ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

大和街道かつらぎ町1

2018年05月07日 21時08分46秒 | ウォーキング

前回、田井ノ瀬から船戸まで歩いて、
ようやく大和街道が和歌山城から
一本の道でつながりました。



この道は最終は五條まで行くのですが、
もうあと2回くらいかなあ
と思ったのですが、もう少し
回数がかかるようですね。

とりあえず今回は、前回
和歌山最大のクスノキを
笠田で見たのに続いて、
そこから高野口の方を向いて
歩いていくことにしましょう。

地域としては「かつらぎ町」です。

頃はもう季節は桜の季節はすっかり終わり、
カキツバタの花が満開になるころでした。

さてこの方面は電車で行くとなると
非常に遠いのです。

しかし物理的にはとても近いのだ。

間に紀伊山脈が入っているだけでね。
なので、行くのはたいがい車で
となることがおおい。

まあこの時も笠田の周辺はにぎやかだったし、
駐車場もあるだろうと考えて
車で行くことにしたのだ。

では出かけてみよう。

経路としては、鍋谷トンネルを
経由していく最短コース。



トンネルをどんどん超えて、
あの「龍の渡井」の横なんかを通りながら、



下っていくともうそこが笠田だ。

あの十五社の楠を遠めに見ながら
笠田駅前の方に行きましたが、
う~ん駐車場がありませんねえ。



まあウロウロするのも
時間がもったいないので、
もし止めるところがなかったら
道の駅に止めていくかと
考えていたからそうすることにした。

今年の花見に歩く仲間といった花見会場だ。

確かに前の歩きの時に
寄れなかった宝来山神社の方にも
行けるからそれでいいかって感じです。

駐車場代もいらないしね。

さあ、では車を止めてナビも
入れ歩きはじめることにしましょう。

宝来山の方は帰りに寄ることにして、
まずはここの吉野川沿いを
歩いていくことにしました。



きれいに整備されていて
歩きやすい道です。



前方には、あの慈尊院から
高野山に登っていく「町石道」の
山が見えています。

ああ、あの鉄塔は最初の
一気登りの後の休憩所だったなあ。
山の中腹から「フワー」とか言って
見下ろしていた景色の中を
今はこうして歩いているわけですなあ。

人生ってどこでどうなるか
本当にわからんものだ。

川沿いの道は植生がよく似てますねえ。
以前歩いた淀川にもそっくり。



クサフジやスイバが「春が来てるよ~」
と叫んでいましたねえ。
アザミやヘラオオバコも咲いています。



そんな河川敷を「気持ちええなあ」
とかいいながら進んでいきます。

しかしこの道も1キロほど歩きましたが、
ぼちぼち山の方に移動して
いかないといけませんねえ。

さっきも言った笠田のクスノキが
いいランドマークですねえ。

でもそう考えたら、
昔の人ってけっこうこういうのを
目印に歩いていたんやろねえ。

あのクスノキを左に見ながら
その先を右へ登っていったら
高野山みたいなねえ。

その先で、小さな階段があって、
そこからあぜ道抜けて降りて行けるような感じです。



では降りていきましょう。
道はまっすぐにクスノキの方に向かっていますねえ。

コースは駅下がりからつながっていくのですが、
まあせっかくここまできたから
楠さんによって挨拶をしていきましょう。

河川敷からおりていきますと
小さな川のところで誰かが
釣りをしています。
田んぼのあぜ道にしゃがみこんで
必死に竿を伸ばしているのです。



ああ、こんな釣りの好きな人もいるんやなあ
と思いつつ近づいていくと
その釣り師は
めっちゃ高齢のばあちゃんでした。

ウヒャー、どんな生き方してるんやろなあ
と取材してみたくなりますねえ。

あ、これがかつらぎ町のマンふたですね。



クスノキかなあと思ったのですが、
調べてみたらかつらぎちょうの
市の木はキンモクセイでした。

意外やねえ。

そのキンモクセイと市の花である
アジサイが描かれてありましたね。
クスノキの横にある小学校を
目印に進んでいきますと、
これがそのクスノキです。



しばらく写真とか撮影していると、
かなりの高齢者の男性が
掃除にやってきました。



いやあ、年齢でいうと90年くらいの人です。
前に来た時も、樹の周りは
きれいだったから
きっとこうして地元の人たちが
きれいにしているんでしょうねえ。

さっきの釣りのおばあさんと
夫婦だったりしたらすごいですなあ。

続く