エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

馬追丘陵 長官山(254m)

2018年03月01日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
妻が急きょ休みになって選んだ山・・・
夕張796m峰 ⇒ 馬追丘陵・長官山(254m)
■ 山 行 日    2018年2月28日(水)   日帰り
■ コ ー ス    伏古墓地Bコース~送電線周回ルート
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図 「長沼」「栗山」
■ 三角点・点名   三角点・点名無し
■ コースタイム    登り  45分   下り  35分
<登り>
13:05     伏古墓地駐車場出発 
13:50     長官山頂上

<下り>
14:15     下山開始
14:50     登山口 (



GPSログを元に作成しました・・。

★ 予定は夕張796m峰・・・
28日は仕事だったチーヤンが急きょ休みと知ったのは当日の事・・・。
朝のんびり起きて、今日は昨日登ったオコタンぺ山のブログをゆっくりアップしようと予定していた。
しかし、上さんも休みであればそうもしておれず快晴の空を見てソワソワ山を選ぶことになった。
かと言ってのんびり起きたものだからもう9時を回っていて近場限定となる。

頭に浮かんだのは1月末に単独で登った夕張の「796m峰」だ。
ここならチーヤンも未踏だし登山口まで1時間と掛からない。登行時間を考慮してもまだ行けると
決定した。そして、10:30自宅を出て11:20に登山口となる明石橋P帯に着いた。
ところが、出発準備を始めると・・・
突然の吹雪
雪も風も半端なく最悪の状態になってしまった・・・。
さすがにこんな状況では登る気になれず敢え無く中止。
ただ、せっかく来たので他の山を探す事になった。

迷ったときの里山・・・馬追丘陵の長官山に行くか!と即決し走り始める。

新夕張の街を過ぎたら頃、再び快晴となる皮肉。でも長官山のある長沼スキー場に急いだ。
ルートは、スキー場横の道路からレーダー塔を経由する一般的な登山道コースだったが
スキー場まで来てこのルートを考え直した。


★ 伏古墓地コース・・・
馬追丘陵の遊歩道コースの中で唯一歩いていないのが「伏古墓地コース」と
思い出し、変更の変更で行って見る事にした。
スキー場からは一端マオイゴルフ場をぐるっと回り込む形で伏古墓地に着く。
駐車帯は車3台が限界の除雪状態。すでに先行者と思われる車が1台駐車していた。

準備をして13:05の遅い出発だったが、暑いくらいの快晴で見知らぬコースにテンションは高い。
ここは、馬追丘陵の遊歩道Bコースの出発点で長官山まで1600mの案内板があった。

コース上には所々案内板が設置されているので迷う事はないと思う。
天気が良過ぎて少しずつ雪が腐り始めシールに雪が付くようになって来た。
お陰で急斜度の登りも直登出来、登頂まで楽が出来たが、このコースをスキーで降りる事を
考えるとちょっと技術が必要になりそうだ。



伏古墓地内にある小さな駐車スペースに駐車し出発する・・・


スノーシューと思われる先行者のトレースがくっきりとコース上に付いていた。


樹林帯の中の遊歩道と思われるコースにスノーシューのトレースが続く


快晴の中、気持ちの良い散策コース


少しずつ高度を上げて標高点173付近を撮る


頂上直下、最後の登り・・・


展望台のある頂上に到着


昨年の6月以来の再訪です


6回目の登頂も2月は始めて・・・


頂上から望む栗山町方面


頂上から望む長沼や札幌方面の景色

★ 周回ルートを選択・・・
登ってみれば僅か45分で頂上だった。
物足りなさもあったが、初コースを登れただけで満足だった。
先行者に途中で会えるかな?と少し期待していたが、頂上には誰も居なかった。
踏み跡を見るとスキー場コース側へ降りていてその後送電線ルートを辿ったと後で分かる。
私たちも未知のルートだったので偵察を含めて送電線ルートを辿ってみる事にした。
上手く行けば、途中から遊歩道と合流し周回する形になるので面白そうだった。

送電線下の尾根上は狭いながらもそれなりにスキーを滑らせて楽しかったが、どんどん
降りて行って最後は崖のような急斜面で沢まで降りるルートだった。
スノーシューなら問題なくトレースもしっかり付いているのだが、スキーで降りるには
急過ぎた。それでも別の斜面を選び半ば強引に沢までスキーで降りた。

沢を挟んだ向かい側の斜面を登れば、往路で使った遊歩道のある場所。
シールを剥がしたスキーでは登れないのでシートラのツボ足でひと汗掻く。

遊歩道と合流するとすぐに墓地だった。

スキーを楽しむBC向きではないが、往路の往復ならそれなりにスキーでも
可能であると分かった山行だった。ここなら孫たちを連れて登る距離だし冬の景色も
楽しめる良いコースかもと次の機会に期待する事にしよう。



送電線下の尾根ルートから沢に降りるとは誤算だった・・


沢からスキーを脱ぎツボ足で登り返し登りの遊歩道に合流する・・


登り返しの時間や距離は短いがスキー向きのルートではなかった・・