さあ、では帰り道です。
といってもこのまま帰るのでは
もったいないですねえ、
すこし寄り道でもしながら帰りましょう。
この時に考えていたのは、
中山道沿いのした道を
ゆっくり帰るというものでしたが、
やはり軽自動車の運転は
疲れますので、次回に延期。
それで寄り道をしたのは
「恵那峡」でした。
中央道の恵那で降りて山方面に行き、
大井ダムに行くのです。
ここがねえ、なかなか素敵なところでした。
大きなダムには遊覧船も
通っており山の向こうの方には
大きな観覧車のある
遊園地もあるようです。
まずは大井ダム沿いの
温泉地に車をとめます。
てくてく歩いていきながら、
ダム湖に突き出ている
小さな半島へと向かって歩いて行きます。
途中、遊覧船の乗り場あたりを
見てみますと、これがもうびっくりです。
2台とまっている遊覧船の乗り場に、
あふれんばかりの人がいます。
う~ん、恵那峡といえば
きれいな観光地かもしれませんが、
こんなに超大勢の人が平日に
乗船待ちってどういうこと?
と思っていたら、どうやら
その人たちの多くは
日本人じゃなさそうでした。
このダム湖の横には大きなホテルがあります。
少しくたびれた感じでしたが、
リニューアルをしていて
恵那峡国際ホテルの横には
「湯快リゾート」
の文字がありました。
ああ、観光地として頑張っているんやなあ
という感じですね。
そんなところに来た人たちの
遊覧リゾートだった
のかもしれませんね。
歩いていくとその半島は
きれいに整備され、
案内板も立っていました。
な、なんとこのダムは木曽川なんですね。
その一部を止めて、
日本初のダム式発電所として
開発されたそうなんです。
夏場なんかは涼しそうで
もっと賑わうのかなあ。
その先には北原白秋の
歌碑も立っていました。
彼はよくこの辺りに遊びに来たようです。
え~、これは湖畔にたたずむdoironです。
いやあ、なかなかほんとに
気持ちのいいところでした。
それから半島をぐるっと回っていくと
こんな橋が架かっていて、
弁天様がおられます。
昔は小高い山だったそうですが、
ダム湖になって島となり、
護岸工事によって守られて
こんな姿になっているようです。
その先の公園には福沢桃介の
銅像があります。
ここの大井ダムなんかを
開発した人で、あの福沢諭吉の
婿養子だったそうです。
その彼が人生後年愛した
「川上貞奴」の像も
その近くに置かれてました。
死んでもなお、ご近所に
並べられるお二人だったんですねえ。
そんな感じで、
もっとさびれている
と思われていた恵那峡も
以外に大勢の人たちで
にぎわう観光地でしたねえ。
さあ、ではこれで大阪に
向かって帰ることにしましょう。
高速道路に乗ったら、
買えなくなるので
とりあえず県道沿いで
コンビニに入りビールを購入し、
サービスエリアでの食事の後に
運転をミセスに任せて
doironはビール三昧となりました。
景色も見ながら、極楽極楽。
これがもう軽自動車での
旅行の醍醐味ですねえ。
燃費も18キロを超えていたかな。
孫の誕生の予定は7月中頃。
あの熱い中でしっかりと
元気な孫を産んでいただきましょうか。
姨捨駅に感動し、
元気な息子夫婦に感動し、
そして恵那峡のにぎやかさにも
感動した信州春先の旅、
これでおしまいです。
PS 帰り道、名神高速から
眺めた滋賀県八日市当たりの
菜の花がとてもきれいでした。