光のみちしるべ ~愛だけが現実~

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しとりん入院日記(12/24) クリスマス・イヴ

2010年12月25日 08時46分35秒 | スピリチャル

 

急いで大学病院に駆けつけると、

しとりんは病棟の1番奥の部屋(個室)に移動していました。

感染の疑いがあるのでほぼ隔離状態でした。

熱は39度まで上がったようでしたが、36度台まで下がったということでした。

 

ナースステーション前で主治医とすれ違い、

そのまま私の前から何も言わず通り過ぎて行こうとされたので、

呼び止めて、「どういう状況なんですか?」と聴きました。

「カテーテル感染の疑いが1番強いですね」

「カテーテル感染!?」

「でも、もうまもなく元の部屋に戻れますから」

そう言うと、主治医はそれ以上の説明をせず足早に去って行きました。

 

奥の部屋に入ると、しとりんは私の顔を見てほっとしたようでした。

昼食が出されていましたが、一口も食べておりませんでした。

そしてIVH(中心静脈栄養)はきれいに抜かれていました。

 ⇒ 

 

どうして感染なんか起きたのだろう?

そういう素朴な疑問には何も説明はありませんでした。

しばらくして、看護師さんが来て

「熱が下がりましたから、もう間もなく元に部屋に移りますね」

と言うとすぐに出て行かれました。

そして、別の看護師さんが来て、身体の清拭をされていきました。

その後、看護助手さんが来て、元の部屋に移動するお手伝いをしてくれました。

 

 

お部屋にクリスマスツリーとスノーマンとサンタさんたちが待っていました。

(私がこっそりとタンスの上に並べました)

「あっ、クリスマスツリーだ」と、ちょっとホッとしたようでした。

「今日はイヴだからね!」

 

しかし、熱が下がったとはいえ、

再びしとりんの体温は上昇しはじめていました。