光のみちしるべ ~愛だけが現実~

私たちは皆、神様の子供。
内なる神の分光を輝かせましょう。
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しとりん入院日記(12/8) 天使の大護衛団 -2-

2010年12月09日 06時51分59秒 | スピリチャル

 

私は涙を抑えながら、今度はしとりんの周りにいる天使さんたちに気がつきました。

それはとても可愛くて小さなベビーエンジェルたちでした。

5,6人のベビーエンジェルたちがニコニコ笑いながら寄り添っています。

 

「お腹にいる子は、あなたたちのお友だちなんだね!」

「そうだよ。ボクたちの友だちだよ!光の国からやって来たんだよ」

 

そんな会話をしました。

そして、運転席に目を向けると、

運転手さんと助手席の隊員さんとの間に、もう1人の天使さんが座っていました。

何やらこの天使さんも運転手さんみたいです。

ハンドルは握っていないけど、時折指差し確認しています。

その度に渋滞の道が開かれ、止まることなく走り続けました。

また外にいる天使さんたちに指示を送っています。

後姿しか見えないけれど あたたかな“愛” が伝わってきました。

 

「大丈夫だよ。この救急車は私たちが守っているから」

 

驚いたのは対向車の上にも天使さんたちがいて、

「どうぞ、お先に」と手をふってくれていました。

すべての車の上に天使さんたちがいるのです。

 

私はただただ涙を抑えるので必死でした。

しとりんはずっと目を閉じて安らかな表情でおりました。

すべてをゆだねきった表情でした。

一瞬、空を飛んでいるような錯覚に陥りました。

それほど救急車はゆれることなく滑らかに走っていました。

 

「まもなくN大学病院に到着します」

 

救急隊員の方が知らせてくれました。

前方見ると大学病院の建物が見えました。

最初、「40分ほどかかります」と救急隊員の人はおっしゃっていましたが、

その半分の20分ほどで到着しました。

救急入口玄関前に停車すると、

護衛してくれていた大勢の天使さんたちが、一斉に空に昇って行かれました。

任務を終えたということなのでしょう。

私はちょっとだけ空を見上げ、

 

「ありがとうございました」

 

と感謝の言葉を送り、小さく手をふりました。

 

 

(つづく)