光のみちしるべ ~愛だけが現実~

私たちは皆、神様の子供。
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しとりん日記(12/15)

2010年12月16日 22時42分10秒 | スピリチャル

 

この日はしとりんにとってイライラすることが起きました。

それは夕方16:10から30分間、入浴する予定が取られました。

そのため中心静脈点滴を一時停止させて、

水が入らないようにすることが必要です。

この入浴はお昼には決まっていました。

 

しかし、16時を過ぎても看護師さんが来ません。

この処置をするのに5分以上かかりますから、

しとりんはとても焦り始めました。

16時6分、とうとう部屋を出てナースステーションまで行きました。

すると担当看護師さんが「お部屋で待っててください」と言って姿を消しました。

「16時40分からは他の患者さんが入るから、

時間通りに入らないと今の私のペースでは間に合わないよ」

と困った表情でした。

 

そして、とうとう16時10分を過ぎてしまい、

どんどん時間が経っていきました。

やっと看護師さんが来た時には16時20分を過ぎていました。

それから処置を素早く行って浴室へ行っても、

もう残り時間は10分ぐらいしかありません。

健康な人間でも衣類の着脱から身体を洗うのに10分では短すぎます。

 

「もう時間がないから今日はやめます」

としとりんは言いました。

看護師さんは責任を感じたのか、

空いている時間を勧めてくれましたが、

「その時間は夕食直前だから、疲れて食べられなくなります」

と辞退しました。

それでも看護師さんはしとりんに何度も勧めて、

1時間後に入ることになりました。

入浴から出てきたらすぐ夕食となりますが、仕方ありません。

「お昼からわかっていることなのに、何で準備してなかったんだろう?」

としとりんは不思議そうでした。

あとから主任さんが来られて、「申し訳ありませんでした」とお詫びに来られました。

 

産科病棟では中心静脈点滴を行う人は少ないので、

この処置方法を知らない看護師さんもいるのです。

事実、今度は夕食後再び点滴をつなぐ処置を、

夜勤の看護師さんがわからず右往左往していました。

中心静脈点滴はきちんと時間のスケジュールが決められており、

流す速度をあげられません。

こうして止めておく時間が長くなると、スケジュールが狂ってきてしまうのです。

ちょっとイライラが募った1日でした。