朝から京王八王子駅横で、ジャズバンドが演奏し、我がマンションにまで聞こえてきた。えっ、今日は何だろう?と、思っていたが、少しして首から袋を下げ、ワイングラスを片手に、あるいは袋の中に入れて街を歩く人が目に入ってきた。そうなんだ!サンバンサン八王子だったのかと気づいた。ワイングラスと地図を片手に、ワイン祭りに参加している店を訪ね歩き、色々な種類のワインを飲み比べるという行事なのだ。
私自身は、まだ参加したことはなく、ただ、行き交う人を見ているだけだ。一度やってみたいとは思うものの、もし、私が参加したとしても、何軒も何軒も回ってワインを飲み比べるなんて到底できそうもない。途中で、酔っ払って、ほろ酔い気分になって、喫茶店で休憩しているのが目に浮かぶようだ。
昔、山梨に住んでいた頃、ワインができる時期になると、ワイン祭りがあちこちで行われ、私も連れて行ってもらったことがあった。なんで自分で行かずに、連れて行ってもらったというかというと、ワイン祭りでワインを飲んでしまったら、飲酒運転になってしまい、帰って来れなくなるからだ。そのように用意万端で参加したワイン祭りでも、一か所か二か所でワインを数杯飲んだら、もう、それで十分、それ以上飲む気がしなくなっていた。
同じように、食べ放題という店に入っても、食べるのにすぐに飽きてしまい、もう十分だと思ってしまい、だいたい元が取れない状態で終わってしまう。まあ、根性なしなのだろう、仕方ない、この性分はどうしようもないようだ。諦めよう!