我が社では、今日から
クールビズ
震災に伴う福島原発の事故のため
電力不足が叫ばれる中
少しでも節電をとの思いから
いつもなら6月からはじめる
エコスタイルを
前倒しして、連休明けの今日から
始めることにしたらしい。
我が社の先進の取り組みかな
と思ったら、今日の新聞に
各社がこぞって始めたという記事が
乗っていた。
「クールビズ 開襟!」
とはよく考えた見出しだ。
きっとこの日を待ちに待ってたんだろうなあ。
まあ、こういう取り組みは
かねがね窮屈な生活を楽にし、
無理を省くわけであるから
率先して取り組まれ
反対者もあまりいない。
世間には、さもエコに真剣に
取り組んでいるようにアピールできるが
根底には企業戦士の男どもの
単に「楽してやれ」という思惑に指示されて
行われる取り組みである。
前倒ししたところで
そんなに節電に役立つかというと
単純にそうもいえない。
というのも、今の季節、空調を
入れなくても窓を開けてたら
快適な施設だから
それほど節電効果は望めないわけである。
今日は特に暖かかったので
上着もなく、ノーネクタイのシャツ姿で
出勤した。
しかしなんですな
クールビズ初日は
慣れていないせいか
首周りがなんとなくスースーして
落ち着かない。
長期にわたるネクタイ勤務がすっかり
普通になってしまってるんだよな。
doironの場合
首輪をかけられたワンコのように
首をしっかりつながれていないと
落ち着かないのかも。
う~ん、ぬるま湯の
飼い犬生活が染み付いてしまいましたかね。
でもまあ、夕方には
すっかり慣れて
ノラ犬根性で派手に仕事してたけどね。
かつての国際温暖化会議で
温室効果ガス25%削減という
大風呂敷を広げた現政権。
「そりゃあ無理だろ」と当事、
国民の630人中629人が叫んだ
温暖化対策の目標値の実現性が
ここにきて、にわかに
真実味を帯び始めた。
そもそも25%カットに
原子力は欠かせなかったけど
それが限界となった今、
出来る限りの節電と
自然エネルギーへの回帰という
思わぬ副産物が、もしかしたら
そういうエコ社会の目標に向かっての
加速につながるかもしれないと。
これまで叫ばれていた
上滑りのエコと違って
必要にかられての実質エコへと
シフトし始めているわけである。
今ならできる、国民の理解を得られる
と思ったか、思わなかったか。
政府の思惑はそういう方向へ
勧めようとしているのかもしれない。
浜岡原発停止の英断の陰に
そんな思いが見え隠れするのだが・・・
どうだろうか。
とにかく
今の時期なら、バイク通勤しても
エコを叫んでおれば
さほど目立つわけでもなさそうやし
逆に、問題意識の高いお人だと
あがめられるかもしれませんぜ。
まさに「棚からぼた餅」ならぬ
「震災からエコ」の始まりであろう。
かくなるうえは
電気を食う
トレッドミルのランも少し控えようかな。
そして
エアロバイクには発電機能をつけてもらって
ジムの節電に貢献できたら
いいのにな。
さらにプールの温水は太陽熱。
お風呂は地熱利用の温泉。
無駄のないように、お風呂は
混浴。 ん?
それはあかんてか。
いいじゃないか地球のためだ。
ま、半分冗談はさておき、
そんなジム、
出来たとしたら
「エコフィット」なんていう名前は
どうですかねえ。
そうそうもちろん
エアロスタジオは床発電ね。
ジムでそんな話しをしてたら
「僕らなんか年中クールビズですよ」だって。
そらそうやろ
あんたら水泳のインストラクターやん。