我が家ではIHレンジ変えてもう10年以上経つのだが、魚焼きのグリルが付いているのに使ったことがなかった。以前、長男がやって来た時に、魚を焼くのにグリルを使ってみようと、使ったのが初めてで、それからまたしばらく使っていなかった。普段、魚を焼くのに、オーブンレンジやフライパンを使って焼いていた。今回は、次男夫婦が大きめの秋刀魚を5匹持ってきたので、それを焼いて食べることになったため、オーブンレンジやフライパンでは一度に焼くことができないため、このグリルを使うことにしたというわけだ。私は、このグリルを使って焼くのは全くの初めてだったので、戸惑いながらの使用だったが、いざ使ってみると、操作は意外と簡単だったし、焼き具合もまあまあの出来だった。こんなものを何で今まで使っていなかったのだろうか?と思う。
グリルに水を入れ、魚を並べてから、グリルのボタンを押して、メニューで「丸焼き」「切身」「つけ焼き」のうちどれかを選択し、後は、スタートを押すだけ。後は焼き時間の設定や火力の調節等はすべて自動でやってくれ、焼き上がり近くなると、調理終了までの時間が表示される。楽ちんそのものだ。もっと焼きたいときには、「延長」して焼くこともできるらしいのだが、今回はその必要もなかった。
そんなわけで、次男夫婦と孫が夕食に加わって、いつもと違ってにぎやかな夕食になった。秋刀魚だけというわけにも行かず、鳥牛蒡とレンコンのきんぴらを作り、味噌汁の具を少し多めにすることで、何とか胡麻化した。秋刀魚が大きくて油も乗っていたので、夕食のおかずとしては、十分だったように思う。
グリルを使った後の掃除がこれまた面倒なのだ。手抜きしていると、グリルは汚れや焦げ付きで、すぐに目も当てられない状態になったしまうのがおちだが、今回は、使った後、シンクの中に付けて置いたら、嫁がきれいに洗ってくれたので、全くラッキーだった。使い方も何とか分かったし、次からは、魚を焼くときは、このグリルを使うことにしようと思う。