カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

ナニコレ!もん?

2011-11-26 11:23:34 | 洛外うろうろ
先月の半ば、藤井寺に行った時、どうしても寄ってみたいところがありました。
7駆さんが紹介されてたヘンな建物。
藤井寺市立生涯学習センター“アイセルシュラホール”です。
名前は堅いけれど、ナンジャコリャ?まるでノアの箱船。(^_^ゞ









ちなみに、アイセルシュラホール。名前の意味「アイセル」は、Activity、Information、Consultation、Exchange、Learningの頭文字を並べたもので、「シュラ」は藤井寺市で出土した古墳時代の巨石運搬用ソリ「修羅」から名付けたとのこと。
愛せる修羅・・・おやじギャグか?
修羅って言葉は「阿修羅」のことですね、修羅場の語源でもあります。






この外観に合わせてか、建物の二方は水堀になってます。



「おにいちゃん、大きいの釣れたな」って声をかけたのですが
返事も無く、愛想なし!・・・
良く見ると「釣り禁止」の大きな看板が。(^_^ゞ




この施設、外観とは裏腹に内は結構近代的。
広いロビーに談話室、コーヒー・紅茶100円の喫茶室があったり。
2階は歴史展示ゾーンや図書、AVコーナーも。
3階は公民館、視聴覚室や音楽・クラフト・絵画室など教室も。
4階は開閉式ドームで人工芝。ゲートボール場がありました。




興味があったのはやはり歴史展示ゾーン。
藤井寺市内の遺跡から見つかった道具を展示し、旧石器時代から奈良時代までの変遷を学ぶことができます。歴史展示室では、「倭の五王の時代」をテーマにした遺物(鉄剣、武具、埴輪など)を展示してありました。







藤井寺市も著名な古墳群があるところだったのですね、世界遺産を目指しているようです。
撮影禁止じゃなかったので、片っ端から展示物の写真と説明パネルを撮っておきました。



この耳飾り、藤井寺市で発掘されたものですが、これをデザインしたものが藤井寺市の市章になってます。











中国の西安で見つかった墓誌=故人の事績を刻んで墓に収めた石板(この墓誌は井伊真成のもの)に、「日本」との文字があることを紹介する論文が最近、中国で発表されたそうです。




左の水鳥の埴輪は重要文化財に指定されています。右のはお棺、おとんは入れない?・・・ってことはないよね。(^_^ゞ


またこの辺りの古墳巡りもしてみたいな。古代史ロマンへの興味は尽きません。
建物から出た時はもうどっぷり日暮れ・・・




2011.10/16、アイセルシュラホールにて。