カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

内緒の名椿

2010-04-07 22:25:43 | 花だより
さてこの春、5ヵ所目の椿観賞です。
ここは、観光スポットでもなく、社寺でもありません。
あくまで個人宅。



しかしながら この椿、京都市指定天然記念物。



推定樹齢450年、樹高9m、枝が100㎡にも及ぶという巨樹。
これだけの巨木は全国でも稀で、一見の価値ありというものです。







椿の種類としては 五色八重の散り椿です。






その見事さゆえ 見物の方も絶えないのですが
開放されてるとはいえ、個人宅ですから お庭に入る時は
ひと声かけて、許可をもらって入るようにしましょう。















なかなか見応えあり、写真を撮るのもたっぷり楽しめます。



さて、内緒にしておきたいところなんですが・・・
何処なのかというと、
上賀茂神社の前の通りを、北西に進むと「柊野(ひらぎの)別れ」って
交差点があり、そこをさらに北西に、次の信号を左に賀茂川方向に折れると
この椿のある旧家「奥村邸」。椿の木が目につくのですぐに分かります。
ほんとに内緒ですが↓
      《ここです》
くれぐれも家人の方に迷惑がかからないようにしてくださいね。




2010.3/22、柊野の散り椿。

連番にしますか、バラがいいですか、そうですか。

2009-10-28 22:36:05 | 花だより
ここ「花フェスタ記念公園」は、世界に誇るバラ園と公言するだけに
かなりの規模のバラ園があります。

上のは「ブルームーン」って名前が付いていました。古いタイプのローズです。



02「ハローウ カー」新しく作出されたバラのようです。

薔薇も古くから品種改良の代表みたいな植物、名前もいろいろ付けられてます。



名前も紹介しようと、最初はマメに名札も撮ってましたが・・・
あまりにも好き勝手な名前が多くて、意味ないなぁって(薔薇無知ですから)

つーことで、写真ばっかりになりますが・・・


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薔薇には見えないような花もありますね。


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当然のように写真を撮りに来てる人も・・・



薔薇の妖精たち・・・これは誰も撮ってなかったなw(^_^ゞ



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薔薇の写真、一気に・・・それじゃこの辺で。


2009.10/25、花フェスタ記念公園 ローズガーデンにて。
(他の写真はこちらでもアップします)

酔いきれず

2009-10-01 23:16:06 | 花だより
久しぶりに花の撮影をしに近所の山寺、『大乗寺』に行ってみました。

ここは酔芙蓉(すいふよう)の花で有名。1,300本の木を育てられてます。
酔芙蓉は芙蓉の園芸種で、その花が朝は白く、夕方にかけて赤くなっていく
その様子がお酒を呑んだ顔の色にたとえて、この名がつけられたようです。
こんな調子←私も定点撮影するのが課題です。










2年前に行った時は10月始めで沢山咲いてましたが
今年は早過ぎたようです(9月22日)まだ五分くらいの咲き加減。




















拝観も無料なのに、杖や蚊を除けるための団扇も借りられる、親切♪

お目当ての酔芙蓉はあまり咲いていなかったので、他の花を・・・
※酔芙蓉は、ちょうど今が最盛期のようです


菊芋(きくいも・キク科)。ホバリング中はヒラタアブちゃん。



彼岸花(ひがんばな・ヒガンバナ科)。別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)


金襴紫蘇(きんらんじそ・シソ科)。別名:コリウス


杜鵑草 (ほととぎす・ユリ科)
後ろで咲いている赤い花は、水引草(みずひきそう・タデ科)


秋海棠 (しゅうかいどう・シュウカイドウ科)


小紫(こむらさき・クマツヅラ科)



2009.9/22、山科大乗寺にて。
久しぶりの花撮影は、なんか不完全燃焼・・・酔いきれず

そうそう、先日のロードスター20周年イベント動画がマツダのサイトで公開されてます。


夏空待望、味彩エピローグ。

2009-08-02 16:39:39 | 花だより
四国は梅雨が明けたようですが、近畿はまだなのかな?
来週は傘マーク無いようで、いよいよ梅雨明け宣言が出そうではありますが
まだ夏空にはほど遠い不安定な天気が続いてます。

出しそびれていた半月以上前の写真、天龍寺庭園の紫陽花。
すでに旬を過ぎて味のある彩りを見せていました。






きたなーく 枯れていく紫陽花の花は、よく見るのですが
ここの花は、褪せた色彩が味わい深くて、美しかった。







もちろんまだまだ盛りの彩りを見せている木の方が多かったです。






うーん やっぱりどうも時期外れな感じ(^_^ゞ










これらは甘茶や額空木に類するものかな?
いろいろ名前が付いてましたけど、忘れましたw










言問わぬ 木すら紫陽花 諸弟らが 練の村戸に あざむかれけり 
                         万葉集 大伴家持

紫陽花は七変化、色も変われば、花弁に見えるのは実は萼だったり・・・
言葉を使わない紫陽花の木にすら、人はあざむかれる。
それ以上に、言葉を操る人達の上手い騙し文句には、あざむかれてしまいます。
(河童解釈)

総選挙を前に万葉集に残された短歌、考えさせられるものがありますねぃ。





2009.7/12 天龍寺庭園にて。

雨が似合うはずなのに

2009-06-19 18:17:56 | 花だより
さて、気分を変えて・・・6/7に行った柳生花しょうぶ園の花菖蒲以外の花たち。



紫陽花、もう今ごろは色づいてるかな。
この時はまだでした




それでも先走って色づいてるコが・・・




よく見ると住人も居りました、ハナグモちゃん。




睡蓮も咲いていましたが・・・
乾いた絵やなぁ、この時は確か梅雨入り直前だったけれど
梅雨に入ってから、それらしい空模様にならないね。




しかたがないので、ダンシング睡蓮 




このコは涼しそう・・・




住み着いたのかな? ウチの裏庭に。うーん、困った 

今日のコにゃんコ。





木登りのお稽古でした。Photo by J

剣の里、柳生で勝負!

2009-06-10 23:38:55 | 花だより
この日曜日、奈良市柳生町の『柳生花しょうぶ園』へ行ってきました。

ウチからココらへ行くには、山坂道をくねくねくねくね・・・
細い道が多いですが信号が無いので走りっぱなしが楽しめます。
今回は奈良の柳生の里でしたが、ココらは滋賀に甲賀、三重の伊賀と
剣術、忍術、武闘集団で名高い里が隣接している興味深い地域です。



まぁ、そのあたりは後回しにして まずは花菖蒲をo[◎]_- )パチリしに。



ここ柳生花しょうぶ園は1万㎡の広大な土地に、5月下旬~7月上旬にかけて
約1ヶ月、期間限定で花しょうぶ園が開かれます。
約80万本460品種の花菖蒲があり、一面の緑の中に青や紫、白や黄の
花菖蒲が咲き乱れ、目を楽しませてくれます。







この日は、晴れ時々曇り。花菖蒲を撮るには天気が良過ぎました。
それに風も吹くので、ひらひら・・・







ここはもともと棚田だったようで、あぜ道のような順路を歩くようになってます。
最初は地元のお百姓さんが寄り合って村おこしのため始められたようで
開演するようになって、もう20年以上になるそうです。



様々な品種があって、それぞれに名前が付けられてましたが・・・
ひとつも覚えてません(^_^ゞ









お揃いですかぁ~♪















ツボミも魅せどころのようです。







梅雨入りしたようでゲロ。今日は一日雨でした・・・

でもこの雨、長続きしないようで。今度の土曜は降水確率40%の曇り空だとか。
Auto Factoryさん、ジムカーナ大会のタイトルが決まったようです↓
京つけものの 『 打田漬物 』 争奪 第2回 Auto Factory ジムカーナ大会





2009.6/7、柳生花しょうぶ園にて。

なんじゃもんじゃ、こんなもんじゃ。

2009-05-23 18:22:45 | 花だより
17日、ぽ集下見の帰りに気になっていた神社に寄ってみました。

「なんじゃもんじゃの木」、一度聞いたら忘れられない名前。
でも、実際に見るのはこれが初めてでした。





神社の名前は「沙沙貴神社」。滋賀県蒲生郡安土町にあって、
佐々木姓発祥の地だとか。







「なんじゃもんじゃ」、ひとつばたご(一つ葉たご)の別名でモクセイ科。
花が咲くと雪が積もったようにも見え、洋名のチオナンサスはギリシャ語で
雪の花って意味だそうです。

「何じゃ?この木」「何でふ物じゃ?」などと呼ばれてる内に
この名になったらしい。(^_^ゞ









4枚に見えてる花びらは、実は1枚が裂けて4枚に見えてるのだとか、
ワッと咲いて、サッと散る。見頃はわずか1週間ほど。
先週、もう散り始めてたから今ごろはもう・・・





もちろんここの神社を訪ねるのは初めてですが、
何やら由緒もあるようで(また後ほどご紹介 ^_^ゞ)
それより、花がいっぱい。珍しい花も見られました。


小町ふじ



文目







夏ろうばい



??



姫檜扇(ひめひおうぎ)



御柳(ぎょりゅう)

・・・まだまだ咲いていました。四季を通じて色々な花が咲くようです。
意外と穴場スポットかも。


ほんじゃ、なんじゃもんじゃに戻って





2009.5/17、沙沙貴神社にて。

春の森。

2009-03-28 22:59:49 | 花だより
写真はコブシ(辛夷)、木蓮によく似た花です。
古武士では無く、演歌のこぶしでもありません。
どうやら実がにぎりこぶしに似てるからこの名前になったようです。

神戸市立森林植物園では、まだこの程度の開花状況。



この森林公園は長谷池をほぼ中心に、色んなエリアがつくられてます。
日本針葉樹林区はもとよりアジア区、北アメリカ区、ヨーロッパ区など
世界の森が楽しめるようになってます。

そのひとつ、ここはシアトルの森。







そしてこちらは、天津の森・・・






ここらを散策していると


オウバイ(黄梅) モクセイ科
梅に似た黄色い花だからこの名前に。でも梅ではありません。
モクセイ科なんだけど木犀っぽくもないですね。



これも何か不思議な形をした花です。トサミズキ(土佐水木)マンサク科。
学名のCorylopsis spicataは、ギリシャ語で兜に似ていると言う意味です。





木の枝を黄色の花で埋めてるのは、サンシュユ(山茱萸)ミズキ科。
別名を「春黄金花」と言うらしい。





これは和紙の材料として知られる、ミツマタ(三叉)ジンチョウゲ科。
枝が三本づつ分岐するのが名前の由来。萬札の原料もこれなんですが・・・
原料だけみてもねぃ。


しがみついてるのは、クロマルハナバチくん。


ここには、こんな仲間も・・・






これも可愛い花ですね、ウグイスカグラ(鴬神楽)スイカズラ科。
赤い花なのに何故ウグイス?どうやらウグイスが鳴く頃に咲き出すからのようです。



桜のようでサクラじゃない、ウチワノキ(団扇の木)モクセイ科。
レンギョウにも似てますが、黄色ではなく、白かピンクの花が咲きます。


きっとまだまだ花があるのでしょうが、回りきれないし・・・
これにてごめん!

2009.3/21、神戸森林植物園にて。

春風の妖精、六甲の森。

2009-03-27 22:52:45 | 花だより
神戸市立森林植物園は昭和15(1940)年に創設された、総面積142.6haの
広大な樹林植物園。六甲山地の西に位置して、園内(?)を西六甲ドライウェイ、
再度ドライウェイが通ってます。 園内マップ

園のHP、見頃情報(3/19)にはカタクリ開花一気に進む・・・とありました。
これは行かねばと思ったわけで、
斜面一面の群生・・・とはいきませんでしたが、そこそこ見ることができました。





早春の妖精といわれるカタクリの花、ユリ科だけれどちょっと変わってます。
その生態、一生はドラスティックというか何というか・・・
その種子にはアリの好む物質が付いていて、アリさんが種まき役になってくれます。
1年目には紐のような葉が発芽し、年を追うごとに広い葉へと変わっていきますが
この時点では葉はまだ1枚だけ、7~8年かかって葉が2枚になると
やっと花を咲かせます。
それも気温などにとてもデリケート、陽の当たる時のみ咲き、雨の日や曇りには
開花しにくいと言われてますが、温度が高ければ曇っていても咲くようです。

3月半ば、陽当たりのいい林の斜面などに群生しますが、5月頃から
落葉樹が芽吹き、葉が茂り出すとカタクリは葉を枯らし、地上から姿を消します。
1年のうち10ヶ月はその姿を見ることはできず、地中で球根として休眠します。
ヨーロッパではこのような植物を
スプリング・エフェメラル(春のはかない命)と呼ぶようです。

この花を見るのは、まさに春の日の夢を見るようなもの・・・


Photo by J. (FZ50)

カタクリと言えば片栗粉を連想しますが、その通り
元来、片栗粉はこの植物の鱗茎からとれるデンプンが原料でしたが
今の片栗粉はジャガイモ(一部サツマイモ)を原料としてます。
カタクリからとったデンプン粉は、今は漢方薬として薬局に売ってるそうです。

 

 
画像はクリックすれば大きくなるようにしてみました。

カタクリの名前の由来は、これも諸説ありますが
万葉集では、堅香子(かたかご)の花と詠まれてます。これが、カタコユリとなり
カタクリと転じたようです。片栗の字が当てられたのは、根の鱗片が栗の片割れに
似てるとか、種子が似てるとか・・・からくるようです。
花言葉は「初恋」「淋しさに耐える」だそうです。


さて、森林植物園のカタクリが咲くロックガーデンには他にも春を告げる花が・・・


ユキワリイチゲ(雪割一華) キンポウゲ科イチリンソウ属
早春の風、「風の花」Anemoneの学名が付いてます。



ユキワリソウ(雪割草)、別名:ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科
チャイコフスキーの「四季」4月雪割草、と言うのがありますね。


 
あっ!jama・・・


Photo by J. (FZ50)
フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科
めでたい名前ですが、茎と根は有毒です、食べないように。


ロックガーデンを離れて「つつじ・しゃくなげ園」の方に行ってみます。




ナンバンキフジ キブシ科とありました。詳細は?
黄色いかんざしのような可愛い花が葡萄の房のような咲き方をしてました。



ミツバツツジは、つぼみを膨らませ今にも咲きそうでした。
HPでは3/26見頃になりました、とあります。





エゾムラサキツツジは満開でした。


途中、ヤマガラちゃんを見つけてパチリ。まだふかふかでした・・・





ふかふかと言えば、ネコヤナギもね。


だらだら歩いてるうちにいつの間にか公園の中央、長谷池です。


んっ? 沼なのか・・・

初秋の森に

2008-09-11 23:39:12 | 花だより
先週の日曜(9/7)お天気も良いので、お昼前から
和知の方へひとっ走り。



まずは「道の駅 和(なごみ)」で腹ごしらえ。


山菜そばに鯖寿司、黒豆うどん。
黒豆うどんには、いっぱい黒豆が入ってた。うどんにも練り込んである。
味は特別じゃないけれどw このあたりでも丹波の黒豆、名産地。
そしてデザートに黒豆のマフィンやなにやらを・・・
ふと考えると、これだけの黒豆製品、地場産のはずがないなと。

道の駅からクルマで2、3分かな


「わち山野草の森」がある。
園内散策路へ入るのは有料(大人300円)。園内は結構広くて
一周するのにゆっくり歩いて1時間半くらいと聞いたが、
3時間くらいはいたかな。もとは取った?



アゲラタム[かっこうあざみ(郭公薊)]キク科



ルリトラノオ(瑠璃虎の尾) ゴマノハグサ科

虎の尾と付く花の名前は意外と多い、青紫の花だけでも
エチゴトラノオ、 ミズトラノオ 、 ヒメルリトラノオ 、 ヤマルリトラノオ 、
ヒメトラノオなどあり、白花のものも同じくらい種類がある。

蜜を吸っている蝶は、チャバネセセリちゃん。



アリさんとアリさんがごっつんこしてるのは、
ハナトラノオ(花虎の尾)シソ科

これまたトラノオと名前がつく オカトラノオ、 イヌヌマトラノオは
サクラソウ科。 イブキトラノオ 、 ムカゴトラノオ 、
ハルトラノオ はタデ科。 エチゴトラノオ 、 ルリトラノオ 、
ヤマルリトラノオ はゴマノハグサ科と種類は別なのであるw




長ぁーーい!花。

↑クリックで別画像
タカサゴユリ(高砂百合)[別名:細葉鉄砲百合]ユリ科
鉄砲百合に似ているが葉が細いのが特徴。
鉄砲百合は日本原産で6月頃に咲く、高砂百合は台湾の高砂地方の花で
8月頃に咲き始めるようだ。


さて、ゴーヤ(にがうり)の棚を見つけたので行ってみると



↑クリックで別画像
な、なんじゃこりゃ?!
ヘビウリ(蛇瓜)ウリ科 って言うらしい。れっきとした食用野菜だとか。
ここにも写真が出ている→芸術野菜 蛇瓜




気分を変えて 旬の花を



イタドリ(虎杖)タデ科 花じゃナカッタ、実ですね。


萩も咲き始めてました、秋ですね。



道巡り花便り

2008-08-02 23:04:55 | 花だより
道の駅巡りをしながら撮影した花や虫たち・・・
撮り溜めた写真を貼っておきます。



タケニグサ(竹似草/竹煮草) 別名:ササヤキグサ(囁き草)「あさご」にて
別名の囁き草は、実が風で擦り合って出す音が囁きに聞こえるから。




コマツナギ(駒繋ぎ) 
馬(駒)を繋いでおいても抜けないって意味かな。




ヤブガラシ(薮枯らし) 別名:ビンボウカズラ(貧乏葛)
可哀相な名前を付けられたものです。




ワルナスビ(悪茄子) 別名:オニナスビ(鬼茄子)「やくの」にて
そんなに悪そうには見えんけど・・・
クロマルハナバチがせっせと飛び回ってました。




ロベリア・スプレンデンス 
日本名が欲しいよね「炎の鳥」とか・・・




これ名前分りません                     Photo by J (FZ50)



同じ花です。暮れなずむ空と・・・




正式名は知りません。ヒマワリ(向日葵)の一種だと思います。




ミヤマアカネ 「あさご」にて




クロスジシロチョウ 「やくの」にて



番外「フレッシュあさご」にて

駐車場の横の消火器入れの上に、こんな巣を発見。 ↑画像クリックでもう1枚



親鳥はキセキレイでした。 ↑画像クリックでもう1枚
巣の写真を撮っていたら心配そうに・・・遂には文句を言いに?


あっちぃあっちぃ夏休み

2008-07-23 17:34:50 | 花だより
去年の海の日の連休(7/15・16)は出雲大社宍道湖辺りへ行っていた。
台風の影響で雨にたたられ、宍道湖の夕日も見られなかった。
今年もちょこっと1泊でと思い、前日に宿を探して・・・
道の駅巡りを敢行。
アッツイ京都を離れ、兵庫県の中東部から北部にかけての道の駅を目指す
ハチ北、神鍋と高原もあり内陸の京都より北なんだから
少しは涼しいかなと思ってたら・・・
京都府舞鶴市や兵庫県豊岡市は連日37度を越える全国1、2位の猛暑。
ふぇ~ん現象なんだそうだけど・・・

そんな中、京都エリアで残っていた2軒と兵庫エリア14軒、計16駅を
2日で走破。ヘバヘバの休み明けでしたw
道の駅レポートは追々またブログに記録するとして
それまでに溜まってる写真を貼っとかないと先に進めないので
まずは植物編を・・・夏休みの植物採集や昆虫採集をやってる気分で。




小坊主弟切(こぼうずおとぎり)オトギリソウ科 〈7/5、Kazeにて〉
(ヒペリカム・アンドロサエマム)の実です。
花は弟切草や金糸梅、美容柳などオトギリソウ科らしく黄色の花。
小坊主ってついたのは、どうやらこの実のせいらしい・・・
とってもキュートなピンクの小坊主ちゃんですね。



真っ赤な実もあるみたいです 〈7/6、奈良県吉野郡にて〉




アーチを描いて白い小花が根本のほうから咲いていく
オカトラノオ(岡虎の尾)サクラソウ科 〈7/5、Kazeにて〉
トラノオも何種類かあるので間違えやすいですが・・・


野草の中には名前の分からないものもよく見かける。
図鑑にも載ってない…図鑑と言ってもポケット図鑑だけど(^_^;ゞ
そんな花にもそれぞれ特徴があって美しいのだけれど






上の2つは そんな名前がわからない野草〈7/6、和歌山県伊都郡 紀の川河川敷にて〉




これくらい特徴があると覚えてしまう。
ねじれながら咲いてる花、名前もズバリ ネジバナ(捩花)ラン科。
学名のスピランセスも螺旋花の意味。
別名で「もじずり(捩摺)」と呼ぶことも、百人一首にある
「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに
           乱れむと思ふ 我ならなくに」
                   古今集 河原左大臣
は、この花のことである。よく見かける花なので覚えて欲しい。
〈7/6、和歌山県伊都郡 紀の川河川敷にて〉




特徴があるといえば、こんな実を発見。〈7/6、奈良県葛城市二上山公園にて〉
コノテガシワ(児の手柏)って木の実です。
まるで「もやっとボール」でしょ。




思わぬ光景を見ることもあります。〈7/6、奈良県吉野郡 道の駅黒滝にて〉
レストランのテラス、ウッドデッキの隙間から顔を出した
楓の若木・・・


健気なものだなと


ふと見ると




並木になってるし・・・
これってこのまま成長したらどうなるの?


野を見渡せば

2008-05-23 09:14:08 | 花だより
ロドスタを乗るようになって、休日はドライブ三昧のようだが
もともと出不精なもので、ステップワゴンがあっても
オートキャンプはもとより、アウトドアレジャーを
楽しむに至らなかった。
・・・それでもアウトドアは好きなので、いつかは行くだろうと
道具だけは、ちょこちょこ買い揃えて。今は納戸の奥に・・・
そして、結局休日には何もしないで時間を潰すだけだったのに。

そんな僕がロドスタ魔力に嵌まって、ドライブ三昧とは・・・
おそらく他のクルマだと、またろくに乗らずに出不精に
なるんだろうなと思う。
マツダロードスターってクルマに乗ってる自分が好きなんだろうな。
ちょうど心地良いんだと思う。


閑話休題

郊外をドライブすると、路傍の木々や花。野の草花に目をやる
自然の中で息づいてる 生きものを見ていると癒される。










花が終わった たんぽぽの綿毛にも いろいろな表情を見ることができる。
プリズムのように光彩を得た綿毛の美しさに驚かされたりもする。




名は知らないが、木漏れ日の中 さりげなく咲く花に魅せられたり




新しい命の芽生えを感じさせてくれたり




自然の中は 美しいもので 充ちあふれているようだ。




写真は一向に上手く成れないが、こういうシーンを切り取って
残せるのは 愉しいことだ。




河原でウスバシロチョウが好んで留まっていたのは
ドクゼリかな?それともシャクの花だろうか。




この花は トキワハゼかな。




こちらは ムラサキサギゴケ。




オダマキは野草と呼べるのかどうなのか・・・




子供の頃、春の花と言えば れんげ、たんぽぽ、すみれにつくしだった。



春の田いちめんを覆っていた れんげそう、白い花を探し回ったり・・・
最近はあまり見かけなくなって、寂しい限りです。

まだまだ赤銅色のロドで徘徊するのはやめられそうにありません。
もうすぐ、最初の車検が・・・その前にステッピーの3度目の車検。
ふぅ~ッ


花便り in 室戸

2008-01-06 22:05:17 | 花だより


旅レポはもう終わって、花便りです。 結局、まだ室戸やし・・・
去年ネタで引っ張り過ぎって言われようが何と言われようが続けます・・・




アロエの花です。今、花盛り。室戸周辺ではアロエの花壇が多かったです。







夫婦岩の公園で撮影。





妖精か?官女? 紅白でメデタイ。 ペンションししくいにて。




これもペンションししくいにて、サザンカの宿・・・




ペンションのWellcomeカエル、迎える・・・ですかね。






灯台へ行く坂道にツバキの花が散り落ちてました。 椿さかみちだろう(ムリカラ)




灯台へ行く坂道の石塀に、森の妖精がいっぱい。 マッチ棒とちゃうよ。






海岸沿いのお家の柾の垣根。この実を求めてメジロやスズメが。




海岸の岩場に咲いていた黄色い花。






お地蔵様と黄色い花。 二十四番札所最御崎寺にて。

のの花 vol.6 高原の初秋(にぃ)

2007-10-05 17:15:59 | 花だより
  高原の初秋に咲いていた花やら実やらの写真をまとめておきます。

上の写真は 激しい水の流れを背に揺れる「シシウド(猪独活)」 セリ科
英名、アンジェリカの名はエンジェルが語源。
薬草で強心剤として使われ、死者を蘇らせる天使が宿ると信じられていたから。

2007.9/17、長野県 女神湖にて。







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白くてふさふさな花は「サラシナショウマ(晒菜升麻)」 キンポウゲ科
上の写真のピンクの金平糖みたいな花は「ミゾソバ(溝蕎麦)」 タデ科

9/17、女神湖にて。







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何かうごめいてるなぁ、この花は「シオン(紫苑)」 キク科
下の写真はあくまで、花を撮ったのですが
ピントが手前に合ってしまったようです。

上の写真にも下の写真にも虫がいるようですが、私では分りません。
むしに詳しい人に、じっくり見ていただいて教えを乞いたいものです。

9/17、女神湖にて。




さて、秋は やはり実も目につきます。






和菓子の飴ちゃんのような 可愛い実は「ツリバナ(吊花)」 ニシキギ科
「マユミ(真弓)」と良く似てます。同じ錦木科。
女神湖のカフェで、木いっぱいに実ってました。この後、真っ赤に熟して
五弁にパカッと割れ、中から真っ赤な種がぶら下がります。実際には見たこと無いですが。

間違っても名前の前に 首 なんて付けないようにッ!






まさに鈴なり「エゴノキ」漢字名は無いようです。 エゴノキ科

自分勝手はイケませんね・・・

9/24、滋賀県 マキノ高原にて。






野草には思えない華麗な花は「ホトトギス(杜鵑草)」 ユリ科
野鳥のホトトギスと同じ名前、と言うかこの花の斑点模様が杜鵑(ほととぎす)の
胸の模様と良く似てるから この名が付けられたようです。鳥の方が先のようです。
秋の野山、林などの日陰でよく見かける花です。






これ本当は小さな花です。「キツネノボタン(狐の牡丹)」 キンポウゲ科
細かく分けると「ケキツネノボタン」、ヤマキツネノボタンとも言うのかな。
学術的には まだ確定されてないようです。



実は、まるで モヤットボール。






これも実ですが、キレイです。何の実かすぐに分かった方は、そうとう野原に詳しい。
何故か調べてもなかなか出てきませんでした。



これが花なんです。 実はこれ 馴染み深い「イタドリ(虎杖)」 タデ科

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こちらは、ベニイタドリって言うそうです。






タデ科ついでに 写真になりにくい花ですが「ミズヒキ(水引)」。水引草とも。
花がヒモのようで、上から見ると赤く、下から見たら白く見えるので
紅白の水引に見立てたようです。







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最後に、これもよく見るのに名前は知らない。猫じゃらしの大きいのんとか・・・
「チカラシバ(力芝)」 イネ科。 
根付きが強くて、抜くのに力が要るからこの名が付いたようです。