ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

原発とウォシュレット

2011年05月25日 22時50分56秒 | 最近の出来事

地震で傷ついた原発。
それに呼応するように
doiron家のウォシュレットも
様子が怪しくなっていた。

食事中の人はごめんなさい。

どうもこの頃動作が不安定で
用を足しているときに
急に作動し始め
いきなり放水するという
わがままをするのだ。

原発も真っ青の
無断放水が始まるわけね。
ドヒャーと驚くよ。
そしてそんなときに限って
もうひとつの故障の症状である
「止まる」ボタンがきかなくなるのだ。

こ、このまま放水を続けたら
メルトダウン
じゃなかった、
大津波発生
でもなかった
トイレが水浸しだ。

初期の頃は、スイッチをいじくりいじくり
何とか止めようとするも
なかなか言うことをきいてくれない。
そのうち水素爆発するかも
と思い始めた頃に
ようやく止まるボタンが
ピッと反応して
放水は中止。
ほっと胸をなでおろすdoiron。

よかった、汚染水が外に漏れることはなかった。

一時は半径20cm以内は
立ち入り禁止にせねばと
思っていたほどだ。
が、しかし
ここにきて状況が変わりつつある。

まず、気づいたのが
放水中にお尻を便座から
あげたら、センサーが働き
簡単に注水停止になることがわかった。

そしてそのうち、お尻ごと上げるのではなく
便座のセンサーのついている
左側の部分の荷重が消えたら
自然に止まることが判明した。

したがって用を足すごとに
犬のおしっこのように
片足を上げてウォシュレットを
沈静化させることになったわけである。

それで我が家の便座機能は
50%解決だが、
それだけではダメである。
毎日つかうものだから
完全復活を目指さねばならない。
そこで、足を上げるという動作を続ける一方、
スイッチ部分の不良なんだろうと
「止まる」ボタンをこねくり回し続けてはいた。

そして、そして今日
奇跡は起こった。

こねくり回したのがよかったのか
不便覚悟でトイレに挑み続け、
いつかはきっとなおると
信じ続けたのがよかったのか、
ボタンの操作が
完全に正常に復活したのです。

新しいウォシュレットへの買い替えを
しばしがまんした甲斐があったというものだ。
ちなみに、その便座は自ら、故障を
修復していくような
近未来、超近代的ハイテク便座ではない。
ごく普通のウォシュレットだ。

かくしてトイレのたびに
こねくり回すというdoironの忍耐強い
取り組みはめでたく実ったわけである。

あきらめるわけには行かないだろうが、
そしてウォシュレットと
比較するのもどうかと思うが、
福島の原発対策も
今となっては、初期対応が
どうだったかというような
議論は後回しにして、
適正に対応して
一刻も早い沈静化を目指すという
粘り強い取り組みを進めていただきたいと

トイレに座ってウォシュレットと
格闘しながら考えていたdoironなのでした。