ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

明日は試験曳

2011年10月01日 23時06分48秒 | 生活

10月8、9日の祭本番に向けて
明日はだんじりの試験曳である。
で、今夜はその前夜祭であった。
とはいうものの
毎夜集まってはうだうだ言っている。

今日の話題は
上げ馬神事の祭りが
動物虐待といわれて開催が
危ぶまれているという話が
ばかげたことだなあということになった。

そうだよなあ、あんな伝統行事が
虐待として罪に問われようとしている
なんてのは異常と言うほかはないよな。

なにか背景はあるのかもしれないが
事情のよくわからないわれわれ祭り人間にしてみれば
あれが動物虐待なら
だんじりは人間虐待にあたるかも~という話で
盛り上がったりした。

というのも
岸和田あたりの大きな祭りと違って
われわれの祭りは
10分の1くらいの人数で
曳きまわしている。
引き綱を持っている青年団は
全身汗まみれで頑張っている。
もちろん交代要員などいるはずもない。

へとへとになりながらも
今年の団長に恥はかかせられない
とばかりに
きっと彼らはマラソンの30km以降ぐらいの
へたばりかたの中で
だんじりに乗っている役員たちの

「行かんかい~おらおら~」

の声を受けて
上げ馬神事の馬並みに
必死で頑張っているのだ。

気温が低く、雨が降る年なんかだと
青年団、とりわけだんじりに近い
綱元連中からは湯気が立ち上るくらいなのだ。

ま、doironから言わせれば
それでもまだまだ限界は先だけど
普段それほど身体を動かさない奴らにとっては
初めて体力の限界らしいものと出会う
いわば、洗礼の儀式のようなものである。
そしてそれを知って初めて男になるような
感動を覚えるのである。

そんな儀式を虐待といわれたら
祭りなんかはやってる意味がないだろうな。

幸い、明日は天気もよく
気温も暑くもなく寒くもない
絶好の日和となるだろう。

節電の夏が終わり、秋も来たが
泉州の最も熱い季節が明日から始まる!

祭りに縁もゆかりもないみなさんも
おろかな男共に物申すようなことなく
「馬鹿だね~」くらいの寛大な気持ちで
暖かく見守ってあげてくださいね~。