私の答えは、「I am not OK!」なのだ。常に、自分の要求水準に届いていない状態が子どもの頃からずっと続いてきて、未だに、これは変わっていない。一方、妻はどうか?日ごろの言動からみて、恐らく、「I am OK.」だろう。この違いは大きく、妻から何か言われると、「また、失敗してしまったか?」と自分を疑う方向に考えが進んでしまうものだから、言い返すことも、タイミングを逸してしまい、そのため、口ではまず敵わず、負けることが多い。
ただ、「I am OK!」や「I am not OK!」には、裏があることも、忘れてはいけない。真から「I am OK!」なのか、そうでないのかによって、その行動は根底から違ってくるのだ。真から「I am OK!」な人は、他人に対しても肯定的な見方ができ、信頼して、人に任せることができる。ところが、根底に、「I am not OK!」があり、表面上「I am OK!」な人は、人を疑い、人の欠点ばかりに目が向き、攻撃的な言動をしがちなのだ。他人からの攻撃に備え、その反撃のための言葉を用意し、構えていることが多い。そして、「I am OK!」を殊更強調する。こうした生活を続けているうちに、自分自身でも、「I am OK!」と思いこんでしまっていることが多い。
話は変わるが、安倍さんは表面的には、「I am OK!」、自分を疑うことがなく、確信に満ちているように見えるが、本当のところはどうなのだろう。非常に興味深いところだ。これは、推測の推測で全く根拠はないが、あの人の話を聞く余裕のなさを見ると、隠れ「I am OK」なのかも知れない。根っからの 「I am OK!」ならば、人を思いやる気持ちも持てるはずだし、人の話に耳を傾け、それでも、揺るがぬ自信があるはずだと思うのだが・・・・。
1つ言い忘れていた。この問題には、要求水準の問題も大きく影響している。要求水準が低ければ、「I am OK!」になりやすく、要求水準が高ければ、「I am not OK!」になりやすい。加えて、「I am OK!」だから、「OK」にしたいという、努力が生まれてくるのだということを忘れてはならない。
昨日、妻と口げんかし、むしゃくしゃしていたが、一晩経って、朝になったら、完全にリセットされていた。俺ってやっぱり天才かも!!!