つけました。
イワカガミ。 イワウメ科で、これはコイワカガミかな。
こちょこちょってされそうな花ですね。山岳地に咲いてるみたいです。
びわ湖バレイ、クリンソウの近くで咲いてました。




散々、写真を撮ったクリンソウ(九輪草)。
名前の由来(お寺の五重の塔のてっぺんにある「九輪」から。
茎を中心に輪のように咲く)が よく分る一枚です。



そうそう、びわ湖バレイには ハンモック広場ってのがあって



空を見上げて、揺られながら お昼寝ができます。









のの花 vol.2

2007-04-20 19:45:34 | 花だより
 ご存知 タンポポ(蒲公英)←クイズに出てきそうな漢字です。 キク科。

花の名の由来は、特徴的な 丸ぁるい綿毛状の種の塊からきてるみたいです。
日本刀を磨く時に使う たんぽ に似ているところから たんぽ穂 となったのでしょう。





野っ原で遊んでると、この種が風で飛んできてよく口に入ったりしたものです。
友達に フーッ!と吹きかけたり・・・(吹きかけられたり・・・)
これが耳に入ると、中耳炎になるって言われてましたよね。




菜の花と、きいろの競演。








ホトケノザ(仏の座) 別名:三階草(サンガイグサ)  シソ科
春の七草の「ホトケノザ」は、この花では無くて、タビラコ(田平子)のことです。


名前の由来は、葉が 仏像などの蓮華座に似ているところから付いたものでしょう。
別名の三階草は、葉が段々に付いてるからだと。いずれにしろ
花が咲いてない時期に付けられた名前なのかな。

じっくり見ると、可憐でなかなか可愛い花です。変った形をした花ですね。
踊り子草の仲間だから、もう少し可愛い名前を付けてあげたいな。

学名のLamiumは、喉っていう意味があるらしい、きっと花の形が
うーんって喉を伸ばして、舌をペロッと出してる様だからかなぁ?(私見)








これも馴染み深い 雑草 いやいや 野草 です。

カラスノエンドウ(烏野豌豆)   マメ科。

ちゃんとエンドウ豆のような、サヤ付きの豆が出来ます。
ママゴトには欠かせない植物ですよね。

これより小さいので、スズメノエンドウと言うのもあるんですよ。
花も小さく、サヤにはマメが2つほど入ってるだけ。

烏と雀、いずれも身近で ちょっと邪魔者扱いされることも・・・



滋賀県 しんあさひ風車村にて 4月15日撮影

のの花 vol.1

2007-04-19 18:51:37 | 花だより
 猩々袴(ショウジョウバカマ) ユリ科





花の名の由来は、想像上の動物(猿)猩々の赤い顔に由来する
ロゼット条の肉厚な葉を袴に見立てたものらしい。
この花を見て「猩々」を連想するのは理解し難いが、
もともと赤い花もあるのだが、それでも猿の顔には見えない。
花の色は、赤、ピンク、白などがある。これは、薄紫だった。

ちなみに「猩々」とは、アニメ「もののけ姫」にも登場しますね。
能では赤い猿の面をつけて演じる演題があります。
全身赤毛で、人語を解し、酒が大好き とされている架空の動物である。






私が出会った 野にあるこの花は 
俯き加減で しなだれて 瑞々しく
とても清楚な感じのする花でした。

アップの写真は、下から覗き込むようなアングルで撮ったものです(得意技?)





耳菜草(ミミナグサ)  ナデシコ科

花の名の由来は、花のカタチが鼠の耳に似てるかららしい。

厳密に言うと写真の花はオランダミミナグサだと思われます。
オランダと付くのはヨーロッパからの外来種だから。
在来種のミミナグサとは、花の数や形、付き方が微妙に違う。
とても小さな花、ネット図鑑で調べるまでは、ハコベだと思ってましたw


野にあって、虫たちの小さな つぶやきを聞いているのでしょうか






大犬のフグリ(オオイヌノフグリ) ゴマノハグサ科

花の名の由来は、書かない方が良いかなぁ。
犬の陰嚢(フグリを文字変換してみて下さい)、この草の実が
ワンコのタマタマに似てるから・・・。オオって付くのは、これも外来種で
在来種とされているイヌノフグリより、少し大きいからかな。

実際は、とても小さな花で、気をつけて足下を見るとよく見かける野草です。
水色の四弁には、ブルーのラインが入っていて、お洒落じゃないですか。

人間に 何て名前を付けられ、何と呼ばれてるかを知らずに カワイソ
まあ、花にとって そんなこと何の問題でもありませんが・・・
この草も誰に何と言われようとも けなげに花を咲かせ、しっかり実をつけ
仲間を増やします。









姫踊子草 (ひめおどりこそう) シソ科

これは、良い名前をもらってますね。 私には少しおどろおどろしくも見えますが・・・
実は在来種のオドリコソウの名前をもらってます。これも帰化植物です。
少し小さいので「ヒメ」と付けたみたいですね。
ラッキ~♪と思ってるかどうかは、分かりませんが・・・
どちらかというとホトケノザ(三界草)の方に、似てると思うのですが。
最近ではホトケノザの生息域を侵略しているようにも思います。



兵庫県 丹波篠山にて 4月8日撮影



「やそう」カテゴリー、以前から作っておきながら やっと初投稿ですが
これからも折りに触れ、続けていきたいと思ってます。
野草と言っても身近な草花ですが・・・

ただ、名前の特定とか、難しくて大変です。間違いもあると思いますので
ご意見、ご教授の程、よろしくお願いします。