テレビを消そう 家からなくそう！

パパ　うらんでも　ひと　ころさへん？
涙を流しながら　保育園の帰りに息子が聞いてきた。
え？どういうこと？　人なんか殺すわけないやん。
ぜったいに？　ころしたらあかんで・・・　うぅぅぅ　（涙）

正月は実家に帰り、久しぶりにのんびりとして子供も思い思いの時間を過ごしていました。
自宅にはないテレビにかじりついては、面白くなさそうなサスペンスなんかも見ていたり、
眠りにつくまでテレビを見ていた息子。
どうやら　それがいけなかったらしい。
話を聞くとテレビの中で殺人シーンとかが映ったのを見てしまい、
普段はあり得ない刺激的な情景とストーリーが頭にこびりついて取れなくなってしまったよう。

何日か経ってから突然、
わすれたいのにまたでてくる～　こわいぃ　と保育園でも家でも一日に何度も涙を流して
怯えてしまって、辛そうに抱き付いてくる。
テレビの影響力の強さと怖さに改めて愕然とする思い。

裏切り　争い　奪い合い、人を不幸に落とし込める構図。
贅沢や消費を誇張して美に持ち上げ　欲を掻き立てる　表現。
これが世の中の標準や基準なんだろうか・・・

テレビが悪いとは言わないけど、やっぱり家にはない方がいいし、
見せる時も色々注意が必要だなと　改めて思いました。

子供がより明るく元気に育ち　自然と協調できる生き方が歩めるよう、
テレビが無くてもできることは色々あるように思います。

今生きているこの瞬間の奇跡に目を開くと、
人生はもっと輝いてきます。

テレビを消して今、この現実を楽しみましょう。