仕事、介護、家事、練習など
細切れなのだが
どれもしないというわけにはいかない。
したがって、丸一日を費やして
どこかに行ったとか
何かに打ち込んだということが
出来ない生活が続いている。
もうちょっと読み応えのある
出来事でもあればいいのだが、
人生は普通の日々の積み重ねだ。
doironも懸命に
毎日の密度を上げなくてはと
常々思ってはいるのだが、
冒頭の理由で
なんでもない繰り返しの
日々を送ることも多い。
仕方ないので
今日は、せめてそんな細切れの
生活の中であった
ちょっと笑える小ネタでも紹介しよう。
その1
東北大震災による
福島原発事故で
電力不足が叫ばれる中
我が社でもいち早くクールビズに
取り組んでいることは
先日紹介したとおりだ。
しかし、社長はそれでももの足りず
もっと何か効果的で
目立つアイデアは無いかと
社員に呼びかけてきた。
そんな中でdoironが提案したのは
「打ち水」だ。
気温が一定以上に上がったら
会社の前庭に社員が昼休みに交代で
打ち水をするというもの。
パフォーマンス的にも実現性からも
すぐれた提案だと思うのだが
果たしてどうなるかは
来週の幹部会議の中で決まる予定だ。
で、これは真面目な話題で
笑えるものではない。
実は社内でそんな話をしているときに
暑さに強い、弱いの話しになった。
そんな時には、doironの競技歴を
知っている人は決まって
「doironさんは暑さに強いからいいなあ」と
言われる。
確かに、夏の暑いのは
大好きである。
そしてそんな時には
返す言葉でこういってやるのだ。
「そうやで~、僕なんか
ずっと前からおでこがクールビズやから」
それを聞いたときの
反応は人様々だ。
doiron的にはこんな冗談を言ったら
笑ってほしいよなあ。
黙ってノーコメントされたら
つまり、おでこだけにすべったら、
しゃれにならへんもんな。
その2
doironが住んでる
泉O津市では、
最近、火葬場が建て替えられて
臨海の埋立地に
立派なのが建設されていた。
このたび、その新火葬場が完成したので
市内の各自治会に対して
見学会の案内が届いた。
我が町の自治会でも
会員に参加を呼びかけている。
だが、この見学会って
何のために開催されるのだろう?
いつかは自分がお世話になるところを
よおく見ておいてね。
という意味なのだろうか。
あるいは
身内の人で、必要となった時には
是非利用してね
という意味もあるのだろうか。
自治会役員の役割として
みんなに参加を呼びかけたものの
介護の家族を4人も
抱えているdoironが見学に行くのは
どうなんだろうか。
庭先で写真を撮ってるだけでも
来るべき時に祭壇を飾る写真を
撮っているんやと言われたりしないか
と要らぬ心配をするくらいだ。
見学会に行って
「doironさんが下見に来てたで」
なんて噂になったりしないか
と心配をしてしまう
自意識過剰のdoironなのだ~。
これは、ちょっと笑えるユーモアというより
どちらかといえば
ブラックユーモアネタでしたね。
その3
先日出かけた先で
駐車場に車を停めようと
しているときだ。
ゴールデンのでっかい犬を
散歩させながら
駐車場をうろうろしている
高齢男性がいて、
危ないし、じゃまやなあと
思っていたら
doironが車を停めているそばにやってきて
じっとこちらを見ているのだ。
「あれ?もしかして
僕が停めようとしているのは
9番の区画なのか?
停めちゃいけないのか
車は9(急)に停まれないっていうしなあ」
などと馬鹿なことを考えつつ
何とか停めて降車しようとしたときに
その人がつかつかと寄ってきた。
ほんで犬の頭をナデナデしながら
「この車はニッサンかあ?」とため口で聞くのだ。
そらそうだ。ちゃんと車にも書いてあるじゃん
と説明しようとすると、その人
「かっちりしたええ車やなあ」と
しげしげと眺めてはる。
ん?いい人なのかと思っていると
「ニッサンの新しい車か?トヨタとちゃうなあ」と
また聞いてくる。
「この三月末に納車があったんや」と
doironも親しみを込めて
ため口をたたいてあげた。
そしたらまた
「ニッサンやでなあ、ニッサンかあ」
と独り言のように呟くのである。
あんまり、ニッサン、ニッサンと言うものやから
doironも思わず言いそうになったぜ。
「あのなあ、この車は
ニッサンに見えるけど実は
オッサン
やねん」てね。
そう言ったらどんな顔をしたかなあ
と後で考えながら
一人で笑っていたdoironでした。
その4
たまに古本屋に行く。
気軽に買える100円文庫を
買ってきては流し読みを
しているのだが、
たまに、いいじゃんこれという作家の本に
めぐり合う。
「俵万智」もその一人で
初めて読んだ
「101個目のレモン」以来
もう三冊、彼女のエッセイを読んだ。
そんな読書の海の航海の方法も
思わぬ宝島に出会って楽しいものだ。
昨日買ってきて
まだ読んでいないのがこれ。
まあ、この本は
doironが読まずして
誰が読むんだってなもんだ。
今読もうと思っているのが
他に7冊ほど待ってるので
それ以降になるが
読んでみてよければ
彼の代表作、「雁の寺」も
読んであげてもいいと
思っている今日この頃だ。
そろそろ小ネタも
すべりそうなので
今夜はこの辺で