カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

地蔵さん、羅漢さん、そして・・・

2018-03-12 23:03:50 | 旅アルバム
大聖院のつづきなんですが・・・細かい解説はなし、つーか解説しようがない。
トリッキーでスピリチュアル、ご利益満載のパワースポット・・・アミューズメントパークみたいなお寺?空海さんもびっくりの密教寺院です。


見んぞう、言わんぞう、聞かんぞうの三地蔵?

境内参道にごろごろお地蔵さんが。それぞれ意味がありそうで、意味不明。



拝めば願いが叶う?何か“教え”がありそうなんですが・・・



四国八十八ケ所霊場のお砂踏みができる遍照窟の前には六地蔵。



アリガトウ地蔵にニッコリ地蔵、ハイ地蔵とかキビキビ地蔵・・・







こちらには干支地蔵ね。



なかなかよく出来ているとは思うけど・・・やっぱりお参りするのかな?




こわッ!素直にお参りせぇへんかったら叱られそう。

かまへんよ、かまへん・・・って優しげなお地蔵さまも。

突然、現れたのは・・・!



河童地蔵?何のご利益があるのか不明。(^_^ゞ
目立ってはいるが、孤立無援?なんだか寂しそう・・・

子地蔵さん?こちらは干支の動物と仲良く

七福神とも仲良しのようだし・・・

とにかく、一体として同じ姿のお地蔵さんはなく、見て回るのは楽しいかも。


で、もっと壮観なのは五百羅漢さん。みんなお揃いの毛糸の帽子を被って



羅漢(阿羅漢)とは、仏教、禅宗で供養と尊敬を受けるに値する人の意。
仏弟子の到達しうる最高の位をさし、「無学」といわれる。
・・・「無学なもんで」なんて、謙遜する時に使うのだが、仏教用語的には究極の悟りを得て、もうこれ以上学修すべきものがないことを指すんですね。



中でも十六羅漢は、大羅漢で仏勅を受けて永くこの世に住し衆生を済度する役割をもった16人の阿羅漢。多くの阿羅漢を従えるチームリーダー的存在?
宇治萬福寺には、慶友・賓頭廬の2人を追加した十八羅漢が安置されていました。


ボスキャラ?・・・達磨大師のようですね。

ここにずらりと並んでおられる五百羅漢さんというのは、仏陀に常に付き添った500人の弟子、または釈迦入滅後の第1回の経典結集(けつじゅう)、および第4回結集のときに集まった500人の弟子のことだそうです。



とにかく延々とって感じ・・・



顔立ちやポーズ、表情もいろいろあって。よく言われるのが親に似た顔が必ずあるとか、誰かに似た羅漢さんを探すのもよいかも。(^_^ゞ



境内にはお地蔵さまや羅漢さんだけではなく、変わり地蔵のつもりなのかアンパンマンやウルトラマン、バルタン星人とかピグモンとかの石像も隠れています。お参りも飽きることはないですね♪

結局、多くの伽藍や堂宇も見ないまま、ここを去ることに。見所が多過ぎます。


さて、長い石段を下って仁王門のすぐ横にある茶店で休むことにします。



氷やスイーツも魅力的でしたが、小腹が空いていたので名物うどんってやつを。



お寺の一部のような『六角茶房』、流行りのお寺カフェですね。
ちょっと休憩するには素敵な空間で、ほっこりできます・・・年寄り的?
女子的にはオシャレなカフェタイムを。ってことになるかな。(^_^ゞ



土産もん、いや、和風テイストな小物や工芸品も置かれていて、外国観光客の方にも喜ばれるかも。



メニューはお茶を使ったスイーツなどがメインのようですが、名物・六角うどんとおいなりさんのセットなどもあります。いなりは有機煎茶茶葉入り。何かとこだわりのあるメニューでした。





帰る頃には日も暮れて、大鳥居もすっかり干潮で真下まで人の姿が・・・



絶好のシャッターチャンスでしたが、近くまで走って行く体力が残ってなく
遠景だけで・・・(^_^ゞ



まだまだ見逃したところも多く、名残惜しい宮島を後に、フェリーで戻り、駐車場に着いたらもうほとんど他の車はなく・・・京都までの帰路をひとっ走りすべく愛車に乗り込みました。


2017.10/9、宮島にて。