エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

旧かもいスキー場・神威岳(467m)でBC・・・

2020年01月20日 | 山紀行 (増毛・夕張・芦別)
2019.2閉鎖した、かもいスキー場
山友のBC練習に選んだ神威岳(かもいだけ) (467m)
■ 山 行 日    2020年1月19日(日)  日帰り
■ コ ー ス    旧かもい岳スキー場
■ メ ン バ ー     トモさん、akikoさん、エバ夫婦 (夫婦登山 №3) 
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図 「滝川」「赤平」
■ 三角点・点名   三等三角点 点名「神威岳 カモイダケ」
■ コースタイム   全行程概ね 5時間


GPSログを元に地形図に移行したBCルート図です・・・

★ かもい岳スキー場・・・
山友のトモさんからBC初心者のakikoさんとスキーの練習をしたいので一緒に行きませ
んか?とのお誘いを受けて夫婦で参加する事になった旧かもい岳スキー場。
旧と付くから今は営業していないスキー場だろうが、行った事がなかったのでWeb検索
して見た。

場所は、歌志内市で昨年の2月末に経営破綻により閉鎖されたスキー場だった。スキー
場の頂上は神威岳(467m)で、道内では珍しい東西にセンターハウスと8つのコース
を持つ空知管内屈指の規模を誇っていた。1961年に市営スキー場としてオープンし
アルペン競技大会も盛んに行われ、かもい岳スキーレーシングチーム創立から清澤恵美
子や平昌オリンピックに出場した石井智也らを輩出したスキー場としても有名らしい。
しかし、2008年頃から利用者が激減し、2017年には経営破綻状態となり201
9年2月末をもって閉鎖となっていた。

少しだけ予備知識を得て、現地に向かう事が出来た。


★ 立派な施設も寂しく放置・・・
自宅から丁度2時間でスキー場に到着した。
温泉施設もある立派な建物とスキー場のセンターハウスと呼ばれている施設も立派だっ
たが、人影も無く閉鎖され放置状態だった。リフトのイスもそのままでなんとももった
いないスキー場を見上げてしまった。施設の周りは除雪もされていないので駐車場には
入る事が出来ない。しかし、一般道の除雪された道路脇には少しだけ駐車スペースがあ
り、トモさんと合流後そこに駐車する。

ここも例外なく雪不足でコースを見上げただけで雑草があちこちに見えていた。仮に営
業しているスキー場だったとしてもオープンは微妙な状態だったかも知れない印象であ
る。それでもBCを楽しんだと思われるスキーのトレースがコース上に沢山残っていた
ので少し安心し、予定通り練習を開始する事になった。



雑草だらけの東側コースを登り始める・・・


コース中腹のトモさんとakikoさん・・下に閉鎖されたセンターハウスが見える


BC初心者のakikoさん、頑張っています・・・

★ 出会いを大切に・・・
誘ってくれたトモさんとakikoさん、そして私とは共通点がある。
それは、三人とも札幌登山道整備隊(STST)の隊員であり、HYMLの会員だった。
つい先週のHYML三段山オフミには、私からakikoさんを誘ってBCの面白さや仲間と
の楽しい歓談や料理の事も知って欲しかった。快く参加してくれて嬉しかったし、パウ
ダー体験と三段山ピークにも登る事が出来て「楽しかった」と言ってくれたので、お誘
いして良かったと思った。BCはまだ初心者ではあるが、高額の山スキーセットを買い
揃え冬山の装備も整える気合を感じる熱の入りようだから期待も大きい。
一方、トモさんとは何度かBCでご一緒する事があり、一昨年の三段山オフミにも参加
して親睦を深めたところである。トモさんとは歳が一緒ということもあり気心知れたお
付合いが今後も続けられたらと思っている。そんなお二人との出会いを大切に山仲間と
して互いに切磋琢磨出来たら嬉しい・・・。
チーヤンにも紹介したかったので、一緒に出掛ける事にした。



もうすぐコース頂上へ


登って来た東コースを見下ろす・・・

★ かもい岳(467m)初登頂・・・
登り始めて約70分でスキー場のリフト頂上に着く。
三角点がある事を事前に調べていたので、探すとすぐに判って石を掘り出して見た。
山頂標識は無いが、三角点を前にして初登頂の記念写真を撮った・・(下の写真)



スキー場頂上にある神威岳の三等三角点を掘り出す・・・


神威岳(467m)初登頂の4人で記念撮影・・・


稼働が停止したままの西コースのリフト

★ BC練習・・・
BC練習と言っても特別な事をするわけではない。単に山スキーで山を登り頂上からシ
ールを外してスキーを楽しみ、下では再びシールを付けて登り返す・・を繰り返すだけ
である。それでも初心者からすれば一つ一つの作業に慣れていなかったり、靴やビンデ
ィング操作にも時間が掛かるものである。
まぁ「慣れる事こそ上達への早道・・」なので、こうした低山での登行がほど良い練習
になったと思っている。

まずは頂上から西側のコースを滑り降りたが、草が顔を出す雪不足と急斜面もあって楽
しいコースとは言えなかったが、快晴の天候に恵まれて良い汗を掻いたBCだった。
登り返して再び頂上に着いたとき、展望台に登ったり眺望を楽しんだりして最後の滑降
となった。
降りてしまえばあっという間なのだが、akikoさんにはどうだったのだろう・・・?



頂上展望台から眺望を楽しむ・・・


三角の屋根は、東コースのセンターハウスとその先は歌志内市街地を展望する


コース頂上にて




チーヤンも今年初のスキーでした・・・


コース内に残った僅かなパウダーを選んで楽しく下りて来る


本日の指導員トモさんのスキーは流石である・・・


BCは初心者もスキーの技術は中級クラス・・・


akikoさんのスキーも美しい・・・

★ 締めのランチタイム・・・
トモさんのおもてなし・・・
山行の時に必ず用意してくれる「棒ラーメン」、クッカーから器、箸、ガスストーブそし
て野菜まで準備する手際の良さにいつも感心している。
ポカポカ天気で気持ち良く、棒ラーメンが五臓六腑に染み渡った美味しいランチでした。



野菜もたっぷり入った棒ラーメン


リーダートモ~シェフトモに変身した・・・


たまには被写体・・・いただきま~す!


立食パーティー、ごちそうさまでした!

帰りは、チロルの湯で汗を流し解散しました。
トモさん、akikoさんお疲れ様でしたぁ~。


※ 2/2 ようやくアップ終了しました・・・




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