うれしい言葉

北澤工務店では、１５年くらい前まではベランダの防水層に『塩ビシート防水』を採用していました。ＦＲＰに比べゴム状なので下地に追従しやすいというメリットがある反面、継ぎ目が目立つことや下地材の含水率によって気泡が入ってしまったりします。また経年によるメンテナンスも難しい。

で、今回その塩ビシート防水からＦＲＰ防水にリフォーム。。。とは言ってもそう簡単ではない。躯体はそのままなわけだから多少のゆがみはあるし、勾配もきちんと取らなければならない。今回は面積も広く断熱材も入れたのでなおさらだ。

工事が完了したことを確認するために、防水職人落合君に電話。

『終わったかい？』

『はい。無事に終わりました。』

『で、どだったい出来栄えは？』

『・・・自分で言うのもなんなんですが、、、自分でもびっくりするくらいきれいにできました。下地をきれいに作ってもらったからです。。。云々』

いやーーーー、うれしいではないですか。むちゃくちゃうれしい。

大工棟梁谷さんとは顔を合わせていないんです。この職人同士の阿吽の呼吸というかなんというか。

それを谷さんに報告。

『ひとりでもそうやってわかってくれる人がいると、つくり甲斐がありますよね（笑）』と。

その現場、早く見に行きたくて行きたくて。行ってまいりました。



うううーーん、なるほど、リフォームとは思えないほど。



細かなところも、実によく、美しく納まっていました。

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こんなふうに、全部が全部、チームワークよく、段取りよく、現場が進めばいいのですが、、、、ぼく自身の不手際もあったりして、なかなか完璧は難しいです。

ではまた。

おさむ