秋は日暮れが急に早くなるのは分かっていたのだが、もう真っ暗な状態。まあ、西の空に黒い雨雲が掛かっているせいもあるのだろう。ただ、雨雲の隙間から、秋の雲が見え隠れし、もう秋なんだと実感する。
故郷の埼玉では、西の空、遠くに富士山と夕焼けが見えていた記憶が蘇ってきた。ここは高尾山が近くになるので、山並みしか見えないが・・・・。子供の頃、稲刈りした稲を物置に運び込み終わって、竈では、食事の用意をおばあさんがしていて、腹を空かせた私たちは、サツマイモをかじりながら、夕飯を待っている、そんな日常が蘇ってきた。
若い頃はあまり思い出すこともなかったが、やはり私も歳なのだろうか、子供の頃を思い出すことが多くなってきた。まあまあ、そんなに悪い思い出ではないから、まあ、良いとしよう!