新スノーシューお試し登山・・・
夕張山系 人 漁 山 (にんりょうやま)(487m)
■ 山 行 日 2020年12月26日(土) 日帰り 曇り~吹雪
■ ル ー ト 十三里林道~南東尾根と南尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №40
■ 登 山 形 態 スノーシュー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「十三里」「紅葉山」
■ 三角点・点名 四等三角点 点名「人漁山 ニンリョウヤマ」
■ コースタイム 登り 2時間30分 下り 1時間05分
<登り>
10:35 登山口(十三里林道出合)
12:35 P446付近
13:05 人漁山(487m)頂上
<下り>
13:18 下山開始
14:00 十三里林道出合
14:23 登山口
GPSログを元に地形図に移行したものです・・・地形図は140%図
★ 11年ぶり2回目の再訪・・・
1月に予定されているHYMLの第2回スキーキャンプにお忍びでお邪魔するつもりだ。それはスクールの内容
と参加者に逢いたい方がいた事がお邪魔の理由である。午後からのスクールは実践訓練とあり、朝里岳までのB
Cで下りは、GTR斜面を滑降するというものだった。我流で覚えた私のスキーレベルはもう修正出来るとは思
えず、スクールの参加を諦めたが、勝手に冷やかしに行く分にはお叱りは無いものと思っている・・。
とは言え、朝里岳GTRとはなんぞや?と調べてみると、なかなか面白そうなBCルートと分かる。朝里岳自体
は、登頂済みではあるが、当時ホワイトアウトで酷い写真が今も唯一残っているだけ・・・なので天気の良い時
の写真が撮りたいと言う思いはずっとあり、気になる山でもあった。
そこで下見を兼ねて夫婦で朝里岳にももう一度登り、GTRも試してみたいと計画したのが今日だった・・・。
いつもながら前置きが、長いのは勘弁・・。
ギリギリ待つも、国際スキー場&朝里岳は悪天候のため諦めて「人漁山」に決まったプロローグを言いたかった。
にんりょうやまと読むが、個人的には「にんぎょやま」と呼びたい不思議と心に残る山名である。11年前の2
009年2月、HYMLに入会してすぐの山行だった。あの時は北側からだったが、今回は南側からルートを取
って見た。
登山口となる十三里林道出合に駐車する・・・
「夕張11」と書かれた道東自動車道の下のトンネルを潜り、再び林道が続く・・・
★ 新スノーシューお試し登山・・・
去る12月6日の事。いわみざわ公園~萩の山までスノーシューを履いてハイクを楽しんでいた時、突然スノ
ーシューが破損し、使えなくなった。破損状況から劣化による破損と分かり帰宅してから購入日を調べて見た
ら13年前だった。毎年の使用頻度はそれほど多い訳では無いが、13年間壊れずに使えた事に感謝したい程
で「いままでありがとう・・」と大事に持ち帰った。メーカーに問い合せて修理の見積もりを聞くと、片足だ
けで1万円以上掛かると分かり修理を断念した。
冬の登山では必須の装備であるので、早々札幌の専門店に出向き購入する事にした。
色々悩んだが、下の写真のスノーシューをゲットした!
<メーカーの言う特徴>
あらゆる地形に対応するMSRスノーシューのフラッグシップシリーズです。
外周を取り囲む板状の360°トラクションフレームと2本のクロスメンバーが優れたグリップ力と剛性を発揮し、
丈夫でしなやかなデッキが地形に追従。
急斜面の登りやスノーシューが苦手とするトラバース時にもしっかりと雪面を捉えます。
ライトニングデッキと新しいパラゴンバインディングを組み合わせたMSRスノーシューのフラッグシップ。
なだらかな丘陵から森林限界を越える山頂まで、あらゆる地形に適応します。
MSRのライトニングアッセントである・・・
★ ルート・・・
今回のルートは、地形図と睨めっこして独自に決めたルートだった。
人漁山の東側にある林道(十三里林道)を利用しながら一つは、山頂東側まで林道を利用し東斜面から登頂する
案ともう一つは、現地の状況を見ながら地形図の326付近から446まで東尾根を使い446から南尾根を
利用する案を頭に描きながら出発した。
地形図に載っているJR十三里駅は、現在廃止(2016.3.26)されて駅は存在しないので注意。
旧駅から700mほど手前に踏切があり、渡ってすぐ左折する。50~60mで林道の出合となるが、車両は
通行止めの林道でゲートがあり施錠されている。出合に丁度1台分の駐車スペースがあったので駐車しここを
登山口とした。
十三里林道は、国有林内の「事業専用」と書かれた看板があり、積もった雪には大型車と思われるタイヤ痕が
あったので、平日山行なら注意が必要かも知れない・・。
途中でスノーシューを履き林道を登って行くと地形図に無い林道の分岐に出合う。(地形図を参照)
林道はしっかりしたもので、その方向が446を向いていた。もしかしたら?と期待して十三里林道からこち
らに乗り換えた。100mほど歩くと大きな土場跡がありその先の林道は廃道化して笹が生い茂る林道で続い
ていた。幸い積雪は40~50㎝あるお陰で、藪漕ぎのイメージではなかった。
少し進んでは、GPSで現在地を確認しながらだから時間は掛かったと思うが、少しずつ446が近くなると
テンションは上がって来る。林道と言うか作業道は時に不明瞭となり一見笹原になってしまうが、よく見ると
別な作業道跡らしく形状を見付けその方向を見極める・・・。いわゆるルートファインディングをしながら、
進む道は自由自在だ。
446手前の東斜面は、少し急登で笹も深いが積雪がある分なんとかスノーシューで登る事が出来た。
446の尾根に出た時は、「これで登頂出来る」と確信したが、すでに2時間も経っていた。
この尾根は、人漁山の南尾根となり痩せてはいるが高低差がほとんどなく歩き易かった。最後の30m程の登
りはあるが、気になるほどではない。
そして、13:05 2時間半掛かって登頂し再訪を果たした。
十三里林道と大型車のトレース痕を歩く・・・
時に不明瞭な道となるも、作業道跡であることは判断出来る・・・
もう446方向が確実となった斜面なので、不安なく登って行く・・・
446のある南尾根を歩く
人漁山、最後の登りだ・・・
★ 再訪・・・
天気予報通り午後から雪とあったが、降って来た頃に登頂出来た。
四等三角点・点名が「人漁山」である。山頂手前のダケカンバには、11年前と同じように採られた「カバノ
アナタケ」(キノコです) がそのままあった。そして標石を掘り出そうと思ったが見つけられず諦める。
吹雪いて来たので写真だけ撮って下山する事にしたが、西側の尾根に新しいピンテを発見し驚いた。
11年前の登頂した記憶はほとんど無いが、ここに2009年2月の初登頂記録も紹介しておこう。
2009年の人漁山← はこちらをクリック
人漁山(487m) 2度目の登頂
山頂に立つダケカンバに生る「カバノアナタケ」きれいに採られた後です・・・
深く残したトレースのお陰で下りは安心だった・・・吹雪いていたので足早に下山する
十三里林道に出合い一安心・・・
スノーシューでも下りは早いもので、良い訓練になりましたぁ~
トンネルの上は、高速道路です・・・
夕張山系 人 漁 山 (にんりょうやま)(487m)
■ 山 行 日 2020年12月26日(土) 日帰り 曇り~吹雪
■ ル ー ト 十三里林道~南東尾根と南尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №40
■ 登 山 形 態 スノーシュー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「十三里」「紅葉山」
■ 三角点・点名 四等三角点 点名「人漁山 ニンリョウヤマ」
■ コースタイム 登り 2時間30分 下り 1時間05分
<登り>
10:35 登山口(十三里林道出合)
12:35 P446付近
13:05 人漁山(487m)頂上
<下り>
13:18 下山開始
14:00 十三里林道出合
14:23 登山口
GPSログを元に地形図に移行したものです・・・地形図は140%図
★ 11年ぶり2回目の再訪・・・
1月に予定されているHYMLの第2回スキーキャンプにお忍びでお邪魔するつもりだ。それはスクールの内容
と参加者に逢いたい方がいた事がお邪魔の理由である。午後からのスクールは実践訓練とあり、朝里岳までのB
Cで下りは、GTR斜面を滑降するというものだった。我流で覚えた私のスキーレベルはもう修正出来るとは思
えず、スクールの参加を諦めたが、勝手に冷やかしに行く分にはお叱りは無いものと思っている・・。
とは言え、朝里岳GTRとはなんぞや?と調べてみると、なかなか面白そうなBCルートと分かる。朝里岳自体
は、登頂済みではあるが、当時ホワイトアウトで酷い写真が今も唯一残っているだけ・・・なので天気の良い時
の写真が撮りたいと言う思いはずっとあり、気になる山でもあった。
そこで下見を兼ねて夫婦で朝里岳にももう一度登り、GTRも試してみたいと計画したのが今日だった・・・。
いつもながら前置きが、長いのは勘弁・・。
ギリギリ待つも、国際スキー場&朝里岳は悪天候のため諦めて「人漁山」に決まったプロローグを言いたかった。
にんりょうやまと読むが、個人的には「にんぎょやま」と呼びたい不思議と心に残る山名である。11年前の2
009年2月、HYMLに入会してすぐの山行だった。あの時は北側からだったが、今回は南側からルートを取
って見た。
登山口となる十三里林道出合に駐車する・・・
「夕張11」と書かれた道東自動車道の下のトンネルを潜り、再び林道が続く・・・
★ 新スノーシューお試し登山・・・
去る12月6日の事。いわみざわ公園~萩の山までスノーシューを履いてハイクを楽しんでいた時、突然スノ
ーシューが破損し、使えなくなった。破損状況から劣化による破損と分かり帰宅してから購入日を調べて見た
ら13年前だった。毎年の使用頻度はそれほど多い訳では無いが、13年間壊れずに使えた事に感謝したい程
で「いままでありがとう・・」と大事に持ち帰った。メーカーに問い合せて修理の見積もりを聞くと、片足だ
けで1万円以上掛かると分かり修理を断念した。
冬の登山では必須の装備であるので、早々札幌の専門店に出向き購入する事にした。
色々悩んだが、下の写真のスノーシューをゲットした!
<メーカーの言う特徴>
あらゆる地形に対応するMSRスノーシューのフラッグシップシリーズです。
外周を取り囲む板状の360°トラクションフレームと2本のクロスメンバーが優れたグリップ力と剛性を発揮し、
丈夫でしなやかなデッキが地形に追従。
急斜面の登りやスノーシューが苦手とするトラバース時にもしっかりと雪面を捉えます。
ライトニングデッキと新しいパラゴンバインディングを組み合わせたMSRスノーシューのフラッグシップ。
なだらかな丘陵から森林限界を越える山頂まで、あらゆる地形に適応します。
MSRのライトニングアッセントである・・・
★ ルート・・・
今回のルートは、地形図と睨めっこして独自に決めたルートだった。
人漁山の東側にある林道(十三里林道)を利用しながら一つは、山頂東側まで林道を利用し東斜面から登頂する
案ともう一つは、現地の状況を見ながら地形図の326付近から446まで東尾根を使い446から南尾根を
利用する案を頭に描きながら出発した。
地形図に載っているJR十三里駅は、現在廃止(2016.3.26)されて駅は存在しないので注意。
旧駅から700mほど手前に踏切があり、渡ってすぐ左折する。50~60mで林道の出合となるが、車両は
通行止めの林道でゲートがあり施錠されている。出合に丁度1台分の駐車スペースがあったので駐車しここを
登山口とした。
十三里林道は、国有林内の「事業専用」と書かれた看板があり、積もった雪には大型車と思われるタイヤ痕が
あったので、平日山行なら注意が必要かも知れない・・。
途中でスノーシューを履き林道を登って行くと地形図に無い林道の分岐に出合う。(地形図を参照)
林道はしっかりしたもので、その方向が446を向いていた。もしかしたら?と期待して十三里林道からこち
らに乗り換えた。100mほど歩くと大きな土場跡がありその先の林道は廃道化して笹が生い茂る林道で続い
ていた。幸い積雪は40~50㎝あるお陰で、藪漕ぎのイメージではなかった。
少し進んでは、GPSで現在地を確認しながらだから時間は掛かったと思うが、少しずつ446が近くなると
テンションは上がって来る。林道と言うか作業道は時に不明瞭となり一見笹原になってしまうが、よく見ると
別な作業道跡らしく形状を見付けその方向を見極める・・・。いわゆるルートファインディングをしながら、
進む道は自由自在だ。
446手前の東斜面は、少し急登で笹も深いが積雪がある分なんとかスノーシューで登る事が出来た。
446の尾根に出た時は、「これで登頂出来る」と確信したが、すでに2時間も経っていた。
この尾根は、人漁山の南尾根となり痩せてはいるが高低差がほとんどなく歩き易かった。最後の30m程の登
りはあるが、気になるほどではない。
そして、13:05 2時間半掛かって登頂し再訪を果たした。
十三里林道と大型車のトレース痕を歩く・・・
時に不明瞭な道となるも、作業道跡であることは判断出来る・・・
もう446方向が確実となった斜面なので、不安なく登って行く・・・
446のある南尾根を歩く
人漁山、最後の登りだ・・・
★ 再訪・・・
天気予報通り午後から雪とあったが、降って来た頃に登頂出来た。
四等三角点・点名が「人漁山」である。山頂手前のダケカンバには、11年前と同じように採られた「カバノ
アナタケ」(キノコです) がそのままあった。そして標石を掘り出そうと思ったが見つけられず諦める。
吹雪いて来たので写真だけ撮って下山する事にしたが、西側の尾根に新しいピンテを発見し驚いた。
11年前の登頂した記憶はほとんど無いが、ここに2009年2月の初登頂記録も紹介しておこう。
2009年の人漁山← はこちらをクリック
人漁山(487m) 2度目の登頂
山頂に立つダケカンバに生る「カバノアナタケ」きれいに採られた後です・・・
深く残したトレースのお陰で下りは安心だった・・・吹雪いていたので足早に下山する
十三里林道に出合い一安心・・・
スノーシューでも下りは早いもので、良い訓練になりましたぁ~
トンネルの上は、高速道路です・・・
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