バスツアーに参加してきた。
午前8時40分、ベランダ下のバス発着所を見ると、若い女性が旗を持って立っているのを確認、恐らく添乗員だろうと、期待を込め、エレベータに乗って一階に降り、集合場所に向かう。
8時45分、パスはすでに発着所に到着していた。添乗員は先ほど見かけた若い女性だった。添乗員に名前を伝え、バスに乗り込んだ。後部の方の座席、通路側だった。まだ、空き席が目立つ。次の発着所で乗るのだろう。
9時バスは出発。次の集合場所に向かう。果たして隣の席にどんな人が座ることになるのだろう?不安と若干の期待を抱く。
9時30分 次の発着所に到着。トイレの場所を聞き、トイレに向かう。トイレがなかなか見つからず、結局、ロータリーを一周してしまった。何か一日の運命を案じているようで一抹の不安を抱く。バスに戻ると、次々に乗客が乗り込んでくる。バスツアーなんて老人がたちばかりだろうと思っていたが、案外若いカップルも乗ってきた。席はどんどん埋まり、満席状態になったが、私の隣の席に座る人はなかなか来ずに、バスは出発した。「おお、隣は空席か?これはラッキー!」 一人だけゆったりとした度ができるとは付いている。
バスは比較的順調に進み、三島に到着。フラワーパークでの昼食となった。金目鯛の釜飯とてんぷら、うどんに加え、コロッケ、魚の煮付け、サラダ、釜揚げシラスのバイキングと盛りだくさん。次にみかん狩りに予定されているが、「こんなにお腹が一杯でみかんなんてそんなに食べられるもんじゃないなぁ、良く考えられているなぁ」と思う。
蜜柑園に移動し、みかん狩り。みかんの食べ放題だ。園からの説明で、食べるのは食べ放題だが、持ち帰るのはだめ!土産に持ち帰る人は袋を購入してくださいとのこと。500円で袋(網状の袋)を購入。蜜柑園の説明では、みかんの木は1万本、毎年新種の木を植えている、木によって味が違うから、色々食べてみておいしいのを探すこと、同じ木のみかんは味が同じだから、どれをとっても美味しいのは美味しいとのことだった。みかんを食べながら、袋一杯に一杯にして戻った。園のおばさんが、私のみかんの袋を見て、「大分取ったね!でも、袋がほっそりしているねぇ!他の人の袋はもっと太っているよ」という。何でも、袋を広げてから入れるともっとたくさん入るのだそうだ。
次に、ワイン工場見学と試飲。試飲は無料のところと有料のところがあり、有料のところは高級なワインが飲めるというので、無料の試飲をしてから、有料に移動、一試飲が100円だというので、5種類のワインを試飲したが、後の方は少し酔いが回って、味も分からなくなってきた。ほろ酔い気分でバスに戻る。
旭滝を見る。滝自体はそれほど有名ではないが、それでも、結構な景色を見ることができた。
最後に、伊豆修善寺の虹の里の紅葉ライトアップ。午後4時頃に到着した。まだ、明るい。それでも、園内を歩いている途中で、どんどん暗くなり、ライトに照らされた紅葉を見ることができた。行く途中に、食べ物屋があり、せんべいを焼いていたので、大きな一枚を購入。醤油が香ばしく、久しぶりに美味しいせんべいを口にすることができ、満足満足!
バスに戻る途中で、添乗員を見かけたので、帰りにみやげ物を買うことができるかと尋ねたところ、バスはすぐに高速に乗る、みやげ物を買えるようなところには寄らないというので、急いで土産を調達のため、園内で土産になりそうなものを探すが、なかなか見つからず、少々焦る。何とか、土産を調達でき、バスに乗車。一路帰宅の途に付く。
三連休の中日とあって、道路は大渋滞。のろのろ運転の連続。添乗員から到着時間が午後10時を回るから、家族に連絡して置くようにと指示がある。それでも、自分で運転しているときと違って、全く気楽なもんだ。ウォークマンでジャズを選び、イヤホンでジャズを聴きながら、ぼんやりと過ごし、無事2時間遅れで、到着し、散会。バスの旅は終わった。