ここのところ野菜の急騰が目立っている。ほうれん草が一束280円とか、ナスが390円とか、べらぼうな値上がりだ。お陰で、食材の買出しに行っても、なかなか食材が確保できない。まあ、金を払えばあるにはあるのだが、買うのを躊躇していると、あれもこれもと諦めるのが続いて、メニューもなかなか決まらずに、時間ばかりが過ぎていく。これじゃ、夕飯に間に合わないと、肉を買って変えると、もっと野菜物が食べたいと妻がクレームを付ける。まあ、買って変えないような金額ではないのだが、家計を預かる主夫としては少しでも安く済ませようと考えるため、頭が痛い。
我が家の出費の大半は食材と光熱水料で、特に居間は位置年中のほとんどエアコンが動いているし、先月、オイルヒーターを購入して、夜中に、寝室を23℃に設定して、温かくし、かつ、加湿器も動かすことにしたので、更に出費が増えている。まあ、私のタバコ代が馬鹿にならない、やめれば良いのだろうが、そこまで切り詰めても人生楽しくなくなるので、それはしたくない。他の出費はあまりない。車を手放したので、毎月2万円の駐車料金が浮いているので、最近は黒字に転じつつあるものの、気を緩めてしまうと、また、赤字に転落する羽目になるので、ここは我慢のしどころだと思う。暮れから正月に掛けて、物の値段が上がる時期でもあるので、少し気分が憂鬱になってきた。
そんな私の憂鬱を、全く意に介さず、「この肉硬いよ!」とのたまう。「肉と言うものは硬いものだろうが!!」と内心叫んでいる私がいる。