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心から楽しまないとねえ。

うまい丘陵の公園で1

2018年05月30日 20時51分45秒 | ウォーキング

奈良の公園で一番大きいのは
やはり奈良公園ですね。



では二番目は?

というとまあ皆さんあまり知らないでしょう。

香芝市の東側にあって
広陵町から河合町にかけて広がる

「馬見丘陵公園」

という公園です。
馬見古墳群の保全と活用を図るために
県が開発した都市公園ですな。

ネットで見る限りでは、
東西3km、南北7kmにおよぶ広い公園です。
ここの特徴は、園内にある多くの
古墳群と植えられ整備されている
多くの植物が有名です。

以前には一度行ってみたいなあ
と思っていたところだったのですが、
ちょっとメモにも入れずに
忘れてしまっていました。

ところが先日テレビでここにある
古墳のことが紹介されたんです。



多くの埴輪のようなものが
並んでいる古墳としてね。

それを見て、ああと思い出した次第で、
こりゃせっかくだから出かけてみよう
と思い立ち、先日天気の良い日に
プラっと出かけていくことにしました。

馬見丘陵はうまい丘陵だったのか。
確かめに行きましょう。

ここは駐車場も無料のようですので
車を転がしていってみます。

阪和道から西名阪に入り、
法隆寺で降りて一般道を走って行きます。
土地的にいうと先日歩いた
田原本町にも近いところって感じですな。

途中のコンビニで昼食のおにぎりを買い
公園の一番南の駐車場に入りました。



以前、ここに行きたいなあと思った時には、
なぜかその南の駐車場を
考えていたので無意識に
そこへと向かいました。
何か事情があったのでしょうが
もう忘れています。

とりあえずは以前に考えた通りに
行くことにしましょう。

公園の一番南には竹取公園があります。
そこに車を止めていきましょう。



竹取公園と名がついているということは、
そうこの辺りはあの
「竹取物語」の故郷の地域
と呼ばれています。

実はこういう地域は日本の各地にあります。

静岡県の富士市、京都の向日市、
鹿児島のさつま町など
10以上の場所があるそうです。

ここでは古事記の書かれた
古文書の中の神社名などから、
我こそが竹取物語の故郷だ、
と位置付けているようですね。

それにしてもこの物語、
ちゃんと読むと最後に
富士山が出てきたり
するんですねえ。

物語の名前から、この公園外でも
竹林がたくさんありますが、
どれも孟宗竹です。

物語の書かれたのが奈良や平安時代なら、
実はまだ孟宗竹は中国から
来ていない時代であり
ストーリー的にはなんかちょっと、
という感じですな。

でもまあ、こうして地域は
いろいろと頑張っておられるわけです。

道沿いに物語のストーリーが
順番に貼ってありました。
少女漫画風なのには
どうかって感じですがね。



ああ、そういえばこのシートの
周りには孟宗竹ではない
こんな竹も生えているようですから、
若干考えてもおられるようですな。



それにしても図鑑で調べてみると、
「竹」といってもびっくりするくらい
種類があるのにはちょっと驚きでした。

おっ、湖の中に龍がいますよ。



ん~っと、竹取物語に
こんなシーンはありましたっけ?
何となく神秘的な飾りかなあ。



面白い趣向ではありますね。

そしてその横にはこんな大きな
竹の飾りが・・・と思っていたら、



これはトイレでした。



さあ、ではこんな高架道路で



一般道を超えて公園の
南エリアの方に入っていきましょう。



公園内の通路はきれいに
整備されていて
あちこちにこんな
花壇も作られています。

いやあ結構メンテに経費が
かかっているんでしょうねえ。

公園内には結構人がいますねえ。
だいたいが高齢者&主婦グループ
のような人が多いのですが、
若い人もたまに混ざっており
その人たちは日本語ではなかったですね。

散歩道を北の方に向いて
歩いていきます。



看板には「公園館」というのが
書かれてあったのでそこへ行って、
地図等をいただきに行きましょう。

続く