先日の村の麻雀ですが、
僕はもう自分の麻雀史上
これ以上はないというような
すごい手を見ました。
まあたぶん四人制の麻雀でみた
最高の手だったでしょう。
マージャン卓を持っている友達の奥さんが、
メンツの一人として入っている時です。
あ、その奥さんというのは
最近おぼえたところで、
こっちがリーチをかけても
どんどん危ない牌を捨ててくる
という攻撃派といいますか
何と言いますか
そんなタイプの雀士です。
あたってもいくら払えばいいの?
と聞いてくるようなタイプですから、
初心者に毛が生えたようなタイプです。
その人が親の時にリーチをかけました。
一局の半分くらいのところでしょうか。
まあ、親だからテンパったので
リーチして連荘を目指そう
という感じをその時に受けましたね。
でもいつもよりもちょっとおとなしく
リーチをしています。
みると、どうも索子で待ってそうな感じですね。
一枚も索子がほられていません。
ああ、とうことはホンイツかもしれませんし、
清一色だったら大変です。
しかもドラが5索ですから、
ちょっと大きいかもしれません。
なので、こちらもそんな捨牌をしませんで、
索子をため込んでいきます。
でもねえそのうちこちらも
テンパってしまったのです。
しかし、そのためにはどうしても
2索を捨てなければなりません。
5索がドラですから2索だとその筋です。
これはやはりやばいようです。
相手は親やしなあ、
態度をみてたら満願くらいは
ありそうです。
仕方ないのでそれを捨てずに、
別の手に持っていこうとしますと、
その次に親が「自模ったあ」といいました。
手に持っていたのは1索です。
ああ、なんやあ2索はいけたのかあ
と思いつつ彼女が牌を開いてみると、
「え~~っ」、
「ウヒャ~」、
「ドヘー」と全員おお騒ぎです。
もう吉本の喜劇みたく
全員が尻もちつきそうなそんな手です。
それがこれ。
親で四暗刻単騎待ちのダブル役満です。
9万六千点の手です。
ウヒャー、2索をほかしてた方が
よかったかなあと思ったのですが、
それも計算してみますと、
リーチ、清一色、三暗刻、
三連刻、ドラ4つです。
合計してみますと15なので、
完璧なる数え役満です。
その話をしたら、
その親は何て言ったと思います?
「へえ~2索もあたりなんやあ」
だって。
本人は1索待ちしか考えていなかったようです。
doironも捨てなかったし、
一枚も捨てられてなかったので
オッケーでしたけどね。
これでもう二人がハコ点になって終了です。
親の勝ち点がプラス111点になった
という超巨大な手でした。
doiron
「いやあ、今年のゴールデンウィークには
忘れられない手を見るという
思い出ができました」
宅の持ち主
「役満表にドカーンと記載しとかなあかんぞう」
もう一人
「これは写真を撮っておかないとなあ」。
そして「こんなについているんやから
もう一局入ってしなはれ」と
みんなにいわれ、続きで半ちゃんしたら、
今度は中ほどでその女性が
ハコ点になって終わり。
プラス111点の後はマイナス32点。
「なんというハゲしい雀士なんやあ」
「だれがハゲやて」などと
全員で大ため息をついた
大会になりました。
でもまあ、そんな麻雀の役満達成に
今度はみんなでお祝いを
しないとなあといってる
雀士仲間のそんなお話でした。
マージャンを知らない人には
何のことかわからん記事で
すみません。