日本の国に不満がないわけではないが、総じて、日本人で良かった、日本で生活する、これって幸せなことなんだと、今回のパリ連続テロ事件で、思った。中国や朝鮮の人たちは今でも日本を憎んでいるかも知れないが、それは過去のことであって、中国政府や朝鮮の政府が自分たちに批判の矢が向くのを避けるため、反日感情を教育の中で植え付けているためであって、真実を知ればきっと理解が得られ、誤解は解けると思う。現在の日本の在り方に強い不満は持っていないのだろうと思う。誰かに恨まれている、憎まれているということは、例え一時的にはたくさんの富を手に入れ、享楽にふけったとしても、心から幸せに思えないと思う。戦後の日本の在り方は間違っていなかったと思う。
ところが、今の政府は、米国に追随し、無批判に同調し、テロとの戦いという旗印の下、戦争に加担しようとしているし、国連で常任理事国になろうとして躍起になっている。そのため、点数稼ぎに躍起になっているように思える。米国の腰ぎんちゃくである続ける限り、日本が常任理事国になる必要性は全くないのだ。まあ、国会で、自民党議員が一人増えればそれだけ力を誇示できるというのと同じ程度のことで、米国の発言力が少し増すだけのことだ。日本政府に何ら主体性が感じられない。本当に困ったことだ。
何があっても、少なくとも、世界に敵を、日本を恨む人を増やすようなことはしてほしくない。これが私の率直な願いだ。