病院と,それから看護婦さんたちと (昔日回想)

2008年04月30日 | 日々のアブク
 遙か昔の少年時代,「病院」というものは私にとって大変身近な存在であった。  別にビンボー自慢をするわけではないが,子供の頃の我が家は誰憚るところなく貧しい家庭だった。衣食住についていえば,住まいはオンボロの借家,日々のパンはかろうじて供されていたものの,着るものときたらほとんど古着のようなものばかり。特に三男坊の私など全て兄たちの「お下がり」ばかりだった(古着の古着の,そのまた古着!) 家のな . . . 本文を読む