時代の流れに取り残されてしまうよ！

　時代の流れに乗ることが良いことだというつもりはないし、時代の流れに乗らない独自の生活というものもあるということは分かっているつもりだ。しかし、あまりに遅れ過ぎてしまうと、時代の流れについていけなくなってしまい、現実への適応が難しくなってしまう。また、時代の流れを全く無視し、世捨て人のような生活からは、けっして前向きな、プラス思考は生まて来ないように思う。

　こんなことを言っている私自身、なかなか時代の進歩についていけなくなってきていることに最近気づかされ、愕然とした。機械ものには比較的強い方だと思っていたが、取扱説明書を見ても、必要な箇所が見つけられなかったり、説明書きが理解できなかったりといった具合で、新しいものの操作等はなかなか覚えるのに四苦八苦している。ところが、若者たちは、説明書もほとんど読まないまま、適当に？操作し、そして、いつの間にか覚えてしまう。その辺、頭の出来が違うというか、思考回路そのものが私とは違っているのだろう。最低限のところは何とか維持していかなければと思う。そうしないと、世の中に遅れてしまい、世捨て人のようになってしまう。そんなことは望まないし、そうなってしまうことは、とても困ったことだ。何とかせねばならないが、さて、どうしたものか？

　

大きな勘違い！

　日曜日に、次男夫婦が衣料品を買いに行くと言って出かけて行った。その時に、クレジットカード出してと言うので、最初、自分のカードを渡そうと取り出したものの、「いや、待てよ！妻の衣料品買うのだったら、妻のカードで良いか！」と妻のカードを渡した。私は、この時点では、妻が買い物を頼んで、妻の衣料品を買いに行くもんだと思い込んでいた。ところが、帰ってきて袋から取り出した物は、子供服ばかりで、妻の物は全くなかった。私は、そこで、ようやく妻が孫に子供服をプレゼントしたのか？と、気が付いた。

　私は、妻がよれよれの下着やパジャマを着ているので、買い替えなければならないとずっと思っていた。ところが、私と妻では洋服に対する趣味の違いが歴然としていて、私が買ってきても喜んで着るとは到底思えない。子供が買ってきたものならば、多少、気に入らなくても、喜んで着るだろうと思い、買い物を頼もうと思っていたところだったので、勝手に自分に都合の良いように思いこんで、妻の衣類を買いに行くもんだと思ってしまったのが間違いだったのだ。

　私のカードを渡さずに、妻のカードを渡したのは大正解だったというわけだ。「えっ、孫にプレゼントするのがもったいない？」。いやいやそういうわけではないのだが、妻が子供に良いカッコしいするのに、私が限りある生活費の中から出して、その支払いのために、生活費を切り詰めるのはどうも納得がいかないだけなのだ。

　妻は、子供をいくつになっても、子供扱いしている。どうもしっくり来ないけど、まあ、そういうものなのかも知れないね！