ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

自分と対話

2011年05月20日 22時36分28秒 | 自然

この頃は体調がすこぶる良い。
走っていても
もっと早く、もっと長く走れる気に
なってくるのだが
今は抑えに抑えている。
とにかく、全神経を
心臓に集中しながら
かすかな異変も見逃さないように
慎重に走ったり、漕いだり
泳いだりしている。
トライアスロンに今すぐ復帰なんて
毛頭考えてないけど
長年体に刻み付けてきた
走ったり、漕いだり、泳いだりの習慣は
そう簡単に捨て去ることは出来ない。
かといって、自分ではレースなど
これからどうしていこうか
要は、まだ結論は出ていないのだ。

とにかく今は軽い負荷で、できるだけ長く
身体を動かせるように
少しずつ自信を付けていこうと思っている。

というのも、今年は
山登りをしてみたいのだ。
昔、やっていたような
過激な山登りではない。

気持ちのいい尾根に、
清々しい渓谷に、
自分を置いてみたいのだ。

昔、山登りの同人誌に
こんな散文を書いたことがある。

「山は正直だ。

悲しい気持ちで山に行くと
山の景色も悲しく沈んで見える。

はずんだ気持ちで山に行くと
山も笑顔で迎えてくれる。

山に行くたびに
今の自分の素直な姿に出会える」

まあ、あらすじはそんな具合だ。

なかなか、自分とちゃんと向き合うことは
難しい。
平気を装っていても
心の奥底では強がっているだけだったり、
悲しみに沈んでいると思っていたら
意外にフリをしているだけだったり・・・
自分の素直な気持ちとはいろんな
理屈を取り除いて初めて
出会えることができるものなんだろう。

山を歩きながら
景色を眺めながら
山と交わす対話で
そんな理屈は一枚一枚剥がされ
今の正直な自分に向き合えるような
気がするのだ。
生活の中では
色々ありすぎて
無我夢中の毎日。
しばしそんな世俗と離れて
自分と対話する時間を
しっかり持ちたいなと
切に思っている今日この頃だ。