エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

シーズン最後の三段山オフミに参加

2018年03月20日 | 山紀行 (十勝・大雪)
シーズン最後の三段山オフミに参加
HYML恒例 三段山オフミ
18日のみ快晴、多くは三段山頂上踏む・・・
■ 開 催 期 間    2018年3月17日(土)~19日(月) 
■ 参加パターン   Aパターン 2泊3日(17日~19日)  18名
           Bパターン 1泊2日(17日~18日)   9名
           Cパターン 1泊2日(18日~19日)   3名 

★ 賄いに徹して・・・
シーズン中4回開催されるHYMLの冬山懇親会「三段山オフミ」も3月で最後となった。
1月から3回連続Aパターンで参加する事が出来て、すっかり腹はゆるゆるだ!

今回も初日は27名、二日目も21名の参加となる盛況ぶりで大いに賑わった。
特に二日目は朝から快晴に恵まれ参加した多くのメンバーは三段山の頂上を踏み、パウダーを
満喫し皆笑顔で下山したようだった。
しかし、最終日は昨日の天気が嘘かと思う朝から吹雪に変わる・・・。
それでも一部のメンバーは山に登ったが、ほとんどは朝食を食べた後帰宅組に変わってしまった。

初参加で初賄いに手を上げてくれた「くさもちさん」改め「リナさん」は、
オーブントースターを持ち込んで次々におかずのクッキングが始まりデザートも
美味しかった。「私、賄いが好きなんです・・」と本人談。
これはヤバイ!「そんな話をしたら次から永久賄いになっちゃうよ」と先輩から
優しい助言・・・?

二日目の賄いは私。
正直、飲みたいのと登りたいのを少しだけ我慢して、「今回は賄いに徹しよう・・」と臨む?

いつも賄い担当をしてくれた里っちゃんやコージさんへの恩返しが少しでも出来ればと
苦手な賄いに奮闘した!
懇親会でのスピーチタイムでもお二人は「賄い無しで参加したのは始めて・・」
「今回は、ゆっくりと山を楽しみ料理やお酒も飲めて良かった」と話していました。



3/17 一日目夜の懇親会は時間に関係なく自然と始まる・・・

★ 大魔人の手打ちそば争奪戦・・・

3/17 予定されていなかった大魔人の「手打ちそば」サプライズ。
総幹事のinoさんから参加の要請を受けて参加したと言う大魔人。
定番・プロの業「そば打ち」は今回の予定にはなかったそうだが、たまたま白銀荘に来ていた
友人より「お前のそばが食いたい!」と言われそば粉を持参して来たらしい。

元々そば粉の量が少ないのに「大魔人がそばを打っているよ・・・」と広まると飲み会を中断してでも
一階の厨房に駆け付ける参加者たち。遅れ馳せながら私も駆け寄ると茹で上がった蕎麦の争奪戦状態
だった。箸を持ってさぁ私も・・・と思ったらもうそばは無く最初は食べられなかった。
しかし、大魔人の傍にいたら安心。出来上がった蕎麦を私が先に受け取り自分の分と言って確保!
その後皿を渡してゆっくり食べる事が出来た次第だ。

少しでも食べられた事に満足感あり・・・と大魔人に感謝して二階に戻った。





白銀荘厨房で打った蕎麦は早い者勝ちの戦場で修羅場と化す・・・


3/17 宴会はすでに始まっていたがMC役の洋ちゃんがしっかり場を引き締めます・・・


高級日本酒 八海山「純米吟醸しぼりたて原酒・越後で候」は旨い!
★ マザー・テレサのことば・・・
「人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、
                  その人の人生は幸せなものに変わる」



自分の人生の何パーセント生きて来たのかまだ分からない。ただ少なくとも
半分以上過ぎている事に間違いではないだろう。その人生の99%が不幸だったとも言えないし、
まだ最期とも思ってはいないのだが、ある意味仲間たちと飲み交わす癒しの時間が自分にとって
「幸せだなぁ~」と思っているなら自分の人生の幸せは1%以上なんだと思う・・・。

自分でもなんでこの言葉を引用したのか分からないが、これが三段山オフミの感想かも知れない。


【3月18日(日)】

★ 快晴の三段山山行・・・
天気予報とは、少し違い朝から快晴の兆しが読み取れる外の様子だ。
出発は、8:30としていたが早々に準備を終えたメンバーが自主的に先行して出発して行った。
後続組になった私たちも予定より早い出発となりその最後部をゆっくりと歩き始めた。

本当は、三段山の頂上まで登りたかったが「サプライズランチ」で足りないものを買出しする
用事が出来、前島さんと途中で下山する打合せをした上でそれぞれのペースで歩いていた。

同行のメンバーとは、二段目である標高1300m付近で別れて一人下山する事にした。
15㎝前後積もった新雪はパウダーでその下は幾分固い雪面の様だった。滑降にはほとんど
影響なく思いのまま滑り降りて来ると30分と掛からずに白銀荘に着いてしまった。
まだ10時前である。

天気が更に良くなっているのが恨めしかった・・・。
でも、今日は賄いだ!と自分に言い聞かせて前島さんが降りて来るのを待った。



3/18 快晴の朝 白銀荘から出発するメンバーたち・・・


前夜に降った新雪と眩しい太陽の日差しに向かって歩き出す仲間たち・・・


一段目の上を登り切るところ


二段目に登ったところから三段山頂上を望み多くの登山者がピークを目指していた・・


私は一人ここから下山するも仲間たちの多くは頂上を目指した・・・

★ 雪上ジンギスカン・・・
サプライズランチとは、この「雪上ジンギスカン」だった。
以前からこの話はinoさんを筆頭に極一部のメンバーで計画していたが、この快晴の青空を見てしまうと
「大勢で食べた方が楽しいよね。」「そだね~」と言う結論に達し、朝食後に全員にお知らせした次第だ。
そして増えたメンバーは7名、計11名となって準備が始まった。

必要なテーブル、椅子、ガスコンロやフライパン、そしてビールにワインなどの準備と共に
会場設定は、後から下山したinoさんたちで進め、私と前島さんは上富良野市街まで降りて
足りなくなった肉と野菜の買出しを担った。
白銀荘に戻って準備終了! 快晴で暖かく白銀の十勝連山を眺めながら雪上ジンギスカンの
パーティーが始まった。



白銀荘前のキャンプ場で雪上ジンギスカンを決行!


事前の打ち合わせで用意していた焼肉専用のコンロ


本州から参加の4名も急きょ参加


このランチを企てた幹事のinoさんと成さん(右側)


本州ではなかなか味わえない雪上ジンギスカンを堪能する


青空と白い山を背にご機嫌のエミさん


左から私、松ちゃん、エミさん・・・背景は白銀荘 


会場全体はこんな感じ・・・


全体を別な角度から撮ろうと思った瞬間・・・成さんが転けた!


ジンギスカンの締めにオジヤを作った成さんチーム

★ 二日目も盛況な懇親会・・・
二日目の懇親会は、21名で始まるが開始のタイムは不明で明るい時間から始まったのは言うまでもない。
Cパターンで参加の成さんは、サプライズランチメンバーで早朝から到着し三段山へ一緒に登った。
赤ワインさんとマコニャンさんは夕方に到着し、温泉に入ってから懇親会に突入。
恒例のスピーチタイムはMCトミさんにお願いしたが、時々席を外す場面があって流れが止まった。

一日目で撮り忘れた集合写真はなんとか全員で撮れたのでOK。
尽きない話は延々と続き、最終組は24時近くとなるもそこに私が居なかった事が可笑しい・・。

東京方面から参加したNTさんグループ4名は、昨年に続き2回目の参加。
この時期パウダーを求めるなら北海道、飲んで泊まって温泉付きでリーズナブル価格なら癖になる
事間違いなし。三日間大いに楽しみ来年の参加も約束して帰京した。

初参加のマコニャンさんは地元美瑛町在住。
「一番近いのに初参加で申し訳ない」と言っていたが、三段山には毎年一度は登っていると言うから
羨ましい。

懇親会後半でコージさんに依頼していた「大人のリッツパーティー」で二次会的展開へ。
みんなで協力しながらリッツに載せる食材が楽し過ぎた。



二日目(3/18)  21名の集合写真


今夜も酒は旨し・・・


左から一日目の賄い担当「リナさん」、大人のリッツデザートを作ったコージさん、永遠のマドンナ佳っちゃん


左からエミさん、はまなすさん、マコニャンさん


色々なリッツでパーティーが盛り上がる・・・

★ 課題は変わらず「賄い」・・・
毎年、毎回盛況の三段山オフミも今年の開催は3月で終了した。
来シーズンの開催もすでに日程は決まっていてその予約を担当しているのは総幹事のinoさん。
毎年お世話になりっぱなしだが、「来て良かった!」と言っていただけたら自分も嬉しいと話す。

ただ、ずっと課題になっているのが「賄い担当者」が毎回同じ方になると話は続く。
20~30人分の夕食と朝食を準備するのは簡単な事ではないが、みんなで協力しながら担当の
負担を減らしなんとかここまで続いているのが現状。

中には、食事は各自で・・・と言う声もあったが、貸し切り大部屋での懇親会会場に於いて
各自がそれぞれ食事をする光景はどうしても異様に見えてしまうのは私だけだろうか・・・。
そうならない事を念じて来年もまた参加したいと思った。

参加された皆様。お疲れさまでした。また来年会いましょう!