大阪なおみ、東レパンパシフィックオープンで決勝に進出。順々決勝では少しサーブが不調だったようだが、準決勝では、それも改善され、危なげなく勝ち進んでいる。数日前のテレビで沢松和子さんが「今の調子を維持して入れば、彼女に勝てる人はいないだろう!」と言っていたが、まさしくその通りだと思う。得てしてサーブが速い選手は、守備が今一で、サーブに頼る傾向があるが、彼女の場合は、守備範囲が広く、ストロークも安定していて、強力なリターンを返すことができる。相手は、強烈なサーブに負けて攻撃的なリターンができず、比較的打ちやすい球が帰って来る。それを待ち構えているかのように強烈なストロークで、相手が打ちにくいところを目掛けて返球する。終始、彼女のペースでゲームが展開していくわけで、見ていても安心してみていられる。決勝でも、おそらく勝つだろうし、この先、いくつ勝ち、ランキングを何位にして全豪オープンに出場することになるのか、楽しみだ。4位以内であれば、準決勝まで彼女よりも強い相手とは当たらないことになるので、とても有利に大会に望むことができるように思う。
新年早々に、全豪オープンを制し、その後、全仏オープン、ウィンブルドンと続くことになるが、このうち、いくつ優勝するか?私の予想では、2つくらいは優勝できそうな気がするのだが、それは欲張りというものなのだろうか?